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ThinkPad X301のBIOSアップデートを行った際の作業メモを。
目次
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環境
ThinkPad X301 (2777)、Windows Vista 32bit。
注意
他のドライバなどでもそうですが、特にBIOSは、問題がない限りアップデートする必要はありません。BIOSのアップデートで直る問題が発生していたり、OSをアップデートするときなどに更新を促されない限り、わざわざアップデートすべきものではありません。
ちなみに、ThinkPadではなく自作PCの場合では、CPUが対応していないバージョンのBIOSから、対応しているバージョンのBIOSへアップデートする、なんてことがよくあります。
とりあえずBIOSのバージョンを確認する
ThinkPadを再起動すると、画面左下に
ThinkPad
To interrupt normal startup, press the blue ThinkVantage button
と表示されるので、それが表示されているうちに「F1キー」を押します。すると、「BIOS Setup Utility」の画面が表示されます。
その画面に「BIOS Version」という項目があるので、それを確認してください。私の場合は「BIOS Version 3.01 (6EET41WW)」とわかりました。
BIOSアップデートユーティリティをダウンロードする
「最新公開ドライバー」のページから、「BIOSアップデートユーティリティ(今回は6euj41jp.exe、バージョン3.15)」をダウンロード。
ReadMeの部分から、BIOSのアップデートによって解決された問題の一覧を見ることができます(参考:バージョン6euj41jpの場合のReadMe)。
ユーティリティを実行する
実行ファイルをダブルクリックで実行して「続行」をクリックすると、「ThinkPad BIOS Update for Windows 32-bit JP セットアップウィザードの開始」が表示されるので、「次へ」をクリックします。
「LENOVOライセンス契約書」が表示されるので、「同意する」にチェックを入れたら「次へ」をクリックします。
続いてインストール先が指定されるので、デフォルト(今回は「C:\SWTOOLS\FLASH\6EUJ41JP」)のまま「次へ」をクリックします(今回は9.6MBの空き容量が必要との表示)。
最後に「インストール」をクリックして少し待つと、「Install ThinkPad BIOS Update for Windows 32-bit JP now」というチェックボックスが表示されるので、チェックを入れたまま、「完了」をクリックします。
ThinkPad BIOSアップデートを行う
「実行したいタスク」として「ThinkPad BIOSの更新」を選択して「次へ」をクリックします。
すると、次の注意事項が表示されるので、よく読んで「次へ」をクリックします。
更新の前に以下の作業を実施してください。
ACアダプターをThinkPadに取り付けてください。次に電源コードをコンセントに差し込んでください。
十分に充電されたバッテリー・パックをThinkPadに取り付けてください
作業中のファイルをすべて保存し、実行中のプログラムをすべて閉じてください。
BIOSアップデート中は、サスペンドやハイバネーションに入れないでください。
さらに確認が表示されるので、注意しつつ「はい」をクリックします。
更新中は電源を切らないでください。
更新中に切ると、システムが壊れる場合があります。
処理を続けますか?
BIOSアップデートが行われます。
BIOSアップデートが完了すると、再起動を促されるので、「はい」をクリックしてシステムを再起動します。
作業完了
これにて、BIOSアップデートが完了します。「BIOS Version 3.15 (6EET55WW)」になりました。ちなみに、「Embedded Controller Version 1.05」
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