情報科学屋さんを目指す人のメモ

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Eclipseのショートカットキー設定ファイルの場所メモ

Eclipse (60) ショートカットキー (9)

Eclipseのショートカットキーが保存されている場所と、どうしてそんなものを調べたのかをメモしておきます(Eclipse 3.7 Indigo)。

調べ方

調べ方は単純で、EclipseからKeysの設定を変更して、最近変更されたファイルをチェックしただけです。

ショートカットキー設定ファイル

ファイル名は「org.eclipse.ui.workbench.prefs」で、「workspace\.metadata\.plugins\org.eclipse.core.runtime」フォルダに存在しています。

このファイルでは次のような形式でショートカットキーの設定が保存されています

<keyBinding commandId\="org.eclipse.jdt.ui.edit.text.java.open.implementation" contextId\="org.eclipse.jdt.ui.javaEditorScope" keyConfigurationId\="org.eclipse.ui.defaultAcceleratorConfiguration" keySequence\="ALT+I"/>

この例では、「org.eclipse.jdt.ui.javaEditorScope(Editing Java Source Code)」がショートカットキーが有効になる状況を表しており、「org.eclipse.jdt.ui.edit.text.java.open.implementation(Open Implementation)」というコマンドがショートカットキー「Alt+I」に設定されています。

どうして調べたのか

こんなことを調べたのは、ショートカットキーを設定した際に「Conflicts」に「Undefined Command」というコマンドが表示されたのにもかかわらず、その「Undefined Command」を解除・削除できない状態になってしまったからです。

GUIから設定を変更できなかったので、設定ファイルそのものをチェック・編集しようとしたわけです。

調べてみると「Alt+I」に設定されているコマンドが2つあり、1つが前掲したもので、もう一つがこちらでした。

<keyBinding commandId\="dk.kamstruplinnet.implementors.ui.goto.implementor.action.key" contextId\="org.eclipse.jdt.ui.javaEditorScope" keyConfigurationId\="org.eclipse.ui.defaultAcceleratorConfiguration" keySequence\="ALT+I"/>

ここでは、同じ環境・キーの組合せに対して「dk.kamstruplinnet.implementors.ui.goto.implementor.action.key」が割り当てられていました。これは、以前使っていたCallHierarchyを表示するためのプラグイン向けの設定だったようで、プラグインが既に無いため、該当クラスが発見できず、「Undefined Command」となってしまっていたようです。

そのため、該当の設定部分を削除することで、無事衝突が無くなりました。

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