情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

「今夜1時ごろに佐賀に震度7の地震が来る予報」の噂が拡散中

地震 (50)

九州熊本大分での地震に関連して、本日4/16、「今夜1時、佐賀に震度7の地震が来るって本当?」と疑問に持つ人が急に増えています。これはどうやら、「佐賀に震度7の地震が来る予報が出ている」という噂が出回っていることによる模様です。その噂の内容を紹介します。そもそも何の根拠も示されておらず、「佐賀に震度7の地震が来る」という話はデマとして扱うのが適切です。

「佐賀」「震度7」の混乱

現在、「佐賀で震度7の地震が~」という話をしている人が各所で増えています。ツイッターでも、以下のようなツイートが多数あります。

「佐賀に震度7の地震が来る予報」の噂

噂として広まっているのが、次のような文章です。

夜中の1時頃、佐賀に震度7の地震が来るかもしれないという予報が出ていて、いつでも逃げられるように準備しててって自衛隊の子から連絡ありました
本当かは分からないけど、準備してて損することはないのでみんな避難する準備と覚悟はしておいた方がいいかもしれません。

この文章だと、「予報が出ていて」という部分がくせ者です。また、「自衛隊の子から」というのも誤解しやすくなる、というか、書いてある以上のことを読み取ってしまいやすくなる言葉だと思います。

あえてピンポイントで指摘するとすれば、「その予報は誰がしたものですか?」という点です。それが書かれていません。決して、自衛隊が予報した、とすら書かれていないのです。

デマの扱いは難しい

このデマに関連して、自衛隊に電話して確認した、というツイートがありました。

この話に対してする反応に対して、次のように続けていました。

地震関連のデマや噂の扱いは難しいな、と思う事例がまた増えました。

他にも、自衛隊に電話している人がいるようです。

デマ

「佐賀で震度7の地震が来る予報がある」というのは、誰かが適当に予想すれば「予報がある」状態なります。

では今回の「予報」が予報として成り立つほどの何か(=裏付け)があるものなのかと言えば、その「予報そのものがデマである」と考えるべきです。

現在の地震予測に対する考え方として、そのような地震の明確な予測に関する噂話は、デマとして扱うことが標準的であるはずです。

なによりそもそも、その予報の正体があまりにもわかりません。

しかし、備えることそのものを否定するわけではないので、日頃から地震には備えるようにしてください。

2重の誤読ベースの混乱の可能性

先ほどの「予報」の正体が、佐賀新聞に掲載された「最大12市町 震度7想定」という記事の「想定」の話であり、それを「予報がある」と誤読して「自衛隊の子」に伝えた(もしくはその「自衛隊の子」が誤解した)。そして、このことに言及した先ほどの文章がさらに誤読され、「佐賀に震度7の地震が来る」みたいな話になってしまったのではないか、という見方もできそうです。(「夜中の1時頃」は何のことは分かりませんが)

しっかりしたツイート、見つけました。

デマの扱いが難しすぎる

正直、「デマです」で終わらせたいところなのですが、「でも本当だったらどうするの?」とか「じゃぁ地震は起こらないってこと?」だとかっていう反論に対応しようとすると、膨大なことになって、本当に大変です。政府が隠しているだけだ、実はもう地震予測はできるんだ、とか、2062年から来た未来人が言っていた、否定して見ろ、みたいなことを言われると、さらに骨が折れます。

このあたり、政府の地震対策に関連する機関に、模範的な対応手法を教えてもらいたいものです。普通に、担当している方の話を聞いてみたいです。。。

関連記事

コメント(0)

新しいコメントを投稿