情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

GIZMODOの記事中での使用許諾契約書の扱いが気になった話

iPhone (1654) ニュース (6)

gizmodo.jpの記事を見て、ちょっと記述が気になったので、メモ。

gizmodo.jp の記事を見て

気になった記事は「AndroidからiPhone 6sへ。噂の「Move to iOS」を実際に使ってみました : ギズモード・ジャパン」です。

ここでは、Appleからリリースされて間もない、AndroidからiPhoneに移行するツールを使ってみた、という話が載っています。

自分も使おうとして一度調査したので、軽く記事を読んでみたのです。

使用許諾契約書画面に気になる記述

その文中に、次の記述があります。

完読率1%以下であろう、使用許諾契約書が表示されるので当然ノールックでポチッと同意。すると、iPhone側で行ってほしい操作手順が表示されます。 引用元

gizmodo-jp-2015-09-move-to-iosiphone-6s-html

「大きいサイトに掲載される文章に、よくこの『使用許諾契約書は、読まないで使いました』っていうことを書けるなぁ」というのが率直な感想です。

そして、GIZMODO側も、それを載せる、と。

他にも「おや?」って思った人はいないのかな

あくまで実施したことをそのまま書いたものであって、操作方法を指示した文章ではない(そういう意味で読む人が発生しうる、手順を順に説明した文章ではある)、というのはひとつポイントではあるものの、ここまで堂々と書くとは、という「おっ」感です。

Twitterでも、はてブコメントでも、全く話題にはなっていません。

しかし、書かないだけで、「おや?」って思った仲間がいるのではないかと思います。

ところで

ところで、使用許諾契約書を読まないで同意ボタンを押す、ということってどういう意味を持つのでしょう。

内容を把握していない、というだけ、なんですかね。それとも、読まずに使うことは同意したことに含まれないから、「同意する」をタップ下のは嘘をついたことになるんだよ、とか。

うん、まぁ、読めばそんなこと気にする問題じゃないですよね、はい。

おまけ:15%くらいらしい

「利用規約 読まずに 同意」でGoogle検索してみたところ、Googleブックスでちょうど公開されている部分だったみたいで、「https://books.google.co.jp/books?id=c404e5Q73n4C&pg=PA19&lpg=PA19&dq=利用規約+読まずに+同意」が引っかかりました。

良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方

一部だけ見てはなんとも言えない…と思いつつ読んでみると、本文中で、とある記事が紹介されていました。

 インターネットサービスやスマートフォンアプリの利用規約について、読んでいる人はどのくらいいるのだろうか。20~50代の男女に聞いたところ、利用前に「読む」という人は15.0%、「ときどき読む」が52.2%、「読まない」が31.9%であることが、ネットマイルの調査で分かった。 引用元

だそうです。「完読率」となると、また解釈が違ってきますけど、面白い調査です。

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