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Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用した際のクレジットカード明細に、「利用国NL」のような、特徴的な表記が現れる場合があります。
そうした記載例と、表記に関する情報をメモしておきます。
目次
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クレジットカード明細上の表記
楽天カードでUber Eatsの支払いを行った際、クレジットカード明細には「利用店名」として、例えば以下のような記載が行われるようです。
- VISA海外利用 UBER *EATS HELP.UBER 利用国NL
- VISA海外利用 UBER *EATS 利用国NL
ここに登場するのが、「利用国NL」という表記です。
なお、「VISA海外利用」とも記載されており、海外利用扱いとなっていることとセットで「利用国」が記載されている、という状態です。
楽天カードヘルプ内での記載
なお、楽天カード公式のヘルプページでは、代表的な利用店名が何のことなのか、が書かれた一覧ページがあり、その中では「UBER」という「利用店名・商品名」に対して次の通り説明されており、「UBER EATS」での購入が「UBER」と記載されるようにも見えますが、手元ではそのようにはなっておらず(冒頭部分は一致するものの)、「UBER *EATS~」となっています。
UBER(ウーバー)は配車サービス、送迎などでのご利用サービスです。
系列のUBER EATSは料理の出前関係のご利用となります。
UBER EATSをご利用の場合もUBERとご利用明細に記載されます。
(引用元)
「NL」とは
「利用国NL」と書かれており「NL」は国名(国コード)であると予想されます。
「NL」という略称について、「ニュージーランド」、のようにも連想してしまうかもしれませんが、ニュージーランドであれば「NZ」であり、「NL」は「オランダ(Netherlands)」となります。
Uber Eatsはオランダの会社なの?
この「オランダ」という国名について、「Uber Eatsは元々海外の会社だ」という情報と結びつけると「Uber Eatsは元々オランダの会社なのではないか」とも思えてしまうかもしれないのですが、Uber Eatsも、その元となったUberも、どちらも米国発のサービスで、会社は米国が会社の所在地となっており、「元々オランダの会社」ということはなさそうです。
オランダの首都表記の場合も
なお、三井住友カードの「特にお問い合わせの多いご利用店名」には、「利用国NL」ではないものの、日本国内での利用であっても「UBER *EATS」に括弧書きで「AMSTERDAM」と表記される場合がある、と案内されています。
UBER *EATS
サービス内容
デリバリー・宅配サービスのご利用代金です。
ご利用店名の後に括弧書きで「AMSTERDAM」と表記される場合がありますが、日本国内で利用した場合でも、ご利用店名の後に括弧書きで「AMSTERDAM」と表記される場合があります。
(引用元)
「AMSTERDAM(アムステルダム)」は、オランダの首都であり、「NL」という国名の国コード表記とは異なるものの、オランダでの利用のように見えることがあることが説明されています。
他の表記でも、オランダでの利用のように見えることがある?
もともと国内でUBER EATSを普通に利用した場合であっても「利用国NL」と明細に記録されているため、「利用国NL」と書かれていても国内利用となる場合がある、というのは利用実態から分かることでしたが、他の記載形式でもオランダでの利用であるかのように見えることがある、ということが分かります。
なぜオランダなのか
この「なぜオランダなのか」について考えられる仮説としては、Uber Eatsが利用している決済の仕組みに、何らかの形でオランダが関係していること、が考えられます。
そして実際、オランダにある大手決済サービス会社「Adyen(アディエン)」の決済システムをUberが使用しているようで、そこに起因する何らかの影響で、「利用国NL」との表記(およびAMSTERDAM表記)が発生しているのではないか、と考えられます。
Adyen (AMS: ADYEN), the payments platform of choice for many of the world’s leading companies, announced today that it has been selected by Uber to be its initial solutions provider for 3D Secure (3DS).
(引用元)
追記:その他の例(2024年10月現在)
- UBERJP_EATS利用国NL
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