情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

東京の大雪で「一瞬停電・短い停電」が何度も繰り返し発生する原因・仕組みについて(2018年1月22日)

停電 (3) 大雪対策 (10) 東京 (8)

本日2018年1月22日、東京で大雪が降っています。その影響で東京都近郊地域(神奈川県横須賀市・三浦市・葉山町、千葉県いすみ市・香取市・君津市・袖ケ浦市・多古町・長柄町・千葉市緑区、茂原市、大網白里市・東金市など)にて、停電が発生している模様です。

停電について報告するツイートを見ていると、数秒から数分という短い時間の停電何度も何度も繰り返し発生するタイプの停電が多数発生しているようでした。

近隣地域が丸ごと停電→復旧を繰り返しながら、その発生間隔や停電する時間が変わるようです。

この電気が付いたり消えたりするタイプの停電の発生について調べたことをメモしておきます。

2018年2月18日、東京都内にて、繰り返し停電が発生している模様です:
都内の各所で停電が繰り返し発生中(田園都市線、東横線などに影響、2018年2月18日)

大雪の首都圏で「短い停電」を繰り返す現象発生中

現在、短い停電が繰り返し発生する問題が大雪の降る首都圏で繰り返し発生しています。具体的には、横須賀市や葉山町で停電が発生しています。YRP野比駅なども停電しており、影響が広まっています。

停電の発生情報は、東京電力の停電情報で確認することができます。

この地域に住んでいる人の停電に関するツイートを見ていると、何度も何度も停電して、完全に停電するのではなく、電気が付いたり消えたりを繰り返す状態にあることが伺えます。

「大雪」という原因から「雪の重みで電線が切れた」などと想像すると、一度停電したきりずっと復旧しないイメージを持つかもしれませんが、それとはまったく違うタイプの停電です。

いつ停電するか分からない状態で、インターネットにもつながったりつながらなかったり、お風呂場の電気も消えてしまい、入浴するタイミングも読めない、といった問題が発生しています。

停電を何度も繰り返す現象についての資料

この停電を繰り返す問題について調べてみると、中国電力のページから、関連しそうな情報を見つけることができました。

停電範囲を縮小するために,停電が発生した区域に再度電気をお送りしながら配電設備の故障箇所の特定を行っていることから,電気が点いたり消えたりすることがあります。 引用元

東京電力の停電復旧の仕組みでも、変電所間で発生した異常カ所を特定する過程で、何度も繰り返し停電してしまう仕組みが解説されています。

停電を復旧させるためには、まず、変電所に近いエリアから順番に電気を流し、停電原因のあるエリアを絞り込んでいきます。

次に、問題のあるエリアに当社社員が緊急出動し、最終的には電柱を一本一本調査して異常のある場所を特定します。 引用元

解説:停電の復旧作業を行う最中に停電を繰り返す理由

もう少し順に説明するとこんな具合になります:

まずどこかの設備(電線など)で故障が発生すると、その近隣の地域がまとめて広範囲に停電してしまいます。

ここから原因となっている場所を特定するために、まず最初に狭い範囲に電気を復旧させ、そこから徐々に電気をながす範囲を広げていきます。

そして、範囲を広げているうちにまた故障箇所にさしかかると、先ほどまで復旧できた範囲を含めて、また地域全体が停電してしまいます。

そこから、「ここからここまで送電範囲を広げたら停電が再発したから、きっとこの範囲に原因があるに違いない」と推定します。

この作業を何度も繰り返しながらどんどん原因があると予想される範囲を狭めていき、十分絞れたら最終的にそのエリアに電力会社のスタッフが駆けつけて、電柱一本一本を調べて修理する、このような流れで停電の復旧作業は実施されるようです。

「大雪が原因の停電」と「停電を繰り返す現象」の関連について考えてみる

つまり、このタイプの「停電を繰り返す現象」の根源は、広い送電地域の中で、どこに故障があるのか分からないというところにあります。

簡単に言えば、変電所が故障したり、電力消費が激しすぎて停電した、といった、電力会社に近いところで把握しやすい問題であれば今回のような「停電を繰り返しながら原因を特定する」という作業は発生しにくい一方で、雪が原因で電線が切れたといった、送電地域のどこでも発生しうるような「どこで発生してもおかしくない故障」では停電を繰り返す原因地域特定が行われやすい、と考えられそうです。

現在も雪が降っており、また別の場所で今後も雪の重みなどが原因で電線が切れたり、電線と電線が接触するなどの停電が発生した場合、再び「繰り返しの停電」が発生することが予想できそうです。

またそもそもその「停電の原因となる故障」が繰り返し同じ地域で発生してしまっている可能性も考えられます(もともと風や海水の塩分などが原因で、海岸近くでは停電が発生しやすい)。

そして現在は東京電力が節電を呼びかける事態となっており、今後は寄り大規模な停電が発生する可能性があり、注意が必要です。

パソコン向けの停電対策

パソコンなど、突然停電してしまうとデータが消えてしまう恐れがある製品に関しては、「無停電電源装置(UPS)」と呼ばれる、「コンセントが刺せるバッテリー」がおすすめです。

パソコンのコンセントをバッテリー(無停電電源装置)本体に差し込んで、さらにそのバッテリーを壁のコンセントに挿すというつなぎ方をすることで、突然停電して壁のコンセントからの給電が止まってしまっても、瞬時にバッテリーからの放電でパソコンの電力をまかなう、ということができます。

少し値は張りますが、パソコンでの作業をよく行う場合や、学校の卒論・修論を家のパソコンで書いている場合などの保険的な装置としておすすめです:

自室で私が利用しているのはこのCyberPower社の無停電電源装置です:

【CyberPower】【CP1200SW JP】UPS(無停電電源装置) Backup CR1200
【CyberPower】【CP1200SW JP】UPS(無停電電源装置) Backup CR1200

無停電電源装置のメーカーとしては、こちらのAPC社が有名です:

Smart-UPS 1000 LCD 100V SMT1000J E [1年保証モデル]
Smart-UPS 1000 LCD 100V SMT1000J E [1年保証モデル]

コメント(0)

新しいコメントを投稿