情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

ロリポップの共有SSL用ドメインがTwitterからスパム判定されている模様

Twitter (629)

GMOペパボが運営するロリポップの提供する共有SSLサービスのドメイン(ssl-lolipop.jp)が、Twitterにスパム判定されています。

twitter-spam-check-page

ssl-lolipop.jpがTwitterからスパム判定中

現在、Twitter上から、○○.ssl-lolipop.jpというドメイン名のリンク先へ移動しようとすると、「あなたが訪問するサイトは、安全ではない可能性があります。」と表示されてしまうスパム判定状態になっています(2014年7月12日13:00-13:15現在継続中)。

twitter-spam-check-page

以前気がついた大きなサイトだと、livedoorブログもほんの短い時間でしたが、同様の問題が発生していました。また、lolipop.jpは、スパム判定されていないようです。

参考:Twitterを「ssl-lolipop.jp」で検索してみる

ssl-lolipop.jpとは

ssl-lolipop.jpについて調べてみると、アンケートや申し込みフォームなどで利用されています(参考:google:site:ssl-lolipop.jp)。

そして、その招待は、そのドメインの通り、レンタルサーバーで有名なロリポップが提供する共有SSLで使われるドメインでした。

参考:共有SSLの利用法 / ユーザー専用ページ / マニュアル - レンタルサーバーならロリポップ!

個人ブログならまだしも、このような会社が運営する大規模利用されるドメインがTwitter上でスパム判定されると、信用を含め、それなりの被害になってしまいそうです。

スパムDBに登録されていることを確認

後述する対策方法に従って途中まで作業すると、スパムデータベースに登録されているドメインかどうかを確認できます。その結果、「ssl-lolipop.jp is listed in the DBL」と表示されました。つまり、スパムデータベースにssl-lolipop.jpが登録されてしまっています。

spamhaus-ssl-lolipop-jp

他に影響が出る可能性も

現在は、Twitterでスパム判定される現象のみを確認していますが、このスパムデータベースは、Twitterが運営しているわけではなく、ほかのサービスからも参照されるデータベースです

なので、Twitter以外の場所でも、このスパム判定の影響が出る可能性があります

ですので、ssl-lolipop.jpでサイトを運営している人は、何らかの問い合わせが来た際に、このことを頭に入れておいたほうが良さそうです

対策方法(の参考)

個人で取得したドメインではないので、対応方法が違うかもしれませんが、Twitterに特定ドメインがスパム判定されてしまっている場合は、次の対策が参考になると思います。もし担当者の方が見かけたら、試してみてください(ドメインの所有者ならまだしも、そうでない人が勝手に解除作業をやっていいものか分からないので)。

参考:自分のサイトがTwitterに「有害なサイト」認定されたときの対策メモ

ただ、やはり共有利用されているドメインなので、スパム判定されるような理由があるページが存在している可能性は気になるわけで、そのあたりを特定することも実際のところは大切だと思います。そういう意味では、この方法で解除できても、一応原因を調べておいたほうがいいと思います。

参考

次のTweetのおかげで、気がつくことができました。

追記:一部解除?

13:55ごろ確認したところ、一部の*.ssl-lolipop.jpのサイトは、スパム判定が解除されているようですが、引き続きその他のサイトはスパム判定が継続しており、前述のスパムデータベースにも登録されたままです。

一部のサイトが、Twitter社に連絡して、部分的にスパム判定を解除してもらったのかもしれません。

追記:解除

14:37ごろ確認したところ、スパムデータベースの表示が「ssl-lolipop.jp is not listed in the DBL」になっており、Twitter上でもスパム判定が解除されていることを確認しました。

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