iOS 10やiOS 9から、最新のiOS11（現在最新版はiOS11.0.2）へソフトウェアアップデートしようとした際に、「アップデートをインストールできません」エラーが表示されてしまう場合があります。この問題が発生した際の対策について紹介します。

※エラーメッセージは、現在の最新版のiOSやダウンロード済みのiOSのバージョンによって、iOS 11.0.1 や今後は iOS 11.0.3や iOS 11.1などに変化します。

「アップデートをインストールできません」エラー

iOS 11へのアップデートを「設定＞一般＞ソフトウェアアップデート」から行おうとした際に、次のエラーが発生する場合があります。

アップデートをインストールできません
“iOS 11.0.2”のインストールでエラーが起きました。
[後で通知] [再試行]

Unable to Install Update
An error occurred installing iOS 11.0.2.

[Retry]
[Remind Me Later]

対策１

このエラーが発生する場合は、まずiPhoneのストレージの空き容量を確認してください（確認手順）。

iOS 11が「ダウンロード済み」の状態で、空き容量が4GB以上は欲しいところです。空き容量が少ない場合は、アプリや写真・動画を削除して空き容量を増やしてください。

別の対策としては、パソコン（Windows・macOS）を利用してアップデートを行う方法があります。

まず最初に、空き容量を節約するために一度ダウンロード済みのiOSアップデートを削除（手順）してから、パソコンのiTunes経由でのアップデートを行ってみてください（手順）。

これらの対策ができない場合、iPhoneを買い換える（機種変更する）までiOS 11の利用をあきらめるという選択もあるので、考慮に入れておいてください（実際そうする人も多い）。

空き容量以外が原因の可能性も考えられます。iPhone本体を再起動した後、アップデートを一度削除してから（手順）、もう一度ダウンロードをやり直してみてください。