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ポケモンGO地図アプリ「P-GO SEARCH」に「ごほうび機能」導入:ポケモンの出現を発見すると報酬(iTunesギフトコード等)

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人気のポケモンGO地図アプリ「P-GO SEARCH」が「ごほうび機能」を導入しました。アプリ内の検索機能を実行し、未発見のレアポケモンを発見した場合に、報酬としてポイント(ピゴポ)が付与され、一定ポイントが集まるとiTunesギフトコードやAmazonギフト券などと交換できる、というものです。

この新機能の導入により、「P-GO SEARCH」は安定して独自のポケモンデータを収集できるようになろうとしています(現在まで、他サービスの収集したデータを利用)

この新機能と、従来のポケモン位置データ取得および、今後のポケモン位置データ取得方法などについて。

P-GO SEARCH とは

P-GO SEARCHとは、ポケモンGO用のポケモンの位置表示アプリで、現在は非常に多くの機能があり、最近ではレアポケモンの出現リアルタイム通知機能や、出現予測機能(ポケソース表示機能)まで搭載されています。

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その人気と影響力から、「不正アプリ」という扱いでありながらも、めざましテレビに登場しました。

新機能「ごほうび機能」

そのP-GO SEARCHに最近導入された新機能が「ごほうび機能」です。

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サーチによって一番最初にレアポケモンを発見した場合、レア度や残り時間に応じてお礼の「ピゴポ」がもらえます。ピゴポはiTunesコードやAmazonギフト券と交換できます。なお、貯めたり使ったりするには「ピゴサーID(超簡単登録)」でのログインが必要です。
[ピゴサーIDでログイン/新規登録]

つまり、ユーザーにわずかな金額分のポイントを支払いつつ、ポケモンの検索を手伝ってもらう、という方式です。

基本的な「P-GO SEARCH」のデータソース

そもそも「P-GO SEARCH」は、海外の「Skiplagged」運営が収集したポケモンの位置データを流用して、地図を表示していました

これは、Skiplagged運営側の反撃によって、はっきりとしました。

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また、その直後、「ポケタン」というサービスの情報も利用していることが、これまた「ポケタン」側の抵抗によって明らかになりました。

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「P-GO SEARCH」の他サービスへの依存

つまり、「P-GO SEARCH」は、肝心のポケモン出現データを、他のサービスに依存していたわけです。

したがって、他サービスの状況によっては、サービスが継続できないリスクがあり、どうにか対処する必要がありました

しかし、単純にデータをポケモンGOのサーバ(Niantic)から取得しようとすると、そのアクセスの不自然さから、遮断されてしまいます。

そこで利用されたのが、ユーザーに分散的にデータを収集させ、それを集約する、という方式です。

もともとSkiplaggedはどうしていたのか

ただしこの方法は、ポケモンGO界隈において、全く新しい方法とうわけではありません。

そもそもP-GO SEARCHがデータソースとしていたSkiplaggedこそ、その「代理で収集してもらう」方式で成り立っている先駆者だったのです。

なので、今回、データソースと同じ方式をとるようにした、ということになります。

SkiplaggedとP-GO SEARCHの違い

しかし、この「代行」に関して、大きな違いがあります。それは、代行に対する「報酬」です。

Skiplaggedは、githubにて(すでに削除済み)ポケモンの位置を収集できるプログラムを配布し、そのプログラムを用いて収集したポケモンデータを集約し、この「代行」の「報酬」として、Skiplagged自ら、ポケモンの位置情報を取得できるAPIを提供しました。

しかしその後、このAPIを「個人に対する報酬」としてではなく「別サービスへの流用」を目的として使用するユーザーが極端に増え、Skiplaggedは怒り、先ほどのSKIPLAGGED文字事件に発展しました。

そんなSkiplaggedとは異なり、iTunesギフトコードやAmazonギフト券を「報酬」にしたのがP-GO SEARCH、というわけです。

若者の労働力は「ポイント」で買える

「iTunesギフトコードと交換できるポイントを報酬にするサービス」の代表格が、「ポイントサイト」や「ポイントアプリ」、もしくは「お小遣いアプリ」と言われるようなサービスです。

それらのサービスは、例えば「ゲームをインストールしたらポイントがもらえる」というのを条件にゲームをインストールさせて、ゲームの配信元(広告主)から広告収入を得る、というモデルで成り立っています(AppStoreのアプリランキングは、この影響を大きく受けていることで有名です)

ポイントを貯めて実際にiTunesギフトコードなどに変換するには、何度も何度もインストールや広告動画の視聴などを行う必要があります。そして、それにかかる時間に比べると、もらえるポイントは本当にわずかです。

しかし、時間は余っているが、お金はない、という中高生を中心に、利用者が多い状態が続いています

早い話、iTunesギフトコードやAmazonギフト券という、子供に対して簡単に報酬を支払うことができる手段が確立されたことで「大量の小さい労働力」を集めることは現在の日本でかなり簡単になってきているのです。

P-GO SEARCHはこれと同じ方法を使って、独自のポケモンデータを、それも田舎を含めた広い範囲で集めることに、今まさに成功しようとしています。

「ごほうび機能」利用者の声

まだ「ごほうび機能」が導入されて数日、積極的な宣伝が表示されているわけでもないのですが、徐々に利用者(=協力者)が増え始めています。

変換レートは「88,000ピゴポ(P-GO SEARCH ポイント)」で、1,000円分のiTunesギフトコードです。

現在の、ポケモンごとのポイント付与ルールによれば、消失まで残り5分のカイリューを見つけたときもらえるポイントは「750ピゴポ」です。つまり、88ピゴポで1円ですから、「約8.5円」となります。

「やばい」の声

一方で、このごほうび機能について、理由は様々ですが「大丈夫?」との声も上がってきています。

ひとこと

既に国内での人気は圧倒的No.1となった「P-GO SEARCH」ですが、ここからどれだけ勢いを増して、今後どのような形式になっていくのか、ポケモンGO運営はどのように対抗するのか、はたまたAppStoreは、と、いろいろ注目していきたいところです。

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