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いたずら目的で作成された悪意のあるページを開いてしまって、無限にポップアップメッセージが出てきて、何度OKボタンで消しても繰り返し出てきて操作できなくなってしまう場合があります。こうなってしまった場合に、どうすればよいかを紹介します。
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無限ポップアップの例
無限ポップアップとは、次のような画面が、消しても消しても表示される画面のことで、このような罠の仕掛けてあるページは、ブラクラと呼ばれます。
1億回後消えます@くらん
このようなページのうち、特に多いJavaScriptを利用しているパターンについて、iPhoneでの対処法を紹介します。
対策A:Safariを強制終了する
一つ目の方法は、無限ポップアップが止まらなくなってしまったSafariを強制終了してしまう方法です。
まず、ホームボタンを素早く2回押します。
次に、iPhone 5s/5c(iOS7以降)の場合は、Safariの画面を上側にスワイプ(なぞる・ドラッグ)して、画面上方に飛ばします。iPhone 5/iPhone 4sなど(iOS6以前)の場合は、Safariの画面にある×ボタンをタップして消します。これで、強制終了になります。
そして、再びホーム画面に戻ってSafariを開いてみてください。
ここで、終了時と同じページを開く設定(たぶんデフォルト)になっている場合、再び同じサイトが開かれてしまいます。そういう場合は、対策Bに作戦変更してください。
対策B:JavaScriptを無効にする
対策Aのほうが手軽で面倒がないのですが、それではダメな場合はこちらを実行してください。
まず、ホームボタンでホーム画面に戻って設定画面を開きます。
次に、たくさんある一覧の中から、「Safari」をタップします。
するとSafariの設定項目が表示されるので、一番下にある「詳細」をタップします。
そこに「JavaScript」というON/OFF設定があるので、「JavaScript」を「オフ」にしてください。
この段階でSafariを開いても、まだ無限ポップアップは止まりません。
ここで、「対策A」の手順で、Safariを強制終了して、再起動してみてください。
すると、ポップアップが表示されなくなっているはずなので、そのままそのページから移動したり、そのページを閉じてしまってください。
最後に、もう一度JavaScriptの設定画面まで進んで、「オン」に戻しておきます。
以上で終了です。
迷惑トラップに注意
この類の迷惑なページはたくさんあり、誘導も盛んに行われています。
最近ではTwitterやLINEからの誘導が盛んです。今回のような不便を強いるお遊びタイプもあれば、金銭目的なページへの誘導もあります(特に最近は知らない人からのLINEが誘導してくるケースが多い)。誘導先のタイプは様々ですが、リンクをタップする前に、信頼できるかどうかを考えてみるようにしてください。完全に防ぐことができるわけではもちろんありませんが、とびっきり怪しいリンクをタップしないようになるだけでもとても効果は大きいと思います(「怪しいから試しに開いてみる」というのを減らすのがまず大切)。
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2013年11月30日(土) 18:47
Chrome みたいに「このページでこれ以上ダイアログボックスを生成しない」とかあればいいんですけどね…。Safari ではないか…
2013年11月30日(土) 18:49
追記です。
ソースコードを眺めていると、
for(;;){
alert(“1億回後消えます@くらん”);
}
となっていました。
仮に1億回後でも、終わらない仕様になっています…