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Windows 8用にMicrosoftアカウントを作りWindows 8で利用し、Office 2013のインストールにもそのアカウントを利用したのですが、「そうすると前のアカウントで使っていたSkyDriveの中身をどうすればいいんだ?」ということになりました。そこでSkyDriveの中身を新アカウントに移そうと思ったのですが、それより単純な解決策があったので、それらについて紹介します。いろいろ試していると、Windows8に関連づけたアカウントと、Office用のアカウントとの違いや関連が見えてきました。
目次
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状況
まず、Windows 7以前で、使っていたMicrosoftアカウント(Windows Live アカウント・SkyDriveアカウント)があったのですが、Windows8用に別アカウントを作成し、実際にWindows8に関連づけました。
そして、Windows8用のアカウントを使ってOffice2013のライセンス認証も行いました。
しかし、前のアカウントのSkyDriveにたくさんのファイルがあり、さらに無料25GBのアカウントだったため、結局前のアカウントをメインで使いたくなったという状況です。
ポイント1:Windows 8に関連づけたMicrosoftアカウントは簡単に変更可能
Windows 8に関連づけたMicrosoftアカウントですが、これは簡単に変更することができます。
「Win+W」で設定の検索を開始して、「Microsoft アカウントの関連づけを解除する」を開き、そこから 「ローカルアカウントへの切り替え」 を実行して、一度ローカルアカウントにします。 そして、同じ画面で再び「Microsoft アカウントへ切り替え」を実行すれば、別アカウントに割と簡単に変更できます。
ポイント2:Win8用アカウントとOffice用アカウントは別でOK
ここでポイントなのが、アカウントを変更しても、Officeが使えなくなったり、Officeのアカウント変更とは連動していないということです。つまり、継続してOfficeは利用可能で、Win8と関連づけたMicrosoftアカウントと、Officeと関連づけたMicrosoftアカウントが一致している必要はないようなのです。
ポイント3:Officeで開くSkyDriveアカウントは「追加」できる
Office(Excel、Word、OneNoteなど)で新しいファイルを開こうとすると、SkyDrive上のファイルも表示されます。通常表示されるSkyDriveは「windows 8に関連づけた」MicrosoftアカウントのSkyDriveです(「Officeのライセンスを関連づけた」ではない点に注意)。実は、ここに「追加」で別のSkyDriveアカウントを登録することができます。
「ファイル>開く>場所の追加」から、「SkyDrive」を選択することで、複数アカウントを利用することができます。これは結構重要なポイントです。
ポイント4:Officeのライセンスキーを登録したアカウントの変更方法は不明(できない?)
ここまで、かなり柔軟にアカウントを変更したり同時利用できることを紹介しましたが、唯一Officeのライセンスキーを別アカウントに移動する方法は分かりませんでした。
結論
というわけで、今回はまずWindows8に関連づけるMicrosoftアカウントを前のアカウントに変更しました(ポイント1)。これでもOfficeで問題は発生しません(ポイント2)。そして、この状態でOfficeからは前のアカウントのSkyDriveが見えるようになっているので、めでたしめでたしというわけです。また、万が一新しいアカウントでSkyDrive上にファイルを作っていても、簡単にSkyDriveアカウントを複数登録できる(ポイント3)ので、特に問題にはならないと思います。
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