情報科学屋さんを目指す人のメモ

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Twitterから届く「辰野町の利用者が○○を共有しました」メールの謎を調査してみたメモ

Google Map (2) Twitter (224)

Twitterから以前より「辰野町の利用者が○○を共有しました」という通知メールが繰り返し届いていました。

今まで「辰野町」のユーザーがいるのだろう、くらいに思っていたのですが、どうやら同じ「辰野町」からメールが届くユーザーが他にもいるようで、「どうして『辰野町』なのか」について、仮説を立てて調べてみました。

そのときのメモを残しておきます。

「辰野町の利用者」メール

今回取り上げたい「辰野町の利用者が○○を共有しました」メールとは、例えば次のようなメールです:

辰野町の利用者が「フォト」を共有しました

Twitter <info@twitter.com>

「いま」を見つけよう

メールの中にやたら「松本山雅FC」関連のリンクが含まれるため、松本山雅好きの人や公式アカウント等が「辰野町」に位置を設定していて、そのユーザーが共有したリンクを含んでいるメールだから「辰野町の利用者が○○を共有しました」というメールが届いているものだとずっと考えていました。

心当たりがない「辰野町の利用者」メールが届く人は多い?

しかし、今回たまたま自分以外にも「辰野町の利用者」のメールが届くことに「心当たりがない」人がいることを発見して、「理由が別にあるのではないか」と考え、調べてみることにしました(直接わざわざTwitterの「辰野町の利用者」メールについて説明しているサイトは見当たらず)。

「千代田区」か「辰野町」かの不思議な2択

ここで一度確認してみれば「辰野町の利用者」がやたらと多いことは認識していたのですが、その他は「千代田区の利用者が○○を共有しました」ばかりで、Twitterからの共有のお知らせは「辰野町」もしくは「千代田区」という極端な2つから届いていることがほとんどということが分かりました。

これはやはり様子がおかしい気がします。

「辰野町」

「辰野町」の読み方は「たつのちょう」で、「長野県 上伊那郡」にあります。

「特別関わりが多いわけではない町」どころか、自分としては「縁のない町」という認識でした。

「辰野町」は日本の中心?

ただ検索してみると、辰野町のことを「日本の中心」と紹介しているサイトがみつかりました。

調べてみると、確かに長野県の「辰野町」は、かなり日本の中心っぽい位置にありました(※かなり離れた場所でも同じ印象を持つ可能性に注意が必要)

「日本」を「緯度経度」に変換したら「辰野町」になった?仮説を検証する

ここですぐ、「もしかしてTwitterでの位置設定が『日本』になっているユーザーが『日本(の辰野町)』と認識されてしまっているのではないか」と感じました。

ここでさらに「日本」というワードから、「緯度経度」に変換されてから詳細な市区町村名への変換が行われているのではないか、と考えました(Twitterの位置にGPSの座標も設定できたような気がするので、座標経由はありそう)

しかし、「日本」という「国」に対応付けられた「緯度経度」を調べてみても、すぐ出てくるのは「日本のへそ(=兵庫県、東西南北端の緯度経度平均)」くらいでした。

Google Map で「日本」への行き方を調べる

そこで、他のサービスが「日本」をGPS座標に変換してくれないかと考え、Googleなら標準的だろうと、「きっと東京都庁か東京駅あたりが自動的に指し示されるのだろう」と思いつつも、Google Mapを使って「日本」で検索してみることにしました。

ちゃんと検索結果が出てきます:

※画像中に表示されている日本の「概要」にある「沖縄の亜熱帯ビーチがある九州、東京や広島平和記念公園がある本州、スキーで有名な北海道を新幹線で行き来できます」という文、沖縄まで新幹線で行き来できるところに含まれている?と思いきや、そもそも「沖縄は九州に含まれる→九州は新幹線で到達できる」という流れなんですね…だいぶ誤解を招きやすいような。日本に詳しければ大丈夫ですが。

ここで「ルート・乗換」を使って、「日本」への行き方をGoogle Mapに表示させてみることにしました。

その結果がこちらです。

我々にとってはかなり謎の「日本」という座標がGoogle Map上に表示されることがわかりました。

「日本」という場所は「東京都」ではなく、どうやらちょうど「長野県」あたりを指している、ということが分かります。

「Google Mapの『日本』」≒「長野県 辰野町」

地図を拡大してみると、「日本」はまさに「長野県」に設定されており、そして、そのすぐそばに「辰野町」があることが分かりました

やはり「日本 → 辰野町」変換が関連していそう

この通りぴったり「辰野町」ではないようでしたが、「日本の利用者」が「辰野町の利用者」に変換されている、というのには一定の納得感が出てきました。

その結果「もともと意味合い的には『日本の利用者』という表現だった」多数のメールがすべて「辰野町の利用者」に置き換わってしまった、と。

まとめ

完全にこれ、と言い切れることはありませんでしたが、仮説を後押しする情報を見つけ、唐突だった「辰野町」という地名に一定の納得感を与えることはできたかな、と思います。

おまけ:「東京」も謎だけど

さきほどのGoogle Mapでは「東京、東京都」から「日本」への行き方を調べたのですがそのとき「東京、東京都」側こそ「千代田区」に違いない、と思ったのですが、よく見ると「江戸川橋駅」のすぐそば=千代田区のほんの少し外側、となっていることが分かりました。

こうなると「Twitterのメールと違うじゃないか」と思うかもしれませんが、そもそもGoogleと同じ座標変換をメール配信の部分で使っているとも限らないのと、座標変換をした後に名前に戻す処理を行う上で、ある程度代表的な地点に変換される可能性もあったりで、最後の最後の詳細は分かりません。誤解してしまわないように。

参考:メール配信を停止する方法

ちなみにこの「共有しました」メールは、「Twitterからのメール通知を停止する設定方法」を設定したアカウントには届いていないため、リンク先で紹介している設定画面から停止できるはずです。

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