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Twitterの新しいプロフィールを旧デザインに戻せない!苦情が多い理由ってもしかして

Twitter (587)

Twitterの新しいプロフィールを一般のアカウントからも簡単に利用開始できるようになりました。しかし、これに関して「元に戻せない!」「元に戻す方法がアナウンスされていない!」「元に戻させろ!」的な「苦情」がTwitterの公式アカウント宛のリプライなどで見つけられます。これを見て自分は「どうしてそんなに嫌がるんだろう」と思っていたのですが、実際に「新プロフィールデザイン」への変更ボタンやその説明を見て、「もしかして」と思うところがあったので紹介します。

「新しいTwitterのプロフィールを試してみましょう」の表示

PC版Twitterのホーム画面やプロフィール画面には、次のようなバナーが表示されるようになっています。

新しいTWitterのプロフィールを試してみましょう
プロフィールを変えてみませんか。ヘッダー画像とツイートの固定でよりあなたらしく。
[ご覧ください]

twitter-new-profile-1

先ほど紹介した「苦情」を見たあとにこの文章を読んでみて気がついたのですが、「試してみましょう」と書かれていたら、「試すだけで元に戻せる」と思うのが普通のような気がしました

元に戻せないのであれば、「試してみましょう」というのは、どこか変な気がします。はっきり言い切れるほどではありませんが、ある程度の多くの人がこれを見て「当然戻せる、『お試し』だろう」と思って切り替えてしまったに違いありません。

「ご覧ください」と「有効にする」の間がお試し期間

さらに言えば、「ご覧ください」というのも、ちょっと珍しい感じのするボタンです。

これをクリックすると、「よろしいですか?[今はしない][有効にする]」と表示されます。

twitter-new-profile-2

当然「お試しだから嫌なら戻せるだろう」と思っていた人は、ここを見ても「お試しだから」という気持ちが変わる追加情報も無いので、「試してみよう」と思ったら「有効にする」を押してしまうのでしょう

追加情報が無い、とは言いましたが、もちろん、「試してみましょう」は、この「試してみましょう、から、有効にする」までの間だった、というのがTwitter側の認識なのだとは思います。

こうして「有効にする」をクリックすると、「新しいプロフィールが公開されました」と表示され、「お試しだから戻せる」と思っていたけれど実は戻せないデザインに切り替わってしまいます。

「戻せない」って書いてない

苦情が多いのは、当然気に入らない人の絶対数が多いこともありますが、それよりも「戻せないなんて聞いてない」「戻し方はどこに書いてあるのか」という点が原因だと思いました

やはり「試してみましょう」という言葉が、誤解を招いていると思います。戻せないのなら、小さい文字でも、リンクでも良いので、戻せないので注意してください、ということが書いてあれば「苦情」は減ったと思います。「やっぱり止めたい」ができない「試してみましょう」自体もどうにかしつつ。

とりあえず現在の表示では、確認画面やメッセージが一つ足りないかな、と思います。

もちろん、「苦情」を減らすことがすべてではないので、、、という部分があるのですが。

あ、「新しいTwitterのプロフィールを試してみましょう」という表示を消したい!という人も多いようなので、消す方法(消せるボタン)が用意されていたら良かったのかな、とも思ったり。

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