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最近、怪しいLINE公式アカウントが増えています。その怪しいアカウントは、「友だち>公式アカウント」の一覧に表示されているのですが、公式マーク(☆盾マーク)がなぜか緑ではなく灰色です。そういうアカウントは本当に公式なのか、それとも偽物なのか、公式アカウントになる裏ワザでもあるのか、というところを解説しておきます。
目次
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グレーの公式マーク
怪しい、本当に「公式」なの?
この「【公式】LINE運営配布屋」は、「タイムラインに共有するだけで500コインが手に入る!」などと宣伝する、とても「怪しい」アカウントです。
これを見て、次のように思うのは当然だと思います。
- 「本当に公式なの?」
- 「公式マークが灰色で怪しい」
- 「緑と灰色の違いは何?」
- 「偽物?裏わざ?非公式?」
- 「プレゼントとか言ってるけど、本当に貰えるの?詐欺?」
「公式アカウント」一覧に出る、という意味では一応「公式」だけど・・・
とりあえず、「友だち」一覧の、「公式アカウント」の中に表示される、という意味では、一応「公式」かもしれません。
みんなのイメージする「公式」
ただ、実は、緑マークと灰色マークでは、全くそのアカウントの「作り方」が違います。
「みんなのイメージする公式」はおそらく「緑色のほう」で、「灰色の方」は、それとは全く違うものです。
グレーの公式アカウントの正体と作り方
グレーの公式マークのアカウントは、今からあなたも、作ることができてしまうアカウントです。
年齢認証があるので18歳以上で、電話番号が必要ですが、企業や芸能人が使う緑色とは違い、あなたの住所や職業を調べられることもありませんし、高額な料金も必要ない、アカウントです。
そんな個人向けのアカウントのことを、LINEでは「LINE@(一般アカウント)」と呼びます。
作り方
LINE@アプリをダウンロードして、そこで登録するだけで作れてしまいます。
灰色の公式は、個人でも簡単に作れる!
というわけで、私個人でも、簡単に作れてしまいます。
なので、今は名前が「did2」ですが、これを例えば「【公式】○○」など、自由な名前のアカウントを作ることもできます。
もちろんここでの「公式」は、「did2公式」くらいの意味になりますが。
緑色の公式は、簡単には作れない!
一方、「緑色の公式アカウント」は、厳しい審査と高額な費用(例:初期費用200万円、月額150万円~)が必要になります。
これが、「本当に公式かな?」と疑った皆さんのイメージに合う「公式」だと思います。
「公式」や「LINE公式」と言うより、「LINE公認」や「LINE認証済み」という意味合いが正確です。
紺色は?
読者の中には、「公式アカウント」一覧に、灰色でも緑色でもない、紺色のアカウントが表示されている人もいると思います。
実はこれも「LINE@」アカウントなのですが、この紺色アイコンの場合は、主に実店舗を持つビジネス向けの「認証済みアカウント(認証済みLINE@)」です。
なので、先ほど紹介した「個人向けアカウント(個人向けLINE@)」とは違い、LINE株式会社に審査依頼を提出し、合格して初めて作成できるアカウントです。
- 審査申し込みページ:お申込情報の入力
この認証済みLINE@の申し込みページにも、「一般アカウント」はLINE@アプリで作ってね、と書かれています。
まとめ:「公式」の意味の違いに注意!!
というわけで、「公式アカウント」の一覧に表示されていても、灰色マークの公式アカウントは、作ろうと思えば誰でも簡単に作れてしまうLINE@アカウントなので、緑色の「みんなのイメージする」の公式アカウントとは、全く別物です。
「公式」と書いてあるのを、「LINE運営公式」だとか、「LINE運営公認」と間違えないでください。
アカウントを作る前に、しっかりとした審査を通過したものではありません(もちろん、規約違反や通報でLINE運営が消す可能性はあります)。
「公式」という表示から「LINEの認証済み・公認」と誤解しないように気をつけてください。
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