情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

「7A 125V」って書いてあるけどこのACアダプタ海外で使えるの?について

海外旅行 (5)

海外に持って行くPC用のACアダプタには「100-240V」と書いてあり、海外の高電圧(220V・240Vなど)でもちゃんと動くはず、と思っていたのですが、よく見ると、コンセントとACアダプタ(箱)をつなぐ部分のケーブルには「7A 125V」と書かれていました。あれ、これ大丈夫なのかな?と思って少し調べたのでメモしておきます。

簡単に調べてみると

もしかしたら、ACアダプタ本体部分だけ100V-240Vという「世界共通」に作ってあって、コンセントとACアダプタ本体をつなぐ7A 125Vと書いてあるケーブルだけは完全「日本専用」なのでは?と思ってしまいました。

そこで簡単に調べてみると、「150Vって書いてあるんだから、200V以上では使えない。発火するかもしれない」と書いてあったり「気が付かなかった。大丈夫だったよ」だったり、「7A 125Vは、7A x 125V = 875Wまで使えるという意味だから、ACアダプタの出力19V x 3.42A = 65Wなんて変換損失入れて100Wも行かないはずだから問題ない(参考)」のようなものまで、様々な考えが書かれていました。

「ケーブルだけ」の商品の説明

このコンセントからACアダプタ本体までのケーブルを単品で販売しているページ に、次のように書いてありました。

定格入力…7A・125V(3A250V※海外で使用する場合に限る)

7A x 125V = 875W、3A x 250V = 750W なので、アンペアが整数しかとらないと考えれば、ケーブルはワット数基準で考えられており、日本では7A・125Vとと書かれていて、同じ物が海外では3A 250Vと書かれているのでは?と思いました。

7A 125V のケーブルを使っている製品のWebページで確認してみると

ただ、よくわからないので、近くにあったEnergizer 18000AのACアダプタがちょうど7A 125Vのケーブルを使っていて、ACアダプタ本体には「INPUT: 100-240V 50/60Hz 1.5A MAX」「OUTPUT: 19V - 3.16A」と書かれていたので、この製品ページを見てみるとこにしました。

すると、次のように書かれていました。

充電方法 付属のACアダプター(100~240V対応

また、型落ち品のEnergizer 18000の製品ページには、こう書かれていました。

充電方法 専用の充電器(100~240V家庭用コンセントから充電

ここで「専用の充電器」と言っているのは、もちろん付属していた「7A 125V」のケーブルも含んでいるわけで、このことから、「7A 125V」のケーブルも240V環境下で使うことが出来る。ということがわかりました。もちろんACアダプタ本体の仕様によっては例外があるかもしれないのですが、少なくとも「125Vと書かれているから240Vでは使えない」と決めつけるのは間違いだとわかりました。そして、やっぱりワット数で考えればいいのかな、と思いました。

何の保証もありませんが、「ACアダプタの出力ワット数が7A x 125V = 750W 以下であれば、7A 125Vで全く問題ないっぽいなぁ」と個人的に結論づけました(専門家でも何でもないので、過信しないでください)。実際、750W越えの出力をするACアダプタなんて身の回りで見たことがないので、通常ACアダプタに使われている「7A 125V」のケーブルは、海外で使っても特に問題ないということになります。PCのACアダプタも、どんなに高出力な物でも100Wちょっとなので、全然余裕のはずです。手元のThinkPadのACアダプタにも65W出力(100V-240V 2.0A-1.2A)と書かれていました。

これがお決まり?

Wikipediaには、日本で販売される製品の場合、海外対応のACアダプタの入力ケーブルには、7A 125Vが表記される場合があるとされていました。

ACアダプタの中には、全世界対応と称してAC 100ボルトからAC 240ボルト程度の範囲の入力電圧に対応する製品もある。 日本で販売されているこのような製品の着脱可能なAC側ケーブルには「7A 125V」などの表示がある場合が有る 引用元

おまけ:もしかして電源タップも?

ここでもしかして、と思ったのが、「日本の電源タップも海外で普通に使えるのでは?」ということです。海外専用のACタップなんかも発売されているのですが、手元の日本で購入した電源タップには、「15A 125V 合計1500W」と書いてありました。ただのケーブルと電源タップでは構造が違うものの、125Vと書いてあるから200Vを使ったら絶対に壊れる、というものではないのかなぁ、という発想です。ですがまぁ、これも先ほど同様に、鵜呑みにしないでください。個人用メモですので。

おまけ:3A 125Vも

同じThinkPadのACアダプタでも、ThinkPad T430sに付属していた90WのACアダプタ(ADLX90NLT2A)のコンセントからACアダプタ本体までのケーブルには「3A 125V」と書かれていました。

コメント(2)

  1. 松山電気開発所
    2014年4月17日(木) 20:07

    1.
    電気を知らないで計算式を書いているように感じる。計算式で仕様を満足していると判断するから計算式を並べている。困った発想です。

    情報屋さんより
    ーーーですがまぁ、これも先ほど同様に、鵜呑みにしないでください。個人用メモですのでーー

    飛行機内や潜水艦内、気密室、火気厳禁地帯など
    生死直結する環境で使用する電気系統は、

    万が一内部爆発しても外部飛散しない強度の防爆構造仕様になっている。
    情報屋さんの個人用メモなら
    この件に関して危険なので公開しないでほしいと願いたい。
    2.
    世の中には、個人用メモであっても
    読んでみて内容に納得すると実行する者も居るはず。
    知識の上に現実を実感すると、
    事故が起きてから、
    予想外でしたとする発言は、無くしたい。
    3.
    情報屋さんの発信は、
    素人にもわかりやすく大変感謝しています。
    むずかしい事を
    誰にも理解しやすく誤解のない簡単な言葉で
    表現していると感じました。
    重箱の隅まで知っていなければ、
    簡単な言葉の表現は無理と思います。

    事務屋さんの理科学技術書の訳本は、
    読みにくくて困ったことがありました。

    それに比べて情報屋さんの表現は、
    素人でも理解できる言葉です。
    ありがたく感謝いたします。
                    敬具

  2. スピット
    2016年2月25日(木) 20:10

    ケーブルは,電力[W]ではなく,電圧[V],電流[A]を両方共超えないように使わないとダメですよ.
    なぜなら,定格の電圧[V]は被覆等の絶縁電圧を,電流[A]は導体の耐えられる電流値を示しているからです.
    電力はケーブルで消費されるわけではありませんから,ワット数で考えるのはナンセンスです.

    ただ,家庭用ケーブルに限って言えば,おそらく安全率を持っていると思う(あくまで想像)ので,大丈夫だとは思いますが.

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