情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

学会への海外出張と海外渡航保険についてメモ

海外 (1)

学会参加目的で海外出張した時に、保険はどうすれば良いんだろう?と思い、海外旅行保険について少し調べたので、メモを共有しておきます。基本的に、国立大学の場合について調べています。

絶対に入っているはずの保険

国立大学の学生であるだけで必ず契約しているはずの保険が「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」です。

入学時や進学時に必ず一括払いで契約しているはずで、これが海外渡航(研究関連での海外出張)に使える内容を含んでいれば考慮すべきですし、もししっかりカバーされていれば、別途保険を契約する必要はない、ということです。

学研災と海外出張

学研災の補償内容は、海外でも適用されます。

例えば、海外出張で利用したホテルや、ホテルから学会会場への移動中、学会会場で発生した事故について、補償が適用されます。

しかし、それ以外の食事中や観光中、つまり正課中の活動から外れる範囲については、補償されません。したがって、海外出張(研究目的での渡航)だからと言って、日本から出て日本から帰ってくるまで全期間が補償対象になるわけではなく、その都度外れた部分は補償の対象外になるようです。また、適用場所だけでなく、他にも疾病に適用できなかったりなど、海外旅行保険が通常カバーする範囲に比べて、非常に狭い補償内容になっています(参考:東京大学の海外渡航危機管理ガイドブック)。

つまり、一般的に海外渡航の際に必要と考えられている補償内容は、特に海外向けではない学研災はカバーできていないということがわかります。

したがって、学生が海外出張する際には、別途海外旅行保険に加入しておく必要がある、というわけです。

別の保険

ここで、学研災以外の保険について考えると、大きく3つに分けることができます。

1.大学が別途加入している保険

大学によっては、海外渡航向けに一括で海外渡航保険を契約している場合があるようです。これについては、完全に大学毎に異なることなので、大学の事務に問い合わせてみるとよいと思います。

例えば、東北大学工学研究科・工学部では、次のようにアナウンスしています。

本学部・研究科が包括で加入する海外旅行保険が、一部旅行を除き適用の対象外となりますので、出張により外国に渡航を予定している者は、出発前に 指導教員に相談の上、必ず海外旅行保険に加入してください。 引用元

2.クレジットカード付帯の保険

クレジットカードに海外渡航保険が含まれている場合があります。基本的に補償が手厚いのは年会費が必要なゴールドカード以上のカードなので、自分がクレジットカードを持っているからといって、あまり頼りにしすぎないでください。補償内容を確認しましょう。親のゴールドカードの保険にカバーしてもらえることもあるので、親のクレジットカードについてもよく調べておくとよいと思います(特に、海外旅行に関連する支払いをそのクレジットカードでしていないと適用されないなど、条件に注意)。

ただ、ゴールドカードでない学生が持てるようなクレジットカードでも、年会費無料の楽天カードやオリックスカードなど、一部のカードはそこそこ有力なようなので、とりあえず自分の持っているクレジットカードについてダメ元で調べてみるとよいと思います。

3.海外旅行保険

一番信頼できそうなのが、別途契約する「海外旅行保険」です。大学の生協(東工大の生協のWebページにもあった)などでも紹介されていますし、Web上で検索すれば、簡単にWeb上だけで手続きを済ませられる海外旅行保険がたくさんあります。渡航先や期間に応じて、各社各サービス毎に値段がいろいろなので、比較サイトを使うのもよいと思います。

まとめ

「学研災」では不十分なので、別途海外旅行保険に加入するのがお勧めです。

※大学教職員の場合

大学職員の場合は、国立大学協会(国大協)による賠償責任保険や、労災云々があるので、全く違うようです。

参考資料

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