スポンサーリンク
ChatGPT(チャットGPT)の「会話履歴」が消えてしまう・表示されなくなってしまう障害が、以前より繰り返し発生しています。
こうしたChatGPTの会話履歴が突然見れなくなってしまった場合の対策・対応方法について、3月22日現在も継続している履歴が見れない問題の症状や、これまで発生していた履歴が見れない問題の症状を元にして、紹介します。
目次
スポンサーリンク
ChatGPTで履歴が見れなくなる障害が以前より多発
ChatGPTでは以前より、画面左に表示される過去のチャット履歴が突然消えて見えなくなってしまう問題が繰り返し発生しています。
以下は、その発生例です:
- 2023/03/21~:【ChatGPT】履歴が利用できないエラー「History is temporarily unavailable. We’re working to restore this feature as soon as possible.」と対策について
- 2023/03/21:【ChatGPT】履歴が表示されない「We continue to roll out restoration of ChatGPT service.」エラーが発生中
- 2023/03/08:【ChatGPT】「チャット履歴が消えた」問題の急増の対策について(「Unable to load history」エラー問題)
「履歴が見れない」問題の特徴
これらの過去および現在(3/22)発生中の「履歴が見れない」障害に共通する特徴は、チャット履歴そのものが消えてしまったわけではない、という点です。
見た目は「履歴が消えた」ように見えますが、実際には履歴そのものが消えてしまった、というより、履歴が一時的に見れない状態になってしまっている、という状態で、過去に行ったチャットの内容自体は残っています。
そしてもうひとつのポイントが、画面左に履歴が表示されていたとき、個々のチャット履歴をクリックすると、過去のチャットのページが開いたと思うのですが、あくまで障害で見えなくなってしまっているのは画面左に表示されていた「履歴の一覧」であり、クリックした後に開いていた個々の過去チャットページのは引き続き開くことができる、という点です。
履歴の一覧にだけ障害が発生しており、過去チャットを閲覧する機能自体は動いている、という状態です。
過去チャットのURLが分からないのが問題
つまり、障害が発生している最中であっても、過去チャットのURLさえ分かれば、、過去チャット自体を見ることができ、過去のやり取りの内容や、送信したチャット(プロンプト)の内容を救出することも可能です。
ブラウザの履歴から開く
そこで障害発生中に急いで過去の履歴を見たい、プロンプトを救出したい、などといった場合には、Chromeなどのブラウザの履歴を確認してみてください。
特に、チャット履歴の個別ページのURLは「https://chat.openai.com/chat/」で始まる形式なので、このURLで検索してみることも有効です。
すると、過去に履歴をクリックしてその履歴を表示していて、ブラウザの設定などによって消えてしまっていなければ、どのURLがどの履歴なのかは開かないと判別できない状態ですが、その履歴のページを再び開くことができます。
なお、同じ「https://chat.openai.com/chat/」で始まるURLであっても、その後すぐ「?__cf_chl_tk=」のように続いてしまうのは個別のチャット履歴のページのURLではないので注意が必要です。
個別のチャット履歴のURLは、「https://chat.openai.com/chat/********-****-****-****-************」のような形式(これより長く、後ろに文字が続く場合もあります)となっており、それぞれの「*」は、数字やアルファベット小文字です。そのような形式に当てはまるものを開いて、確認してみてください。
根本解決には復旧を待つ
しかしこの方法ですべての過去履歴を見ることはできないため、何度も開いて参照していたような、重要なプロンプトを含むやり取りを急いで再度確認したい場合には向く一方で、最近どんなやりとりをしたのか履歴全体を見たりするのには向きません。
そのため、完全に元通りに利用できるようになるためには、履歴機能の復旧を待つようにしてみてください。
履歴まわりの障害が多いので予防策も
また、「履歴が見れなくなる」という症状が繰り返し発生しているため、今後の障害に備え、重要なチャット履歴やプロンプトに関しては、ChatGPTとは別の所にコピーして残しておく等の要望策を行うことも検討してみてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク