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2020年5月現在、YouTubeライブのチャット欄にコメントを投稿しても自分のコメント投稿が表示されず、「チャットにコメントできない」「チャットが反映されない」といった問題が一部ユーザーの間で発生しています。
この問題について。
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YouTubeの生配信でコメントが反映されない
YouTubeのライブ配信機能(YouTubeライブ)では、視聴者が「チャット」欄に対して、メッセージ(コメント)を入力・送信することが可能です。
しかし、コメントを入力して送信ボタンを押したのにもかかわらず、自分のコメントがチャット欄に反映されずに見えない状態になったり、コメント投稿されたように見えて、実際にはコメント投稿できていないなどの状態になってしまう「コメントが反映されない問題」が、一部のユーザーの間で発生しています。
自分のコメントが反映されていないように見えるために、送信できていないと誤解して同じコメントを連投してしまい迷惑をかけてしまったり、コメントが送信できるように見えて実は送信されておらず、コメントが読み上げ対象に入らなかったり、再読み込みすると消えてしまっていたり、といったことが発生します。
「上位チャット」切り替えを試す
まず、YouTube公式アカウントも案内していることですが、自分のチャットだけ反映されない、といった場合は、チャットの表示設定を「上位チャット(一部のメッセージを非表示にします)」というデフォルトの状態から、「チャット(すべてのメッセージが表示されます)」に切り替える操作を行ってみてください。
これにより、不適切な可能性があるメッセージとして、チャット欄に表示されていなかったメッセージまですべて表示されるようになるため、表示されていなかったチャットメッセージが表示されるようになる可能性があります。
Chrome拡張などの「広告ブロック」系拡張に注意
しかし、現在多くのユーザーの間で発生している問題は、こういった通常の機能の範囲外で発生しているケースが多いようです。
例えば、発生原因としてYouTube側の不具合というケースも考えられます。
英語版のYouTube公式のTwitterアカウントは、同様の症状に関する質問に対して、クリエイターによる削除やスパム判定などの理由で非表示になっているのではないかとの返答をしています。
It’s possible that the message has been hidden or removed. The top chat view hides messages such as potential spam to help make chat easier to read and more useful. Live chat messages can also be removed by the person who sent them, the channel owner, or for policy violations.
— TeamYouTube (@TeamYouTube) May 14, 2020
しかし、通常クリエイターによる削除の場合は削除された痕跡が残る点など、症状の説明と食い違うように思えます。ただしこのことから、YouTubeの機能として、直接関連するような不具合が発生していない(少なくとも把握されていない)ということが推測できます。
そんな中、このYouTube側が原因をあまり把握していない・案内できていないこととも合致する要因となっているのが、Chrome拡張などによる「広告ブロック」機能です。
広告をブロックするためのブラウザ拡張(Chrome拡張など)がインストールおよび有効化されており、その動作の影響で、コメントの投稿・取得・表示の正常な動作が妨げられ、コメントが反映・更新されない問題が発生してしまっている、というケースです。
実際現在、広告ブロック系機能を利用しているユーザーでチャットが反映されない、という症状が多く発生しており、利用を解除・停止することで復旧した、との報告が多くあります。
対策について
そのため、自身が利用中のブラウザに、広告の表示をブロックするタイプの拡張(プラグイン・アドイン・アドオン)がインストールされていないかを確認し、それらを無効化(ブラウザの再起動も行っておくとより確実です)した上で、コメント投稿に問題が発生するかを確認するようにしてみてください。
その他、別のブラウザを利用(Chromeを利用している場合はEdgeやFirefoxブラウザなどを使う、等)して、同様の問題が発生するかどうかを確認してみるのも、同じような問題の切り分けに繋がるため、拡張が見つからなかったり、解除の仕方が分からなかったような場合に、試してみてください。
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