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誰かと勘違いして電話が来る「間違い電話」のように「間違いLINE」が来て困っている、という話をよく聞きます。そんな「間違いLINE」がどうして来るのか、について説明します。
目次
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間違いLINE
「誰かと間違えてLINEのトークが来た」、という経験がある人は多そうです。
それがスパムメッセージではなく、本当の勘違いであるならば、その原因は「電話番号の再利用」にあることがまず最初に考えられます。
原因:「古い電話番号を電話帳に登録したままにしている」
主要な原因に、「古い電話番号の放置」があげられます。これを理解するために、LINEの電話番号を使った友だち登録の仕組みを説明します。
電話番号を使った友だち追加の仕組み
LINEでは、電話帳に登録されている電話番号を参考に、LINE上の友だち関係を作ります。
「電話帳に登録されている電話番号と同じ電話番号」を使ってLINEに登録している人を、友達に自動登録しています。
このとき、その相手の表示名は、その電話帳に登録されている名前になります。
ここでもし、その電話番号の持ち主が変わっていて、あなたの電話番号に登録されている電話番号が、もう別の人が使っている古い電話番号だったとしたらどうなるでしょう。
古い電話番号が残っていると
このとき、電話帳には、「電話番号の古い持ち主」が登録されたままになっているわけです。
しかし、その電話番号を使ってLINEに登録している人は、「電話番号の新しい持ち主」になります。
すると、友達の自動登録が行われると、その「新しい持ち主のLINEアカウント」が友だち登録されますが、その表示名は、「電話番号の古い持ち主」となってしまいます。
ここに勘違いが発生します。
こうして、「古い電話番号の持ち主」にトークを送ったつもりが、「新しい電話番号の持ち主」につながってしまいます。
これが「間違いLINE」の大きな原因です。
LINEの仕組みが悪いの?
ここでLINEの仕組みが悪いのか、という話がたまになされますが、「古い電話番号がそのままになっている」ということが問題の原因であって、LINEも古い電話番号をそのままにしないように、と促しています。
というのも、古い電話番号が残っていて、そこに電話をかけてしまうのが「間違い電話」の原因だったりします。このように、古い電話番号が残っている事自体が本質的に間違いが発生する原因なのです。LINEが特別なことをして間違いLINEを生み出しているというより、間違い電話と全く同じ仕組みで間違いLINEが発生しているだけ、と捉えるほうが適切のように思えます。電話番号の管理以前に問題が有るとすれば、それは電話番号そのものの仕組みでしょう。
LINEも対策をしている
ただし、そのような対策が難しい中で、LINEも全く対策をしていないわけではありません。
以前、LINEの個人情報漏洩疑惑(勘違いだった)が発生した時に明らかになったことですが、LINEは一人の人に複数の電話番号が登録されている場合は、この電話帳を利用した友だち登録をしないようにしているようです。これはまさに、電話番号の再利用対策だそうです。よく工夫された対策だと思います(以前は、複数登録されている電話番号の中からランダムに電話番号を選び出していたようです)。
間違いLINEを防ぐには?
以前は、電話帳に登録されている名前しか表示されませんでしたが、今では小さい文字で相手が自分で設定した名前が表示されています。
その情報を頼りにすることで、間違いLINEをしてしまうことを防ぐことができます。
間違いLINEが来るのを防ぐには?
一方で、間違いLINEが来ないようにするには、この「自分で設定する名前」を、あなたであるということがわかりやすい名前に設定しておくことが大切です。
その他の原因
きっとこんなLINE IDを使っているだろう、という思い込みで別の人を登録してしまったり、グループで見かけた人を誰かと勘違いしてしまったり、などなど、ほかにも原因は考えられますが、少数だと思われます。
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