iOS11が「アップデートをインストールできません」でインストールできない原因と対策

ソフトウェアアップデートの画面でダウンロード済みのiOS 11をインストールしようとした際に、次のエラーが表示される場合があります：

アップデートをインストールできません

“iOS 11”のインストールでエラーが起きました。

[後で通知] [再試行]

このエラーが発生する原因としてとても多くなっているのが、ストレージの空き容量不足です。

ストレージの空き容量は、「設定＞一般＞ストレージとiCloudの使用状況」から確認できます（詳細）：

画像では、ストレージの使用可能な空き容量が「54.51GB」と表示されていますが、ここが3GBを下回っていたり、単位がGBではなくMBだったりすると、だいぶ空き容量に余裕がなく、様々な動作に支障が出かねません。そして、今回の「アップデートをインストールできません」エラーも、この空き容量不足が原因と考えられます。

この問題の対策は、とにかく空き容量を増やすことです。

空き容量を増やすためには、アプリの削除および、写真・動画の削除が効果的です。

どのアプリが容量を使いすぎているかは、すぐ下の「ストレージを管理」から確認することができます。

また、iOS10.3.3で同様の問題が発生した際に有効だった対策として、ダウンロード済みのアップデート（iOS11）ファイルを一度削除する方法を試してみる方法があります。

手順については、iOS10.3.3当時の手順を参考にしてみてください。

• iPhoneのストレージの空き容量を調べる方法
• iPhone「アップデートをインストールできません。iOS 10.3.3 のインストールでエラーが起きました」の対策について

空き容量が不足している場合、次のエラーが表示される場合があり、このエラーが出ている場合は、そもそもインストールを開始できません。

このアップデートは、インストール中に1.29 GB以上の空き領域が必要なため、インストールできません。

“使用状況”で項目を削除すると、空き領域を増すことができます。または、iPhoneをコンピュータに接続し、iTunesを使ってアップデートをインストールしてください。 [詳しい情報...]