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Z87-PROにグラフィックカードを3枚接続し、GPU4つ(1つはCPU内蔵GPU)から同時に出力できることを確認しました。これで、簡単に8面ディスプレイが構築できます(現在7枚で利用中)。また、OSはWindows 8 PROを利用しており、AMDのドライバが勝手にインストールされていました(Catalystの手動インストールをしなかったという意味、Windows 7の場合は、ドライバをインストールする必要があるはず)。
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利用したグラフィックカード
オンボード側では、Z87-PRO + Intel Core i7 4770K の組合せでDVIx1とDisplayPortx1を出力します。
それに加えて、PCI Express x16スロットに3枚接続しました。その3枚は、以下の通りです。
1.「玄人志向 Radeon HD7750 1GB PCI-E RH7750-E1GHD/A」 ATI/AMD Radeon HD 7750 (CAPE VERDE PRO):AMD Radeon HD 7750 DVIx1 DisplayPortx1 で利用
2.(1.と同じものをもう1枚)
3.「Sapphire Radeon HD 3650 512MB GDDR3 PCIE」 ATI/AMD Radeon HD 3670/4570/4580 (RV635):Sapphire Radeon HD 3650 DVIx2で利用
これを、PCI Express x16スロットに上から順に接続しました(PCIEX16_1、PCIEX16_2、PCIEX16_3)。
また、BIOS設定的には、まずiGPU Multi-Monitor Enableの設定を行い、「Advanced>OnBoard Devices Configuration>PCI Express X16_3 slot (dark brown) bandwidth」の設定を「Auto」にしています([Auto]←PCI Express 2.0x16スロット(PCIEX16_3)はx1モードで動作します。PCi Express 2.0x1 第2スロット(PCIEX1_2)は無効になります)。つまり、一番下に接続したグラフィックカードは、PCI Express x1動作します(参考:動作レーン数のチェック方法)。
これで、特にグラフィックドライバを手動でインストールしなくても、8画面分の出力が確保されます。実際に、7画面までは使ってみた(今使っています)ので、あと1枚も問題なく可能だと思われます。
このとき、デバイスマネージャには、「AMD Radeon HD 7700 Series (Microsoft Corporation - WDDM v1.20)」という表示が2つと、「ATI Radeon HD 3600 Series (Microsoft Corporation - WDDM v1.1)」「Intel(R) HD Graphics 4600」が表示されています。手動でインストールしなくとも、AMDのドライバが適用されているようです。
AMD Radeon HD 7750 x 3枚でも可能の模様
AMD Radeon HD 7750を一番下のPCI Express x16スロットに接続しても動作したので、「玄人志向 Radeon HD7750 1GB PCI-E RH7750-E1GHD/A」はPCI Express x1でもちゃんと動作するらしく、これが3枚でも、同様に8画面モニタ環境が構築できそうです。
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