情報科学屋さんを目指す人のメモ

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新潟で増える巨大な「地震雲」の目撃情報と「地震雲って本当なの?」について(2016年5月5日)

地震 (50) 地震雲 (16)

本日、新潟で巨大な「地震雲」の目撃情報が非常に多くなっています。また、「地震雲」と言われている雲は一種類ではなく、太い飛行機雲のような形の雲や、大きな鱗雲のような「肋骨型」と言われる雲など、いろいろな「地震雲」が目撃されているようです。今回は、これらの目撃情報を紹介するとともに、「地震雲とは一体何なのか、本当に地震を予知するものなのか」という部分を解説したいと思います。

※この翌日(5/6)、新潟焼山での火山性地震が増加しているというニュースがあったことから、さらに「地震雲」が注目されています。

※また、本日は近隣の地域でも地震雲の目撃が増えています

(読まない人が多いので追記:)※必ず、途中にある「地震雲について」を読むようにしてください。つまり、以下の気象庁見解の話です:

形の変わった雲と地震の発生は、ある程度の頻度で発生する全く関連のないふたつの現象が偶然見かけ上、そのように結びつけられることがあるという状況であり、現時点では、科学的な扱いは出来ていません引用元

↑これが大事な所。

新潟での巨大な地震雲目撃情報

以下の通り、新潟県にて、いろいろな巨大な地震雲の目撃が相次いでいます。主に、16時以降、夕方にかけて、目撃が相次いでいます。

肋骨状の雲

太くて長い巨大雲

地震雲について

今回「地震雲」と言われている雲ですが、確かに「珍しく感じる」雲です。

しかし、それはあくまで珍しく「感じる」程度の雲であり、調べるといろいろな形の雲の成り立ちについての情報は出てきます。もっと珍しく巨大で不思議だけれども、仕組みが分析されている雲が各種あります(モーニンググローリーなど)。

なのですが、「珍しく感じた」→「雲について詳しくないため、自分では説明が付かない・納得できない」→「『地震』を原因のよりどころにする」という思考が働くのか、そのような雲が、次々「地震雲だ」と言われてしまっているようです。

地震雲については、気象庁の見解に基づけば、科学的に証明されているものではありません

これはもちろん、「原因が分からない」といったレベルの話ではなく、どんな雲が一体地震と関連しているのさ?という事すら分からない、ということです。雲と地震が関連している「傾向」すら、示されていないことを意味します。

なので、特定の雲を指して、それが地震と関連していると言うのは、全く現在の科学では無根拠なものである、と言えます。つまり、迷信と同じ状態です。

ただし、ここも難しいところなのですが、地震雲が存在する可能性を"完全に"否定するわけでもないので注意が必要です(完全に無関係であることを示すことは困難)。

関係が「ある」証明も、関係が「ない」という証明も、どちらも存在しない、というのが、気象庁基準の見解です。

地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません。「地震雲」が無いと言いきるのは難しいですが、仮に「地震雲」があるとしても、「地震雲」とはどのような雲で、地震とどのような関係であらわれるのかが科学的な説明がなされていない状態です。 引用元

また、気象庁は次のようにも述べています。

形の変わった雲と地震の発生は、ある程度の頻度で発生する全く関連のないふたつの現象が偶然見かけ上、そのように結びつけられることがあるという状況であり、現時点では、科学的な扱いは出来ていません。 引用元

同じ時間帯に群馬・栃木・埼玉などでも地震雲の目撃情報

本日の夕方は、新潟以外の地域でも、多数の地震雲目撃情報が相次いでいます。

こちらでは、また違う傾向の「地震雲に対する考え」が見えてきます。

その他の地震雲

かなり似た地震雲情報が、一昨日宮崎県で相次ぎました。

こちらは雲の形が類似しており、人々の反応も似ています。

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