情報科学屋さんを目指す人のメモ

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5月18日「地震雲が出てた」増加→「地震雲の後に地震が来るの?」について

地震 (50) 地震雲 (16)

本日、日本各地で「地震雲が出てる」という声が増加しました。九州熊本から、東京まで、様々な場所で目撃したとの声が増えています。特に今回は、夕方に目撃された「不自然な細長い雲」が注目されているようです。

以前の新潟の地震雲の記事でも説明したとおり、地震雲とは、地震の前兆となる雲のことを指す言葉ではあるものの、そんな雲が現実に存在するのかは分かっていませんし、未だかつて誰も、地震と雲との関連について、ちゃんと説明できた人は存在しません(科学的に示されていません)。

そんな「地震雲」なのですが、今日また大きく日本各地で注目されました。

今回これだけ大きく話題になったことの背景には、本日18日に大地震が発生すると予言されていることもありそうです(現在は特に午後9時54分説が広まっていますが、根拠のあるものではありません)。

全国各地での地震雲目撃急増

本日、全国各地で、「地震雲が出てた」「これって地震雲?」などの声が上がりました。

目撃情報について「九州から関東にかけて」と言われており、そこから、「中央構造線に沿っている」といった指摘へと広まり、余計に地震に怯える結果となっています。

また、本日も「彩雲」の目撃が「地震雲」と言われています。

埼玉県

埼玉は、本日特に多く目撃情報があがった地域のひとつです。

東京23区

こちらは、東京の東部。

熊本県

また、特に多かったのが、熊本県での地震雲の目撃です。

長崎県

鹿児島県

気になる雲を見つけたその後

気になる雲を見つけて、その雲についてGoogleなどで検索した結果、その雲に似た雲が「地震雲」として紹介されているページを見て、「地震雲らしい」のようにして共有され、広まっている、というのが定番の拡散の仕組みのようです。

そのあたり、「気になる雲」→「地震雲」の流れが強力すぎるようです。

また、地震雲は、地震雲が目撃された「当日」「2日後」「2週間以内」「2週間後」あたりが地震が来る、と呼ばれる範囲のようで、かなりいろいろな説があり、地震が発生したタイミングからさかのぼって2週間以内に気になっていた雲を目撃した記憶があると、すぐ「やっぱり地震雲だったんだ」と言われてしまうのがとても厄介です。これだけ雲を地震雲判定しやすい環境下で、2週間も幅があれば、そりゃ多少気になる雲、あるでしょうし、その都度「本当だった」と言われても、それはもはや無関係に頻繁に気になる雲が発生しているのと大差ないような気がしないでもありません。

ここ1ヶ月、空の様子、つまり地震雲の存在を意識し続けた結果、「地震雲と言うような雲って、しょっちゅう出ているんだな、全然当てになりそうにない」と感じてくれれば良いのですが、1ヶ月程度では、「最近ずっと地震雲が出ていて、そろそろやっぱり南海トラフ来そう」という解釈になりがちのようです。

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