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2018年4月22日6時50分ごろより、APNICとCloudflareが協力して提供開始されたDNSサーバー「1.1.1.1」が名前解決に利用できない不具合・障害が発生している模様です。
7時30分現在も、「1.1.1.1」および「1.0.0.1」が使えない状態が続いています。
この影響で、DNSサーバーに「1.1.1.1」および「1.0.0.1」を指定している利用者から「インターネットに接続できない」「ウェブサイトが開けない」「1.1.1.1が落ちている」などの声が上がっています。
この問題について。
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「1.1.1.1」を利用しているとウェブサイトに接続できない
「1.1.1.1」をDNSサーバーに接続したPCのChromeからウェブサイトにアクセスしようとすると、次のエラーになってしまいました:
このサイトにアクセスできません
www.yahoo.co.jpのサーバーのIPアドレスが見つかりませんでした。
次をお試しください:
・プロキシ、ファイアウォール、DNSの設定を確認する
・Windowsネットワーク診断ツールを実行する
DNS_PROBE_FINISHED_BAD_CONFIG
nslookupに失敗する
そこで、nslookupで名前解決を試みましたが、1.1.1.1が利用できずエラーになってしまいました:
C:\Windows\System32>nslookup yahoo.co.jp
サーバー: UnKnown
Address: 1.1.1.1
*** UnKnown が yahoo.co.jp を見つけられません: No response from server
C:\Windows\System32>nslookup yahoo.co.jp
DNS request timed out.
timeout was 2 seconds.
サーバー: UnKnown
Address: 1.1.1.1
*** UnKnown が yahoo.co.jp を見つけられません: No response from server
対策
試しに「1.1.1.1」を設定していましたが、こちらを「8.8.8.8」に戻したところ、再び正常にウェブサイトを開けるようになりました。
公式の障害情報について
4月22日午前8時時点で、「1.1.1.1」の公式ウェブサイトおよびCloudflareの障害情報ページ、Cloudflare公式Twitterアカウントでは、この問題に関連する障害情報の掲載は見当たりません。
復旧
8時13分頃確認したところ、「1.1.1.1」が再び利用できるようになりました。
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