「iOS17.7」が表示されてiOS18にアップデートできない原因や注意点について

iOSのソフトウェアアップデートは、iPhoneの「設定」アプリの「一般」＞「ソフトウェアアップデート」から行います。

iOS18へのアップデートを行おうとその「ソフトウェアアップデート」を開いたものの、アップデート先として「iOS 17.7」が表示されてしまい、iOS18じゃないのはどうして、と疑問に思うユーザーが発生しています。

しかしこの表示自体は正常な表示であり、iOS18が使えないことを意味するわけではありません。

iOS18へのアップデートは、iOS17.7の表示より下にスクロールした「iOS 18にアップグレード」と書かれたボタンから行います。

そちらをタップして初めて、iOS18の詳細が表示され、ダウンロード・アップデートへ進むことが可能となります。

画面の表示設定や端末サイズの小ささ（iPhone SEシリーズなど）によっては、「iOS18にアップグレード」ボタンが隠れてしまっていることが考えられるため、画面下へのスクロールを行い、ボタンが表示されていないか、確認するようにしてみてください。

なお、iOS18に対応していない場合、iOS 17.7しか表示されない状態になってしまうことが考えられます。

iOS18にアップデートしようとしているiPhone端末が、iOS18に対応しているiPhoneかどうかを確認してみてください。

なお、iOS18の正式リリースなのにどうしてiOS17.7が表示されるの？という疑問があるかもしれません。

これは最近の大型アップデートで行われているリリース手法であり、セキュリティアップデートを中心に安定性の高いアップデートだけを行いたい場合と、いち早く最新版にアップデートしたい場合を、ユーザーが選択できるようになっています。

以前であれば、iOS18しかリリースされず、アップデートでアプリが動かなくなるリスクなどがありアップデートをあまりしたくないが、セキュリティアップデートを行うためにアップデートしなければならない、のような選択を迫られてしまっていましたが、現在そういう場合であればiOS17.7へのアップデートを行い、iOS18.1がリリースされるのを待つ、といった柔軟なアップデートを行うことが可能となっています。

• iOS 18 - Apple（日本）