情報科学屋さんを目指す人のメモ

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「今日(5月17日)地震が来るって本当?」「未来人の予言って何?」について

地震 (50)

「今日(5月17日)地震が来る」の噂が広まっています。周囲の友達が「今日の地震が心配」「未来人の予言」などの話をしており、何のことか知らない人が、「地震の予言って何?」と気になったり、心配になったりしているようです。

この噂、もともとは「5月17日に南海トラフ地震が~」の噂が大きく広まっていました。そして今日がその噂の当日であり、「今日の地震」について心配する人が増えている、という形です。

昨日は日向灘茨城県(震度5弱)で地震が発生したことに加えて、今朝も茨城県で2回の震度3の地震が観測されました。この影響で、「今日が心配」という声がいっそう増しています。

そこで今回は、「今日地震が起こる予言って何?地震予知?デマ?」と思っている、噂について知らない人向けに、今日地震が起こると噂されている話の「出所」について、紹介したいと思います。

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「今日の地震が心配」の声

今日の今後の地震が心配、という声が増えています。

もともとの噂

こんなことになっているのは、今日地震が発生する、という噂が広まっているから、です。

もともとの噂は、「5月17日に南海トラフ大地震が起こる」や「5月17日に何かが起こる」というものでした。

これについては、以前の記事でその他のパターンとともに、紹介しています

「地震の噂って何?」の声

このもともとの噂については知らないものの、周囲の友達が地震の予言の話をしているのを聞いて、ぼんやり不安に思ったり、噂って何のことなの?ということを気にしている人が現在多くなっています。

噂が出現したきっかけ

ここで重要なのは、噂のはじまりが、「未来人が掲示板に書き込んだ」こと、という点です。

「予言」ではなく、「予測」「地震予知」などで噂のことを聞いた人も多いようですが、実はこの噂の出所は、「未来人が言ってた」ということなのです。

未来人

というわけで、いままでぼんやり噂について耳にしていて不安に思っていた人のうち、「未来人とか信じない、馬鹿馬鹿しい」という人は、ここで「なーんだ」と思ってOKです(信じないのは勝手だけど~という、どんでん返しもありません)。

昨日の地震を当てた人がいる

また、これとは別に、「予言が当たる」と感じている人が増えた理由のひとつに、昨日の9時23分の地震について、ぴったりその発生時刻を当てた人がみつかった、ということがあります(地震発生より前の午後6時52分に、午後9時23分の地震発生を予告していた)。

しかしこれについては、予言が当たる確率が思った以上に高かった、という計算をしてみたので、そちらも読んでみてください。

噂の出所をチェック

以上のように、それぞれの噂には、「出所」があります。

出所が見つからない場合も有りますが、出所を調べることで、余計な心配をせずに済むケースは多いです。

地震の噂が大きく広まっているのを感じたら、そして特にそれが心配であるのなら、一度その噂の出所について、検索してみるとよいかと思います(話をしている友達本人に聞いても、すでに元の情報から大きく変わってしまっているケースがよくあるので、注意です)。

また、噂の出所がもし「気象庁」であれば、話は変わってきます。

気象庁は、地震の予知を完全に否定しているわけではなく、一部の地震について、一定の範囲で予知できる可能性がある、としています(実際に気象庁が予知について発表したとしたら、中途半端な噂という形で回ってくるとしても、それとは別に、もっとちゃんとした形でも伝わってくるかと思います)。

地震の予知はできますか?

地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。例えば「(時)一年以内に、(場所)日本の内陸部で、(大きさ)マグニチュード5の地震が起こる」というようなあいまいな予測や、毎日起きているマグニチュード4程度以下の小さな地震を予測するような場合はたいてい当たりますが、それは情報としての価値はあまりないと考えます。少なくとも「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する」というように限定されている必要があります。時を限定するためには、地震の予測される地域で科学的な観測が十分に行われ、常時監視体制が整っていることが欠かせません。そのような体制が整っていて予知のできる可能性があるのは、現在のところ(場所)駿河湾付近からその沖合いを震源とする、(大きさ)マグニチュード8クラスのいわゆる「東海地震」だけです。それ以外の地震については直前に予知できるほど現在の科学技術が進んでいません。 引用元

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