LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

絶対広まらないと思った「LINEは50年前からあった」の噂が広まることについて考えてみる

LINE (1015)

絶対広まらないと思っていた噂が微妙に広まっているようです。今後大きく広まることもないとは思います(信じています)が、共有しておきます。なんというか、LINEで噂が広まる土壌を知る機会だと思ったので。

※末尾に書いてある「所感」が本体です

「LINEスペシャル会員」の噂

噂の内容は以下の通りです。正直、それほどは広まっていません。ただ、今までの噂のさらに上を行く内容のひどさに、少しでも広まっていることが信じられません。

さっき、LINE公式アカウントからメッセージきたんだけど…。
実は…LINEわ50年前からあったそうです。
今日で作られてから50年という事で、このタイムラインを回すだけで、LINEスペシャル会員になれます

会員になると、できる事
1無料でテレビ電話が出来る。
2LINEでの通信が他の人より早くなる。
3隠し機能が使えるようになる。
4友だちのいる場所がわかるようになる。
5友だちが誰とLINEしてるか、わかるようになる。

スペシャル会員になるために回しましょう!

本当?→嘘です

「そんなことわかるだろ」と思う人もいるでしょうが、公式アカウントに問い合わせている人も複数居るので確認の意味を込めて明記します。この噂はデマです

50年前にLINEはありませんでした

デマを回してしまわないための心がけ

とても簡単な対策ですが、一般的に「回したら」「回してください」という文言があった時点で疑ってください。「発信元・情報源」を確認できなければ、それでも「本当だ」という情報源が出てこない限り暫定的に「嘘」だと思ってください。そして、そのまま「嘘」を回してしまわないように気を付けてください。基本的に「回す」という行為にもっと消極的になってください(内容の吟味はよくよく考えてみるととても難しいので)。全員でなくても、一部の人がほんのちょっと「回す」ことに消極的になるだけで、格段に拡散は弱くなるはずです。

こういうデマが発生するたびに少しずつこういう考え方が広まればなぁ、と思います。

興味深い反応

これに対して「ほんとかなぁ」と思っている人が居る時点で興味深いのですが、「友だちのいる場所と友だちが誰とトークしてるのかわかるとかストーカー行為じゃん」と、本気だか冗談だか分からないようなつっこみもあり、いつも以上に考えさせられます。

「そんなことも分からない人は使うな」なんて突っ込みも聞こえてくるタイプのお話ですが、そういう人たちを無視せずにいろいろと考えていきたいですね、ということで、「デマだよ」情報をここに設置しておきます。

その他の最近の噂

所感

ユーザーの幅の広さというか、こういう人たちを想定して、セキュリティなり個人情報保護なりを考えていかないといけないんだな、ってつくづく思います(特別そういう立場ではありませんが)。こういう人たちから目をそらさずに、教育するなり、そういう人たちが使っても極力安全になるようなシステムをどうしたら作れるのかを真剣に考えていって欲しいな、と思います。

たとえば、LINEで広まっているチェーンメール的な噂では、「ツールは変わっても、広まるのは一緒なんだな」と言われました。たしかにそうなのですが、どちらかといえば、「ツールは新しくなったのに、どうしてこんなにもチェーンメール的な噂は回されてしまうのか/拡散可能なのか」「新しいツールに、どうして防ぐ仕組みがないのか」「防ぐ仕組みはあるものの、機能していないのか、機能した結果これだけの広まりで済んでいるのか」あたりに向かってどうして話が広がらないんだろう、と思ってしまいます。どうしても、"IT系"に詳しい(専門でない一般の)人たちの中に「そういう分からない人たちは放っておけ」という空気があるような気がして、残念な気分です。直接サービスやユーザと関わっていたり、それらを専門にしている人たちは違うんだろうな、とは思いますが。

いかに詳しくないユーザに理解して利用してもらうか、どうすれば理解が足りなくても安全に利用してもらえるか。こっち方向に考えを進めるの、好きだなぁ。。。ということで、今後もこういうユーザ向けの情報を掲載していきたいと思います。

案を要求された気がしたので追記:LINEタイムラインでのデマ拡散に対して運営が対応するとしたら…

「検閲」と言われない範囲、特に現在の運営が監視している権限で実現できる範囲(最重要)でLINEタイムラインの機能を改造してデマ拡散を減らしてみようと考えてみる。もちろん、「タイムライン」という機能の使い方を変えててしまわない方法で。

ここで紹介する案は、タイムライン機能を知らないと分からなかったり、勘違いするかも知れない(Twitterとは大きく異なる)。デマ拡散を減らしたほうがいい理由はこちら→「危険なURLの拡散に悪用される可能性」「アカウント収集→スパム行為に悪用される可能性

対策案1:単純なNGワード

一番単純なのは、「回して」「死」「呪」などの、噂に良く含まれるワードをNGワードしてフィルタしてしまうこと。ただ、これだと検閲と言われかねない気もするし、現在のLINEの「許可がなければ読まない」スタイルが崩れるので奥の手に近い。ただし、現在でもスパム防止目的で「同じ内容をたくさんの人に送信する行為」は自動検出され、アカウント停止する仕組みが動いている(間違えBAN多すぎ)ようなので、人間が読まない機械的な処置の範囲と考えれば現状維持ということでセーフかもしれない(人間が読むにしても処理しきれないが)。

仮にここまで許すとしても、LINEユーザがキャプチャ画像を多用する事に慣れていることが問題になりそう。特にiPhoneユーザだと思うが、タイムラインで回ってきた噂を画面キャプチャして再拡散する人が多い。もともとタイムラインには「回す」ための機能はないので、文字で回ってきた場合はテキストをコピーするか、画像をキャプチャするかして、タイムラインに再投稿する事になる。そして、画像で回ってきた場合には、再キャプチャか、画像をDLして再アップロードすることになる。なので、NGワードだけではまだ甘い。すると、画像をOCRしてNGワード処理するか、類似or同一画像を検出するあたりの方法が考えられる。計算量がどうこうという話を無視すれば、悪くないかもしれない。また、画像で拡散する場合も「回ってきた!」などの文が付く事が多いので、そのあたりを検出するのも有効そうである。

対策案2:デマ通報機能

全く別の方針として、デマの拡散の通報機能を用意することも考えられて、こちらがなかなかよさそうに思える。現在、ユーザの通報ボタンは存在していて、トーク内容を運営が読んでBANを判断する。これと同じ権限を使えば、タイムラインの投稿について簡単に通報できるボタンを設置し、通報理由が「デマ拡散」であったものについて運営が内容を読み、その内容を正規表現なりワイルドカードなりで自由度を持たせたスパムフィルタ化して設定するということができそうである。そして、そのフィルタに引っかかった投稿をしようとしたユーザに「この投稿内容はデマとして登録されているため投稿が制限されています」のようなエラーを表示するという方法はどうだろうか。

現在のLINEの問い合わせに対する返答速度からして、サポート人員はとても少なく、通報を吟味しているうちに拡散が完了してしまう可能性が高いので通報数によってはたくさんの人を24時間(拡散は夜~深夜が多いので昼間は不要かも)用意しなければならないが、そもそも拡散するデマの種類は多くないので、あまり拡散していないデマは重要でないので無視し、通報間で類似度の高い投稿のみを人がチェックする方法なら、だいぶマシになる一方で、そこまで効果は落ちない気がする。ここでも画像のことを考えなければならないが、完全自動化とは異なり必要なフィルタ対象の画像は一気に少なくなる(デマではない体育祭の画像回してーなどが対象外になる)ので、負荷も大幅に減るはず。もちろん監視人員はネットパトロールをやっている会社に請け負ってもらうイメージ。

内容のチェック権限をむやみに拡張せず、タイムラインの使い方をゆがめることなく対策するには、他にどんな方法があるのだろうか。

それにしても

「許可がないと読まない」と「通報されたら読む」が完全に食い違っているあたり、未だによく分からない。どちらにしても「許可がなければ」機械的にしかチェックしないということなのだろうか。。。はっきりしない。

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