情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

ポケモンGO「個体値を調べるサイトでアカウント停止処分(BAN)になる」の噂について

ポケモンGO (157) ポケモンGO-Android (19) ポケモンGO-iPhone (27) ポケモンGO-不正行為 (1) ポケモンGO-個体値 (9) ポケモンGO-利用規約 (1)

2016年8月12日ごろより、ポケモンGOの不正ユーザーのアカウントが一斉に停止されている」という話が広まっています。

個体値を調べるサイトを使うのもアカウントが永久停止になる」や「個体値を計算するのも不正」のような話も広まっており、それについてはちょっと補足しておいた方が良さそうな気がするので、補足します。

ニュース記事が元ネタとなっているようなのですが、そのニュース記事では、別に「『すべての』個体値を調べるサイト」の利用をBANの対象であると言っているわけではありません

pokemon-go-how-to-download-search-result-before-launch

「個体値を調べるサイト」すべてが規約違反ではない

「個体値を調べるサイトを使うとBANになる」の話の元になっているのは、おそらく次のニュース記事の次の部分です。

個体値(IV)を調べるサイトもアウト
そのほかゲームそのものではなくGoogleアカウントでログインしてポケモンの個体値(IV)を調べるサイトも存在。それもサーバーに負荷をかけるために不正とみなされアカウント停止対象となる。 引用元

この文章は、「個体値を計算すること」や「個体値を計算するサイト」全てが規約違反でアカウントの停止処分の対象になる、ということを言っているわけではありません。

ここで言われているのは、「Googleアカウントでログインしてポケモンの個体値(IV)を調べるサイト」のような、ログイン情報を提供して、そのツールからアカウントにアクセスするタイプの「個体値を調べるサイト」です。

具体的に最近最も流行していたのは「PokeIV」です。

「『Googleログインする』個体値を調べるサイト・アプリ・ツール」が規約違反になる理由

では、「Googleログインする(ポケモントレーナークラブも同様)」個体値を調べるサイトがどうして規約違反&BANの対象になりうるのか、と言うと、前述のニュース記事では「サーバーに負荷をかけるために不正とみなされ」とされていますが、「不可」というよりか、はっきり利用規約(原本は英語版)の次の部分に違反するからです。

Conduct, General Prohibitions, and Niantic’s Enforcement Rights

・・・By way of example, and not as a limitation, you agree that when using the Services and Content, you will not:
・・・
・・・
attempt to access or search the Services or Content, or download Content from the Services through the use of any technology or means other than those provided by Niantic or other generally available third-party web browsers (including, without limitation, automation software, bots, spiders, crawlers, data-mining tools, or hacks, tools, agents, engines, or devices of any kind); 引用元

翻訳版である日本語の利用規約で言うと、次の部分です。

行動規範、一般禁止事項、及び当社の執行権

・・・お客様は、本サービス及びコンテンツの利用にあたって、以下の行為(一例であり、これらに限定されません。)を行わないことに同意します
・・・
・・・
当社又はその他の一般的に利用可能な第三者のウェブブラウザによって提供されたもの以外の技術又は手段(オートメーションソフトウェア、bot、スパイダー、クローラ、データマイニングツール又はあらゆる種類のハック、ツール、エージェント、エンジン若しくはデバイスの利用によるものを含みますが、これらに限りません。)を通じて、本サービス若しくはコンテンツへのアクセス若しくはその検索、又は本サービスからのコンテンツのダウンロードを企図すること。 引用元

早い話、ポケモンGOが公式で提供するもの「以外」から、ポケモンGOのサーバーにアクセスすることを禁止しているわけです。

なので、ログイン情報を使ってポケモンGOのサーバーにアクセスする「Googleログインするタイプの個体値計算ツール」は、利用規約違反となり、BANされる対象となる、というわけです。

このあたりが誤解されている気がしたので、補足してみましたわけです

「『その他の』個体値計算サイト・アプリ・ツール」

さて、そんな「ポケモンGOサーバーにアクセスする個体値計算ツール」のみが、ニュース記事では言及されていました。

では、その他の「『ポケモンGOサーバーにアクセスしない』個体値計算サイト・アプリ・ツール(例:最強の個体値計算)」を利用しているユーザーはどうなのかと言えば、(必ずしもすべての利用規約に違反しないことを保証するわけではありませんが、)特にこれの利用そのものが思いっきり引っ掛かる利用規約はなさそうです(今回の話はツールを「使う」行為が対象で、「作る」行為についての話は対象外です。注意)

ただ単に個体値を計算するだけのサイトであれば、攻略本や攻略サイトを読んでいることとほぼ変わらず、特別そのような「攻略」を禁じる利用規約があるなんてそもそも考えにくいよね、というイメージです(あくまでイメージ)。サーバーにアクセスする、となった途端に、前述のような大きな問題になります。

より詳細には、ポケモンGOの利用規約(英語日本語)を確認してみてください。

おまけ:よく行われている行為でBANの対象になりやすいと思われる行為の例

不正行為によってアカウントを停止(BAN)されないためには、例えば以下の行為に注意が必要です(「BAN」という観点では、規約に違反していても、違反しているユーザーを全く特定できないものの場合、BANしようがない、と考えることができるのが若干ポイントです)

  • ポケモンGOアプリ以外からログインすること(自動個体値計算ツール・ポケモン整理ツール・まとめて博士に送るツールなど。例:Blossom's Pokemon Go Manager)
  • ゲームのプレイを自動化するツール(Botツール)を使うこと
  • 現在位置を偽装(GPS偽装)すること・現在位置をツールを使って動かすこと
  • ポケモンGOアカウントを購入すること(不正行為を利用して作られた「強アカ」の可能性あり)
  • 複数アカウントを利用すること
  • アカウントを共有して複数人でプレイすること

コメント(0)

新しいコメントを投稿