LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

【LINE】「トロイの木馬(トロイ)」とは何か

LINE (1004) LINE-ウイルス (3) LINE-トロイ (1) LINE-ユニコード (4) LINE-迷惑行為 (7)

"LINEアプリに関連して使われる"「トロイの木馬(以降、トロイ)」とは何かを紹介します。

「トロイの木馬を持っている人はいませんか?」というやりとりがLINE上で行われています。ざっくり言えば、「トロイ」は、嫌いな人とLINE上で「やり合う」ための手段、つまり、「武器」となるものなのですが…

LINEで嫌いな人にUnicodeかトロイの木馬を送りたいんですが誰かUnicodeかトロイの木馬くれませんか? 引用元

※「トロイ」はかなり広い意味で使われているため、私の観測範囲はとても限定的な意味でしかない可能性があるとともに、「トロイ」という言葉を使う集団ごとに意味合いが異なる可能性が高いです。(この記事は、「トロイ」という言葉の正体について調べたときのメモを整理したものです。実際に「トロイ」を送り合っているような詳しい人からのコメントを歓迎します)

「ウイルス」「マクロ」「トロイ」の3点セット

LINEユーザの間で、「ウイルス」「マクロ」「トロイ」という言葉が使われています(もちろん全員ではない)。

「ウイルス」とは

ここで「ウイルス」は「表示しようとするとアプリが重くなったり落ちてしまう文字列やそれを利用した攻撃」のことを指し、「ウイルス送られてLINE使えなくなった」のように使います。背景から、同じ意味で「ユニコ(ユニコード、Unicode)」という言葉も使われます。

ウイルスに関する詳細→「LINEウイルスの正体とは

「マクロ」とは

マクロ」は、「ツールを使って、LINEグループへの招待を無限に繰り返し、招待メッセージを数千回送りつける攻撃」のことを指し、「ウイルス」より強力な攻撃方法として使われます。

マクロに関する詳細→「LINEで行われるマクロを使った嫌がらせ

より強力な「トロイ」

「ウイルス」や「マクロ」は、アカウントを潰すことのできるツール・手段として頻繁に使われています。LINE戦争と呼ばれるような、組織間の抗争についてはこちら

この2つと同時に語られることが多いのが、今回紹介する「トロイの木馬(トロイ)」です。

「トロイ」とは

コンピュータの世界で「トロイの木馬」と言えば、「一見有用に見えるソフトウェアなのに、実は悪いことをするソフトウェア」のことを指します。「普通のソフトのふりをした悪いソフト」というような意味の専門用語です。

LINEの世界では、「ウイルス」や「マクロ」のように、次のような特別な意味を持ちます

LINEの「トロイ」とは、「開くとiPhoneが落ちたり、アプリが消えたり、データが消えたりする、悪質なURL(うらる・リンク)」のこと

なので、「トロイを貼られた」のように呼ばれます(リンク先も「トロイ」と呼ばれます)

「トロイ」の効果・被害

「トロイ」には、具体的に次のような効果があると言われています。

  • iPhone・スマートフォンが落ちる(強制再起動する)
  • アプリが消える
  • すべてのデータが消える
  • iPhoneが使えなくなる(症状様々)
  • LINEアカウントを乗っ取る
  • 個人情報を抜き取る

「ウイルス」や「マクロ」との大きな違いは、LINEアプリの外部(iPhone本体など)に影響を与える(LINEアプリの外部の何かを利用する)ということです。例えば「ウイルス」は、確かにLINEアカウントが利用不能になることはありますが、LINEアプリさえ消してしまえば別のアプリの利用に影響が出ることはありません。

「トロイ」の例1

最初の「iPhoneが落ちるURL」というのは、以前紹介したiPhoneが勝手に再起動するURLもその一種と言えると思います。LINEの世界では「トロイ」です。

「トロイ」の例2

もう一つ分かりやすいのが、ブラクラなどと呼ばれるような、何度閉じても繰り返しメッセージ(ダイアログ)を表示するウェブページです。

これも、「トロイ」に含まれます。

ここで分かるのは、「ウイルス」でも「マクロ」でもないものの大部分を「トロイ」という言葉に押し込んでいる、という点です

その他の「トロイ」の例

この記事で紹介しているTweetなどの文脈から「トロイ」とは何かのイメージを知ることができます。

脅しに利用されることが多い

「トロイ」は、「脅迫手段」として利用されることも多いのですが、実際のところその脅しの中で使われる「トロイ」という言葉が具体的に何を指しているのかはかなり様々で、はっきりしません。

「トロイ」とは何か(広い意味)

したがって、広い意味の「トロイ」を、次のように説明することもできます。

LINEの「トロイ」とは、「LINEを利用して、相手のLINEアプリやiPhone・Androidに問題を引き起こすことのできる手段」。ただし、「ユニコードウイルス」や「グループ招待マクロ」を除く。

かなり曖昧ですが、実際に「トロイ」という用語はこれくらい使われ方が曖昧だと思います。

「トロイ」はどこから調達するのか

さて、そんな「トロイ」(のURL)は、一体どこから調達されるのでしょうか。

「トロイ」は、「ウイルス」や「マクロ」とともに、情報交換されています。

特に、○○団と呼ばれる集まりで、それらに関する知識が共有されており、その組織単位で攻撃が行われることもあります

実際、「トロイ」はLINE上で戦うための「武器」として機能しています

そして、「トロイ」を実際にプログラミングして作成している人も居るようですが、詳細がいまひとつ掴めません(グループ内で秘密のこととして情報がやりとりされているため)。

「トロイ」で攻撃されたときの対策

実際に「トロイ」で攻撃された人はどうすべきかを紹介しておきます。

基本的に、「トロイ」はもっとも重度な部類になるわけですが、「ウイルス」にしろ「マクロ」にしろ、その他の「デスルーム(デスル)」やら「ワーム」やら「ブラックホール」やらなどにしろ、相手が飽きてくれない限り、一度標的になったアカウントを、攻撃者の魔の手から逃がすことはできません

「ブロックすれば良い」「履歴を消せば良い」などという、そう簡単な話ではありません

現状のLINEの仕様では、なんだかんだでアカウントを消すまで無限に追いかけられてしまいます。

しかし、それがLINEの仕組みが悪いせいなのかというと、そうとも言い切れません。実際、LINEの公式が進める利用目的である「家族や友だちとのコミュニケーションに使う」から逸脱して知らない人とのやりとりで使ったり、公式が認めていない「IDのウェブ上での公開」を行った時点で、こうなっても仕方ない、とも考えられるのです。

というわけで、私が進めるのは、アカウントを作り直し、攻撃の対象にされないような使い方をするということです。アカウントを作り直し、LINEを身近な人に限定したコミュニケーションツールとして使います

対策手順

「アカウントの作り直し(出戻り)」については「LINEの出戻りの方法」をチェックしてください。

「アカウントを作り直した後に気をつけるべきこと」については「知らない人から突然LINEが届いたときの対策」の後半部分を読んでみてください。

関連する法律

トロイを送信して、iPhoneを落としたりデータを壊すような行為は、「不正指令電磁的記録に関する罪」の対象になると考えられます。

実際、これらの行為でLINEが使えなくなるなどして、警察に相談しようとするひとを何度も見かけています。

ひとこと

LINEウイルスの記事のときにも少し書きましたが、(主に中学生・高校生の間で)こういうことが行われていることをどう捉えるか、いろいろな見方がありそうです。

参考

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