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普段利用しているマネーフォワードに、見たことのないタイプの連携失敗表示が出ていました。
実際に再連携してみると、「連携方法が変わったから切り替える必要がある(三井住友銀行がマネーフォワードのような外部サービスと連携する手段を正式に用意した)」ことが分かり、どうやら特殊ケースのようなので、ここにメモしておきます。
目次
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「連携方式が変更されました。再連携を行ってください」エラー表示
一番目立っていたトップページのスクリーンショットを取り損ねてしまったのですが、そこをタップして開いた口座一覧には、「連携に失敗しています」と表示されています。
この表示をタップすると、「連携方式が変更されました」というよく分からないエラーが表示されていることが分かります。
取得失敗
連携方式が変更されました。再連携を行ってください。
[ログイン情報の編集]
再連携作業開始
「ログイン情報の編集」をタップするとブラウザが開いて「金融機関登録」画面が表示されました。
新規登録扱いになるのか?とも思ったのですが、どうやらこちらはあくまで「再」連携用のページのようで、「再連携する」ボタンがあり、それをタップしました。
続けて、「三井住友銀行と連携する」をタップしました。三井住友銀行のサイトへ移動しますという部分から、OAuth的なものを感じます(※その後ニュース記事にて、OAuthを利用していることを確認できました)。
三井住友銀行のページでログインする
すると三井住友銀行のサイトへ遷移し、そこに気になっていたことがずばり「2017年7月28日より、SMBCダイレクトにおける外部連携サービスのお取扱を開始しました」と書かれていました。やはり、外部連携を促す仕組みを、三井住友銀行側が用意した影響だったようです。
店番号、口座番号、第一暗証を入力して、「ログイン」をタップしました。
三井住友銀行
SMBCダイレクトログイン
2017年7月28日より、SMBCダイレクトにおける外部連携サービスのお取扱を開始しました。
[外部連携サービスについてくわしくはこちら]
店番号[] 口座番号[]
または
契約者番号[]-[]
第一暗証[]
[個人情報の利用目的]
[ログイン]
[安全にご利用いただくために]
ログイン完了
すると次の「外部連携サービス利用申込」というページが開くのですが、この時点でもう「お名前」などが表示されており、ログインには完了していることが分かります。
「マネーフォワードが以下の情報へのアクセス許可を求めています」や「連携先・提供情報」などの表示はOAuth感たっぷりです。ここまで、マネーフォワードには認証情報を入力せず、三井住友銀行のページ上でしか、暗証番号も入力していません。
再認証要求が厳しそう?
この画面の下に、赤字で気になる情報が書かれていました。
本画面での利用同意は、最終ご利用日から30日間有効です。有効期限を過ぎた場合は、再度当画面で利用申込が必要です
「最終ご利用日」となっており、「最終利用申込日」や「最終ログイン日」ではないため、30日ごとに認証しないといけないのか、それとも30日間マネーフォワードの利用がなかったら解除されてしまうのか、それともマネーフォワードが認証情報を使ってアクセスし続ける限り生き続けるのか(そんなことはなさそうだけれど…)、若干曖昧さはあるものの、赤字で表示されていることもあり、再認証が面倒そう、という印象をひとまず受けました。
連携完了
「上記に同意の上、本サービスの利用を申込みします」にチェックを入れて「利用申込」をタップするとマネーフォワードアプリに戻されて、すぐさま連携が完了(復帰)しました。
ひとこと
遂に銀行側が歩み寄った認証が提供され始めたんだな、ということを体感しました(銀行がこれ系のサービスに出資しているだとか、そういう話は聞きつつ、アプリ内で感じることは今までなかったので)。
追記
マネーツリーとも連携していることや、OAuth2.0準拠であることなどが、ニュース記事から確認できました。
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