情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

TeXインストーラでインストールしたソフトウェア一式をアンインストールする方法(2014年3月版)

GSView (2) Ghostscript (2) LaTeX (24) WinShell (11) Windows (485) dviout (1) アンインストール (1)

TeXインストーラでインストールされるソフトウェア一式のアンインストール方法を作業順にメモしておきます。検証した環境はWindows 7 64bit・Windows 8.1 64bitです。2014年3月5日、最新の内容へ更新しました

そもそもインストールする方法は?

インストール方法については、以下の記事で解説しています。

それでは、以下、アンインストールの方法を紹介します。

Ghostscriptのアンインストール

「コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能」を開いて、「GPL Ghostscript」を右クリックして「アンインストール」を選択→「Uninstall」「Close」と進めてアンインストール完了です。ただし、「C:\Program Files (x86)\gs\gs9.05\gs905w32full-gpl.diff」が残るので、気になる場合は「C:\Program Files (x86)\gs\」フォルダを手動で消してください。

(C:\Program Files (x86)\gs\gs9.05\)

GSviewのアンインストール

そのまま「プログラムと機能」で、「GSview 5.0」を右クリックして「アンインストールと変更」を選択→「Uninstall」「Exit」と進めてアンインストール完了です。ただし、「C:\Program Files (x86)\Ghostgum\gsview\uninstgs.exe」が削除されずに残るので、気になる場合は「C:\Program Files (x86)\Ghostgum\」フォルダを手動で消してください。

(C:\Program Files (x86)\Ghostgum)

WinShellのアンインストール

WinShellも「プログラムと機能」で、「WinShell」を右クリックして「アンインストール」を選択→「はい」「OK」でアンインストール完了です。

プログラムと機能からアンインストールできるのはここまで。

dviout for Windowsのアンインストール

dviout for Windowsを起動(スタート>すべてのプログラム>dviout>dviout for Windows)して、「Option>Uninstall」を選択→「OK」「OK」「OK」でアンインストール完了です。

実はdvioutのファイル自体は削除されず、プログラム登録が削除されるのみのようですが、次の「W32TeX本体などのアンインストール」でまとめて削除されるので問題ありません。

W32TeX本体などのアンインストール

W32TeX本体・ispell・jsclasses・TeXworks・xy-pic・dvioutは、すべて「C:\w32tex」にあるので、そのまま「w32tex」フォルダを削除してアンインストール完了です。TeXインストーラでインストールした場合は、インストーラがダウンロードしたファイルもこの中にあるので、それの削除も同時に完了します。

TeXインストーラ本体のアンインストール

TeXインストーラを保存しているフォルダごと削除してアンインストール完了です。

環境変数の修復

最後に、環境変数の設定を元に戻します。環境変数を気にしない人はそのままで良いと思います。

システムのプロパティ>詳細設定>環境変数>システム環境変数>Path」を選択して「編集」から、「C:\w32tex\bin;C:\Program Files (x86)\gs\gs9.05\bin;C:\Program Files (x86)\gs\gs9.05\lib;」の部分を削除して「OK」。

最後に、「ユーザ環境変数」にある「HOME:C:\Users\(ユーザ名)」を「削除(値が違ったら他のソフトと衝突している可能性もあるので、これはそのままのほうがいいかも

OK」「OK」で環境変数の修復も完了です。

以上でTeXインストーラでインストールしたソフトウェア一式のアンインストールが完了しました。

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