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バッテリーが使えなくなったThinkPadのお話です。
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症状
電源ONのまま充電中にしておいたThinkPad。朝起きたら電源マークがオレンジ色に点滅していました。まさかと思ってシャットダウンして電源ケーブルを抜いてから電源ボタンを押してみると、何も起こりません!起動しないのです!つまり、バッテリーが使いもにならなくなってしまいました。
対策するも復活せず
バッテリーを取り外してみたりしても、やはり電源マークはオレンジ色に点滅し、バッテリーは使えないままでした。
タスクトレイの電源マークがおかしい
タスクトレイにある電源マークでは「完全に充電されました(100%)」と表示されるのですが、実際は全く使えません。
そこで、電源マークをクリックして電源オプション画面を開いて左のペインにある「バッテリー情報」を開いてみました。
バッテリー情報
そこには、
バッテリーは摩耗状態にあるため充電することができません。新しいバッテリーと交換してください。
と表示されていました。バッテリーは思ったよりハイテクで、おそらくバッテリー自体にバッテリーの摩耗状態も記録されて、もうその内容的にどうにもできないようになっているのだと思われます。
他の情報も参考までにメモしておきます。
- 状態:動作なし
- 残容量パーセント:100%
- 残り時間:-
- 残容量: 20.99 Wh
- 満充電容量: 20.99 Wh
- 電流: 0.00 A
- 電圧: 12.30 V
- 電力: -
- 温度: 35 C
- サイクル・カウント: 85
- 製造者名: SONY
- 製造日: 2009-11-20
- 使用開始日: (省略)
- シリアル・ナンバー: (省略)
- バーコード・ナンバー: (省略)
- FRT パーツ・ナンバー:(省略)
- デバイス組成: Li-Polymer
- 定格容量: 27.33 Wh
- 定格電圧: 11.20 V
- ファームウェア・バージョン: -
バッテリーのメンテナンス
「バッテリーのメンテナンス」というボタンがあったので、クリックしてみました。
そこにはこう書かれていました。
主にACアダプターを装着してコンピュータを使用し、バッテリーの電力をほとんど使用しない場合など、100%の残量近辺で充放電を繰り返すとバッテリーの劣化を速める場合があります。主にACアダプターを装着してコンピュータを使用する場合には、充電のしきい値を変更するか、定期的にバッテリー内部ゲージをリセットするか、バッテリー充電モードを最大寿命モードに設定することによって、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
バッテリーを長持ちさせるコツを手助けするシステムがたくさんあったようです。今度から気を付けようと思います。
バッテリー内部ゲージのリセット
「バッテリー内部ゲージのリセット」にある「リセットの実行」というボタンが押せそうだったので、押してみました。
バッテリー内部ゲージのリセットは、以下のことを順番に行います:
- バッテリーを完全充電
- バッテリーの完全放電
- バッテリーの完全再充電
上記プロセスを完了するには少なくとも数時間必要です。この間はなるべくコンピュータを使用しないようにしてください。
続行前に行っていただきたいことは以下の通りです:
- 実行中の全てのアプリケーションの終了
- AC アダプターの接続
このように注意事項が表示されるので、「続行」をクリックしました。
すると、突然PCの電源が落ちてしまいました。おそらく、ACアダプタからの給電が遮断され、バッテリー駆動に切り替わったものの、バッテリーを使わせてもらえないので落ちてしまったのだと思います。つまり、バッテリーが利用不能の状態でバッテリーのリセットをしてはいけないというわけです。気を付けてください。
感想
ノートPCはバッテリーがダメになってしまうとものすごく不便ですよね。だいたいノートPCの寿命=バッテリーの寿命なイメージ(買って数年経って今更バッテリーを買い直すの?みたいな意味で)なので、ThinkPadについては紹介したような方法を使ってバッテリーの長寿命化を狙った方が良さそうです。自分もACアダプタにつなぎっぱなしでちょっと移動するときだけバッテリーという使い方だったので…
説明文を読んで、「ACアダプタにつなぎっぱなし」ということ自体は問題でなく「ACアダプタに基本つなぎっぱなしで、ほんのちょっとバッテリーを使ってはすぐ100%に戻る」というのが良くない、というのが勉強になりました。
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