情報科学屋さんを目指す人のメモ

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写真を勝手に使われないか不安な人が「PORTRA」をより安全な使い方

iPhone (1064) PORTRA (6) Prisma (10) 加工アプリ (8)

現在、水彩加工アプリ「PORTRA」が人気ですが、「利用規約がない」「運営元がよく分からない」「Prismaの件が不安」「サーバーに保存される」などが原因で、写真が勝手に使われないか怖いから使いたくないという人が多数発生しています。

そこで、そういう人向けに、極端に安全側に倒した使い方を紹介します。

※PORTRAが危険、という話ではないことに注意してください。あくまで「不安」な人向けに「『より』安全に」というニュアンスです。

「利用規約がない」「運営元がよく分からない」「Prismaの件と同じでは」「サーバーに保存される」などの噂について

PORTRAについては、既にいろいろなことが言われています。しかしその中には、本当のことや、単なる誤解と思われるものまで、様々です。

代表的な「噂」については、以下に詳細情報があるので参考にしてください。

  • 利用規約がない問題:現在、アプリの「利用規約」はどこにも見当たりません(詳細)。ただし、「利用規約がない」というのは、単に「利用者は利用規約に同意せずに使える」という状態に過ぎず、「利用者は秘密の利用規約に従わなければならない」という話ではありません。なので、「どんな利用規約が後から出てくるか怖い・勝手に使ってもいいという規約かも、だから使ったらどう扱われるか不安」というのは誤解です。ただし、「利用規約を提示していないアプリ」という事実について注意が必要です(「配慮していない」ということ)。また、利用規約があろうとなかろうと、利用規約を守らずに勝手に利用される、というリスクは常に存在します。最終的には「どこまで運営元を信用するか」次第となります。
  • 運営元が分からない問題:運営元は「Playlist Corporation」となっており詳細不明の会社と言われていますが、少し調べてみると、SNOWの関連会社らしきことが分かりました(詳細
  • Prismaみたいに勝手に使われる利用規約なの?問題:当時話題となったPrismaの利用規約についてですが、「投稿機能があるInstagramの利用規約を、投稿機能がなかったPrismaの利用規約にコピーして部分的に修正して使おうとした(詳細)」ことが批判を受けることとなる利用規約が出来上がってしまったそもそもの問題であり、悪意があったかどうか以前に、あまり考えずに利用規約を用意したら問題になってしまった、という様子でした。当時の記事を参考にしてみてください。また、今回は「利用規約がない」という状況なので、そもそもPrismaと比較してもあまり意味がありません。
  • サーバーに保存されるんでしょ?問題:サーバー側で加工されるから、サーバーに写真が保存されている、悪用が怖い、という話がありますが、「加工がサーバー側で行われている」ということ自体は誤解です(詳細)。

「完全機内モード」ではうまく行かない

「写真を勝手に使われるのが怖い」というのであれば、「PORTRAをダウンロードする」→「機内モードON」→「PORTRAを使う」→「アンインストールする」→「機内モードOFF」というように、PORTRAを使う時間中、ずっと機内モードにして通信を遮断するという方法が考えられます。

しかしこの方法だと、初回利用時に次のエラーが出てしまいます:

ネットワークに接続されていません。
ネットワークの設定を確認して、もう一度お試しください。
[OK]

加工自体は機内モードでもできるので、初回起動時に利用者統計をとるための通信か何かで引っ掛かってしまうものと思われます。

ただ、これには対策があります。ポイントは、「写真を持って行かれなければセーフ」という、「データを渡すタイミング」です。

より安全にPORTRAを使う方法

まず、PORTRAをダウンロードします(App Storeはこちら)。

PORTRAを起動して「通知」「カメラ」の利用を拒否する

次に、PORTRAを起動します。

そして、「通知」に「許可しない」を選択します。

次に、「カメラへのアクセスを求めています」にも「許可しない」を選択します。

すると「Permission Error」エラーが表示されるので、「OK」をタップします。

自動的に設定画面が開いてしまいますが、気にせず「PORTRA」に戻ります(ホームボタンダブルクリックから戻ってもOK)

すると、PORTRAアプリのカメラ画面にまで入ることができます(この時点で「写真」に許可を出していないことがポイント)。

※カメラの許可がないので、この時点で表示は真っ黒です。

機内モードにしてから「写真」を許可

そうしたらこの時点で、「機内モード」に切り替えます(※画面下からコントロールセンターが引き出せない場合は、一度ホームボタンへ移動してください)

そうしたらPORTRAアプリに戻って、左下の「写真」ボタンをタップします。

ここで、「写真へのアクセスを求めています」が表示されますが、ここで許可しないと、PORTRAに写真を読み込ませられないので、「OK」をタップしてください。

ここで許可を出しても既に機内モードなので、写真アプリから読み込んだ写真を、PORTRAがどこかへ持ち出すことはできません

機内モードのまま普通に使う

あとは、写真を選択して、加工します(※設定やフィルタの使い方はこちら)。

右下の矢印ボタンから「保存」することもできます

ただしずっと機内モードなので、やはりここでもPORTRAは写真を持ち出すことができません(加工はiPhone本体側で実行されている)。

InstagramやFacebookへのシェア機能も使えませんが、一度「保存」した画像を、後から機内モードを解除した時点でシェアすればOKです。

アンインストール

一通り試したら、最後に「アンインストール」します。

機内モードを解除する

アンインストールすれば、もう機内モードを解除しても、PORTRAの挙動の影響を受けることはないので、アンインストールが完了次第、機内モードを解除します。

ちゃんと加工した画像は、保存されているので、これで「PORTRA側が勝手に写真を使うのではないか」に関する挙動についてあれこれ心配することなく、利用することができました。

手順のポイント

今回のポイントは、「写真の許可を出すより前に、機内モードにする」です。

アプリを起動する前に、機内モードにする」はエラーでうまく行きませんが、この「写真の許可」さえ機内モード中であれば大丈夫、というわけです。

普通の使い方について

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