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最近休止状態からの復帰途中に停止してしまったりして不調だったPCで、PFN_LIST_CORRUPT(STOP: 0x0000004E)という見たことのないブルースクリーンが表示されたので、それについてメモしておきます。
目次
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ブルースクリーンの内容
以下の通りです。
A problem has been detected and Windows has been shut down to prevent damage to your computer.
PFN_LIST_CORRUPT
If this is the first time you've seen this stop error screen, restart your computer. If this screen appears again, follow these steps:
Check to make sure any new hardware or software is properly installed. If this is a new installation, ask your hardware or software manufacturer for any Windows updates you might need.
If problems continue, disable or remove any newly installed hardware or software. Disable BIOS memory options such as caching or shadowing. If you need to use Safe Mode to remove or disable components, restart your computer, press F8 to select Advanced Startup Options, and then select Safe Mode.
Technical information:
*** STOP: 0x0000004E (0x0000000000000099, 0x00000000000118FA, 0x0000000000000003, 0x000000000000A9BB)
Collecting data for crash dump ...
Initializing disk for crash dump ...
Begining dump of physical memory.
Dumping physical memory to disk: 100
Physical memory dump complete.
Contact your system admin or technical support group for further assistance.
調査内容・対策
このエラーについて調べて得られた情報を列挙しておきます。
STOP: 0x0000004Eのパラメータ解説
STOPコードのパラメータの解説は、「STOP: 0x00... windows.com」などという検索キーワードで検索することで情報を取得できます。
今回は最初のパラメータが「0x99」なので、エラーの原因は「A page table entry (PTE) or PFN is corrupted.」であるとわかります。 「corrupt」は「(データが)破損する」という意味の英単語なので、「PTEまたはPFNが壊れていることが原因」ということになります。
しかし、実はこの手の直接的な詳細な情報はあまり役に立ちません。なぜなら、この情報から解決策を考えるより、「STOP: 0x0000004E」を実際に解決した人の情報を探したほうが手っ取り早いので。ただし、そういう人がほとんど居ない場合はよい手がかりになる可能性もあります。
とはいうものの、今回の場合はメモリー不良かな、と予想する程度には役立ちます。
Microsoftのトラブルシューティングページ
このページのトラブルシューティング手順はWindows 2000について記述してありますが、OSに依存する内容ではないので、Windows XP・Windows Vista・Windows 7でも参考になります。
使えそうな一つ目の対策は「ハードウェア診断ツールを使う」こと。メーカー製のPCだと、ハードウェアが壊れていないかチェックするツールが付いていたりします。まずハードウェアの故障を疑え、と。
もう一つ書かれている対策が重要で、「エラーメッセージがランダムなタイミングで表示される場合は、増設メモリを減らすか、メモリのテストを行う」ことです。他のサイトでも書かれていることですが、メインメモリが壊れてしまった(エラーを起こす)ときにこのブルースクリーンが表示されるそうです。
こちらでも、メモリのエラーが原因ではないかと指摘されています。
こちらは「PFN_LIST_CORRUPT(STOP: 0x0000004E)」だけでなく「MEMORY_MANAGEMENT(STOP: 0x0000001A)」「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL(STOP: 0x0000004e)」「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA(STOP: 0x00000050)」を扱っているのですが、よくよく思い出してみると、「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」も出た経験が。。。メモリ不良が濃厚ですね。
その他の参考資料
ドライバ開発者向けの文章もあったので、メモしておきます。つまるところ、ドライバにバグがあるとこのブルースクリーンが出ることの裏返しですね。
まとめ
まだ一度しかこのブルースクリーンに遭遇していないので特に対策はとりませんが、また発生するようなことがあればmemtest86などのツールを使ってメモリ不良が無いかチェックしてみようかと思います。
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