【Chrome】「Googleレンズで検索」を無効にする・非表示にする設定方法は？について

PC版Chromeの最新版（バージョン128）にて、ChromeにGoogleレンズ機能が搭載されました。

この機能を使用すると、ウェブページの一部を選択して、その選択した一部分を元に、検索を行うことができます。

例えば、ウェブサイトに掲載されている画像を選択して、その画像に写っているものが何なのか検索することなどが可能です。

この新機能について、無効化したい・元に戻したい、と感じるユーザーも少なくないようです。

しかし、そうしたユーザー向けにGoogleレンズ機能を無効化できるような設定項目は、通常のChrome設定に追加されておらず、無効化・非表示・機能削除などを行うことはできません。

ただしその一方で、アドレスバーに「chrome://flags」を入力してアクセスできる「Experiments」設定には、無効化することのできる設定項目が追加されています。

この「Experiments」設定は次のような注意書きのある設定項目であり、注意が必要な項目となっています。

Warning: Experimental features ahead! By enabling these features, you could lose browser data or compromise your security or privacy. Enabled features apply to all users of this browser. If you are an enterprise admin you should not be using these flags in production.

該当する具体的な設定項目名は「Lens overlay」で、この設定を直接を開くには、アドレスバーに「chrome://flags/#enable-lens-overlay」を入力します。

すると、次の設定項目が表示されます。

Lens overlay
Enables Lens search via an overlay on any page. – Mac, Windows, Linux, ChromeOS, Lacros
#enable-lens-overlay

そして、この項目右の「Default」をクリックし、「Disabled」に変更した上で「再起動」をクリックし、Chromeを再起動します。

これで「Googleレンズ」と表示される新機能が無効化されます。

通常バージョンアップの中で削除されてしまう、一時的に利用できる設定項目であるため、いずれこの元に戻せる設定が削除され、Googleレンズボタン表示が強制される、というのが通常の流れです（フィードバックなどで機能追加が撤回されたり、機能変更される等の可能性はあります）。