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Windows 8.1にして、ディスプレイドライバに問題が発生し、表示できるディスプレイが減ってしまいました。AMDとIntelの2つのドライバに問題が発生したのですが、AMDは最新版のCatalyst Display Driverを「手動で」インストールすることで回避できました。しかし、Intel HD Graphics 4600(Intel Core i7 4770K)のドライバは不調のままでした。今回、ディスプレイを検出できない問題を解決でき、最大解像度表示もできたので、紹介します。
この話の前編にあたる、デバイスマネージャでドライバがエラー表示になってしまう問題については http://did2memo.net/2013/10/19/windows-8-1-update-display-unavailable/ で紹介しています。今回はその続きです。
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環境
利用している環境は、ASUS Z87-PRO + Intel Core i7 4770K + AMD HD 7700 + AMD HD 7700 + AMD HD 3600 + CMX16GX3M2A1600C11 x 2(32GB) + Windows 8.1 Proです。
ASUS Z87-PRO は C2 ではなく C1 で(ソフマップ.comで購入)、BIOSバージョンは一切アップデートしていない状態で「Version 2.10.1208」です。
Intel HD Graphics 4600の問題
Windows 8.1にアップデートして、とりあえずデバイスマネージャー上でIntel HD Graphics 4600のところにビックリマークがついてしまったのですが、これについてはドライバの削除と最新版のインストールをしているうちに、どのバージョンでもビックリマークが出ないところまでは行くことができていました。しかし、「画面の解像度」で「検出」ボタンを押しても内蔵グラフィックに接続したモニタだけ検出できない状態で、結局使えませんでした。
対策
いろいろなバージョンを試してみたのですが、らちがあかず、IntelのフォーラムでもWindows 8.1+Intel HD Graphicsの問題が話題になっていました。
しかし、「BIOS設定を確認しよう」+「Autoを手動にすると不思議系不具合が解決する」の経験則からBIOSの設定を次のように変更し、解決できました。
BIOS(Version 2.10.1208)で
「Advanced Mode>Advanced>System Agent Configuration>Graphics Configuration>Primary Display」を「Auto」から「iGPU」に設定
します。これにより、プライマリ(Windows上のプライマリとは別物)がAutoが選択したグラフィックカード側から、オンボード側に変更にはなりますが、これで内蔵グラフィックスに接続したモニタを検出できるようになりました。
もはやドライババージョンは関係なさそうなのですが、現在のDisplay Driverのバージョンは「9.18.10.3165」という少し古めのもので動作しています。
そもそもドライバをインストールできない場合は
そもそもドライバをインストールしようとすると「このシステムは、このソフトウェアをインストールするための最低用件を満たしていません。」が出てしまったり、デバイスマネージャでIntel HD Graphics 4000/3000などが表示できない場合は、「iGPU Multi-Monitor Enable」の設定を行ってください。
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