情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

ブロガーの皆さんへ:NAVERまとめに著作権侵害で削除依頼を出した結果

著作権 (20)

NAVERまとめに削除依頼を出した結果についてメモしておきます。

削除依頼対象

削除依頼を出した対象は「【LINE】モンスターズインクの着せ替えが話題になっているから調べた結果・・・ - NAVER まとめ」です。

このページが、「http://did2memo.net/2013/06/22/naver-line-original-unofficial-kisekae-risk/」の文章を複数箇所転載していました。

NAVERまとめのいつもの引用方式で、ちゃんと引用元へのリンクはありましたが、ただ転載しているだけで引用にあたらないとして、昨日著作権侵害に基づく削除依頼を出してみることにしました

NAVERまとめがダメだよ、と判断してくれれば削除されるだろうし、セーフと判断すれば削除されないだろうし、どうなるんだろう…と思っていました(ダメと言われるのかセーフと言われるのか、前からちょっと気になっていました)。

結果

何か変わったりしてないかなぁ、と本日ページを確認してみたところ、「当ブログからの引用に関連する部分」のみ、ページから削除されていました。「ページの削除」を依頼したわけですが、結果ページ自体は削除されていませんでした。問い合わせに対する説明などの返信は今のところありません。私が自ら確認しなければ、この変更に気が付くことはできませんでした

NAVERまとめ側が該当部分のみの修正・削除をまとめた人物に求めたのでしょうか。それとも、まとめた人がちょうどこのタイミングで気が付いて削除したのでしょうか。そこは分かりません。

ブロガーの皆さんへ

メリット・デメリット・削除依頼の手間を考えて

とりあえずわかるのは、ページ削除を目的として削除依頼を出しても、該当部分の削除のみで終わる可能性があること(削除される・削除されないに加えて一部削除が起こりうること)です。

また、そもそもこのような削除依頼はかなり手間です。自分も、面倒で削除依頼を出していない丸ごと転載のページがたくさんあります。

パッチワークコンテンツ強し

今回削除依頼した対象のページは、いろいろな箇所から情報を持ってきて、ほとんどオリジナルの文章を含まない、まるでパッチワークのようなコンテンツでした。

仮に、このようないろいろなところからの転載をかぎ集めただけのコンテンツがひとつあったとします。著作権侵害に基づく削除依頼は本人でなければ申請できないため、ページ丸ごとを著作権侵害(引用に当たらないという名目)で削除依頼を出すためには、パッチワーク元の権利を持つ人たち全員が削除依頼を出さなければならないことになります。今回のように1カ所が削除依頼をして、うまく依頼が通り、その部分だけ削除されても、いろいろなところからの転載をかぎ集めたページは、内容が減りすぎたら補ったり、流れがおかしくなったら組み替えたりと、やり過ごすことができるわけです。こういう意味で、パッチワークコンテンツは強いなぁ、と思ってしまいます(本当にそんなにうまくいくかは分かりませんが)。

ちなみに、このパッチワーク化は、「一つの情報ソースから情報を転載しただけではダメ」というインセンティブに関するルールによって、促されていることなのかもしれません。

一部削除では「謎の言及リンク」が残ることにも…

該当部分が削除される前に、第三者がそのまとめページに対して「ここに書いてあるよ!」とリンクすると、たとえ該当部分が削除されても、そのリンクは残り続けることになります(メンテされれば回復するが…)。つまり、本来は転載された側に来るべきだったリンクが、まとめ側に奪われることになるわけです。これは削除依頼しても解決しません。削除依頼が来るまでにリンクを獲得してしまえば、逃げ切ることができます。

このようなパッチワークコンテンツに取り込まれてしまった時点で、そのような言及リンクの損失が発生しうる状態になります。そして、できることのひとつが「削除申請」なのですが、削除が通るより先にリンクを獲得されてしまえば、損失は残ることになります。特にNAVERまとめの場合は、まとめページのほうが、まとめられた側よりもGoogle検索で上位表示される傾向にあるので、余計に厄介です(熱心なブロガーの間では困りものとして考えられており、ブロガーのやる気を削ぐ一因となっています)。

このようにしてリンクを獲得された状態から、今更「該当部分のみ」を削除されても、転載によって作られた検索順位的に不利な状態(リンクの存在)は続きますし、さらにそのリンクが本来指し示すはずだった、オリジナルのページへのリンクまでまとめから削除されてしまい、余計に不利な状態になります。

削除依頼しない方が「まし」?

実際今回は「該当部分のみ」の削除だったわけで、「ここに書いてあるよ!」という第三者からの言及リンクは残り続けているものの、それが指し示していた部分は削除されてしまい、リンクを奪われた状態が継続しています。リンクをたどっても該当する文章はもはや存在しませんし、その文章の転載元へたどることのできるリンクも、もはや削除されてしまっています。これならば、まだ削除依頼を出さず、オリジナルへ続くリンクが存在している方がましにも見えます。

今回は結局「ページ丸ごと」の削除を依頼したものの、「該当部分のみ」の削除となってしまったので、「ページごと」の削除を期待して削除依頼を出すのは、得策ではなさそうです。

まとめ

とりあえず今回は、「削除依頼を出すかどうかはメリット・デメリットを考えよう」という勉強になりました、という感じです。みなさんも「削除依頼だそうかなー」と思ったら、いろいろと考えてみてください。そして、その際には、「ページ削除」の依頼を出しても、「ページが削除される」「ページが削除されない」以外に「その部分だけ削除」というパターンがある点を忘れずに(←重要)。

デジタルミレニアム著作権法に基づいてGoogleに申し立てするほうがよいのかもしれません(まだ使ったことがないので、全文転載以外にどう使えるかは知りません)。しかし、すでに該当箇所が削除されてしまった以上、この申請は無意味かと思います。というわけで、どうせデジタルミレニアム著作権法に基づく申し立てをしようかな、と考えているならば、こちらを先に行ったほうがよさそうです。

コメント(6)

  1. 感情的なブログ内容
    2013年7月22日(月) 16:45

    あなたのブログ内容からは「私は非常に腹立たしい気持ちです。」という部分が全面にで過ぎていて少々冷静さを欠いているとお見受けします。もし、納得できないなら裁判を起こせばいいのでは?
    「ブロガーの皆さんへ」という題もいかにも大義名分という感じでnaverまとめを利用しているたくさんのブロガーが腹立たしく思います。自分がブロガーを代表しているような書き方はやめて下さい。訴えるのならしかるべき所で。ブログは個人的な見解を個人の視点で書いてくださいね。お願いします。

  2. DMCA申し立て
    2013年11月23日(土) 11:34

    Naverに言っても無駄なので、googleに著作権侵害の申し立て(DMCA)を行えば良いのではないでしょうか。申し立て件数が増えれば、そのうちNaverの順位も下がると思います。

  3. >>感情的なブログ内容
    2014年2月9日(日) 00:21

    パクられたブロガーなら腹を立てて当たりまえ。

    同じパクられた者としては、冷静な文章だと思った。

    おそらく、あなた自身がNaverまとめをやってるんでしょうけど、Naverまとめがパクリであることと、それゆえに恨まれていることくらい自覚しておきましょう。

  4. del
    2014年3月23日(日) 05:45

    転載だらけの違法サイト
    Naverまとめ早く消えてほしいですね。
    2ちゃんまとめと並んで嫌悪です

  5. HAZI
    2014年3月28日(金) 16:44

    did2さん

    はじめまして。
    わたくし、週刊誌で記者をやっています、HAZIというものです。

    現在、naverまとめについていろいろと調べているのですが、書いたものを転載されたブロガーとしての立場から、少しお話し聞かせていただけないでしょうか?

    メールいただければ、詳しいお話しをまとめて送らせてもらいたいと思っています。ご検討よろしくお願いします。

  6. abcdefg
    2014年4月11日(金) 19:40

    普通に見て、NAVERや韓国系企業NHN Japanは、著作権侵害を放置している。
    アニメの画像など、そのまま転写だ。livedoor Blogも同様。2014年4月現在。

新しいコメントを投稿