情報科学屋さんを目指す人のメモ

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イヤホンの抜き差しが面倒だったのでヘッドフォンアンプAT-HA26Dを買ってみた

AT-HA26D (1) Triple.fi 10 PRO (2) audio-technica (2)

イヤホンを挿すと、スピーカーからは音が出なくなる、これが今までずっと不便でした。イヤホンを使ったり、スピーカーを使ったりを頻繁に切り替える自分にとって、そのたびに抜き差しすることが面倒でした。今回は、抜き差しせずに、イヤホン(ヘッドホン)とスピーカーの両方から、同時に音を出すために購入したヘッドホンアンプの話をメモしておきます。

現在の構成

現在は、「PC(ASUS Z87-PRO)の光デジタル音声出力(S/PDIF)」から、古い「MDコンポの光デジタル音声入力」に接続し、そこからスピーカーから音を出し、イヤホン(Ultimate Ears Triple.fi 10 PRO)で聞きたいときは、そのMDコンポに接続して使っていました。

簡単に書けば、「PC」→(光デジタル)→「MDコンポ」→(光デジタル)→「スピーカー/イヤホン」でした。

抜き差しが面倒

しかし、イヤホンで聞いたり、スピーカーで聞きたりする自分にとって、その切り替えのたびに抜き差しすることがとても面倒でした。特に、延長コードで、抜き差しする部分を手元に持ってくることもできない(延長コードが挿してある時点で、イヤホンが刺さっている判定されてしまう)のが厄介でした。

なので、抜き差しせずに切り替えられたらいいな、と思ったのですが、実用上、イヤホンとスピーカーの両方から同時に音が出ていれば十分で、そっちのほうが楽でいいなということになりました。

どこかで分岐

イヤホンとスピーカーの両方から音を出すためには、どこかで分岐する必要があります

ただし、MDコンポなんかで分岐しようとすると、どうしても同時出力はしてくれません。

購入したもの

そこで、その分岐点役を担ってもらうべく購入したのが、次のヘッドホンアンプです。

audio-technica D/Aコンバーター(24bit/192kHz対応)内蔵ヘッドホンアンプ AT-HA26D
audio-technica D/Aコンバーター(24bit/192kHz対応)内蔵ヘッドホンアンプ AT-HA26D

これに、PCから直接光デジタルケーブルで音声を送り込みます。

すると、イヤホンを接続すれば、そこから音楽を聞くことができるわけですが、このとき、この製品は、光デジタル出力から、同時出力できます(ラインスルー出力)。

つまり、ここから出力された光デジタル出力を、スピーカー側であるMDコンポに接続すれば、イヤホンとスピーカーの同時出力ができるわけです

あたかも、既存の光デジタルケーブルから、イヤホンを分岐させたような形です

そのため、一本追加で光デジタルケーブルが必要なので、次の安くて評判の良いケーブルを追加購入しました。

Amazonベーシック TOSLINK (トスリンク) デジタルオーディオ オプティカルケーブル 1.8m
Amazonベーシック TOSLINK (トスリンク) デジタルオーディオ オプティカルケーブル 1.8m

成功!

こういう作戦で購入した結果、無事、イヤホンとスピーカーを一緒に鳴らすことができるようになりました

これでもう、イヤホンを抜き差しする必要がなくなりました。

オーバースペック感?

なんとなくオーバースペック感はありますが、どこで分岐するかというと光デジタルケーブルで、単なる分岐(分配器)では、結局アンプが必要なので、まぁ手頃だったと思います。

手元のツマミで音量調節できる

もう一つ面倒だったのが、音量調節です。

イヤホン接続時とスピーカー利用時で、音量調節したくなることが多く、抜き差し同様面倒でした。

今回購入したヘッドフォンアンプを手元においておけば、ツマミを回すことで、イヤホンのみの音量を調節できます。つまり、スピーカーとは独立して、音量を調節できるわけです。これが案外便利でした。

タイムラグは感じない

スピーカーとイヤホンの両方から、音が同時に出続けるため、それらの間に時間のずれがあったりすると気になって困るなぁ、と思っていたのですが、そのような差はなく、片耳だけイヤホンをしても、問題ありませんでした。

イヤホンの接続プラグに注意

イヤホンを接続するジャック(差込口)は、「ヘッドホン出力(φ6.3mmステレオ標準ジャック)」です

iPhoneやiPod、ウォークマンなどは、ステレオミニプラグであり、コチラのほうが馴染みがあると思います。ただ、携帯プレイヤー的にはメジャーなその差込口ですが、ある程度ちゃんとしたオーディオ機器では、ステレオ標準ジャックが標準的に使われているようでした(他の製品を見ても、そうだった)。

そのステレオ標準ジャック(STD)は、もっと太い差込口です。

ただ、簡単にステレオミニプラグから、ステレオ標準プラグに変換することができて、私が使っているTriple.fi 10 proには、その変換プラグが付属していたので、そのまま使えました。

もし、手持ちのイヤホンが、ステレオミニプラグであれば、変換プラグも一緒に購入してください。

audio-technica GOLDLINK Fine(ステレオミニ-ステレオ標準) AT501CS
audio-technica GOLDLINK Fine(ステレオミニ-ステレオ標準)  AT501CS

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