情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

初期不良の家電&カメラをAmazonに返品したい人がとるべき手続きについて

Amazon (170) デジタルカメラ (3) 初期不良 (1) 方法 (3)

Amazonで購入したデジタルカメラが初期不良だったので、初めて返品をしてみました。

あらかじめ手続き全体を知っておくとスムーズに手続きを進めることができるので、ここにメモしておきたいと思います。

なかなかシステマティックで好印象の返品となりました。

返品した商品

私の場合、初期不良だったのはデジタルカメラ(富士フイルムのFinePix F550EXR)でした。

F550EXRで表示される「フォーカスエラー」の文字。

起動するたびに「フォーカスエラー」と表示されてしまいます。

返品の場合、返金か交換が選べるのですが、私は交換を選択しました。

電化製品とカメラの返品については「Amazon.co.jp ヘルプ: 家電&カメラの返品」に説明があります。ジャンルごとに返品手続きが異なるようなので、他のジャンルについては「Amazon.co.jp ヘルプ: 返品・返金」から説明を読むことができます。

手順目次

  1. 初期不良かも!と思ったら
  2. まずは「メーカー」に問い合わせる
  3. 返品手続き開始
  4. 交換品の注文が完了
  5. 返送の準備
  6. 返送する
  7. 返品手続き完了のメールを受け取る

1.初期不良かも!と思ったら

Amazon.co.jpから届いた商品が「初期不良かも!」と思ったら、商品到着後30日以内に手続きをしましょう。

Amazonの返品期間について

2.まずは「メーカー」に問い合わせる

まずはじめにするべきは、Amazonへの連絡ではなく、メーカーへの問い合わせです。

手続きを進めないと分からないのですが、あらかじめメーカーに初期不良であることを確認する必要があります

初期不良の確認および商品の仕様説明などについては、各メーカーまでお問い合わせください。

(出典:Amazon.co.jp ヘルプ: 家電&カメラの返品

メーカーごとの連絡先リンクから商品の連絡先を調べ、連絡を取ります。

初期不良の症状を伝えやすい電話がお勧めです。そして、本当に初期不良なのかを問い合わせます。

このとき、

  1. メーカー担当者の名前
  2. 担当者からのコメント

を忘れずにメモしておきます。Amazonでの手続き時に必要です

ただし、入力欄の文字数制限が二つ合わせて65文字なので、たくさんメモする必要はありません

3.返品手続き開始

いよいよAmazon.co.jpでの返品手続きです。

3-1.返品する商品を選ぶ。

Amazonの返品ページのトップページから、「購入商品を返品する」を選択します。

次に、登録メールアドレスとパスワードを入力してログインします。

すると、過去2ヶ月分の注文履歴が表示されるので、返品したい製品の「この注文の商品を返品する」をクリックします。

3-2.返品理由の入力

すると、次のような入力画面になります。

返品理由の入力画面

まず、「返品理由」から「商品に不具合または損傷がある」を選択します。一般的に初期不良ならこれでよさそうです。

Amazonへの返品理由の候補一覧。

3-3.説明を入力する

次に、「問題があった商品の説明」に、先ほどメモして置いた「メーカーの担当者の名前」と「担当者からのコメント」を記入します。

たとえば、

電源をONにするとフォーカスエラーと表示され電源のONOFFで改善せず再発するので、初期不良と考えられる(メーカー担当者:○○)

などとすればよいでしょう。文字数が本当に少なくて苦労します。

3-4.「返金」か「交換」を選択する

続いて、次の二つからどちらかを選択します。

返金か交換かを選択する画面。
  • 返金

    お客様から返送された商品を受領後、返金処理を開始します。返金処理には、商品受領後、通常7~14営業日かかります。返金処理が完了した際には、返金完了メールをお送りします。

  • 交換

    ご注文商品との交換になります。
    現在の在庫状況: 在庫あり

返金には最大二週間かかるようですが、今回は「返品」を選択しました。返金についてはなんと、現在の在庫状況が表示されます。驚きです。

ちなみに、交換規約は次のように書かれています。

交換を選択する場合、交換品に対して料金がかからないよう、お手元の商品は必ず30日以内に返送してください。なお、交換商品は同じ商品との交換のみを承っております。ほかの商品(サイズ、色、形式など)との交換をご希望の場合は、お手数ですが、返金を選択して、ご希望の商品をご注文ください。在庫状況などにより交換商品を手配できない場合は、返金させていただくこともありますので、あらかじめご了承ください。

なるほど、という感じですね。返金にかかる時間さえ気にならなければ、当然返金のほうが自由度が高いというわけです。時間に余裕があれば、現在の販売価格をチェックするのも有効かもしれません。

3-5.返送方法についての案内

すると、続いて「返送方法について」が表示されます。

返品方法について

日本国内から、次のページで指定されたとおりに返品する場合、特に気にすることはありません。

3-6.Amazonに返送することに同意する

次のページで、返送することに同意を求められます。

返送することに関する同意確認画面

以下のボタンをクリックすることにより、交換品を受け取ること、ならびに注文した商品を30日以内にAmazon.co.jpへ返送することに同意します。

4.交換品の注文が完了

この同意ボタンを押すと、メールが二通届きます。

返品受理メール

一つ目は、返品を受理したというメールです。

Amazon.co.jpでのご注文の返品

Amazonから来る、返品受理のメール

注文完了メール

そしてもう一つのメールが、交換品の注文を完了したというメールです

Amazon.co.jpの注文

交換品の注文完了メール

交換品は、普段通りAmazon.co.jpで買い物をしたかのように扱われ、発送されます(ちなみに、配送先を選ぶ画面はありませんでした)

最近の注文一覧に追加された交換品の注文

5.返送の準備

手続き画面に戻ると、今現在、次のように表示されているはずです。

返品手続きの手順
  1. バーコードと返品用ラベルを作成するには、「印刷する」ボタンをクリックしてください。(返品確認のEメールにも、これらのフォームへのリンクが記載されています。)
  2. 返品用ラベルの印刷画面に記載されている梱包の説明の手順に従ってください
  3. 配送センターへ商品を返送してください

いよいよ、返品作業を行って、すべての作業が完了します。

5-1.ラベルを印刷する

「すべての返品用ラベルを印刷する」からラベルを表示して、印刷します。

【1】バーコード

【2】お届け先とご依頼主

【3】リチウム電池を含む商品であることを示すラベル

以上をそれぞれ印刷したら、準備完了です。

あとで説明しますが、【1】は段ボールの中に入れて使い、【2】と【3】は段ボールの表に貼って使います。

5-2.交換品の到着を待つ!

ここで、交換品の到着を待つことをおすすめします

なぜなら、交換品の入っていた段ボールを使うと梱包が簡単だからです。既に段ボールを潰してしまっていたり捨ててしまっているときに便利です

5-3.商品を梱包する

交換品の入っていた段ボールに、返品したい商品を梱包します。

まず、元に戻せるように気をつかいながら交換品を取り出します。ビニールをカッターで切って、その穴から取り出すと戻しやすいです。

そして、返品したい商品を、ビニールの中に滑り込ませます。

そして、ビニールの穴をガムテープで塞ぎます。

5-4.バーコードを段ボールに入れる(【1】)

印刷しておいた【1】のバーコードを、忘れずに入れて、段ボールを閉じます。

5-5.残りのラベルを表に貼る(【2】・【3】)

もともと段ボールに付いていたラベルをはがして、印刷して置いた残りのラベル(【2】・【3】)に貼り付けます。

【2】にはしっかりと自分の住所を書いておきます。

今回は、宛先ラベルを貼るとき邪魔にならないように、スペースを空けて貼ってみました。

5-6.返送準備完了!

これで、返送する荷物が完成しました。

6.返送する

返送にはゆうパックの利用が推奨されています。

着払いなので、送料は無料です。また、荷物の回収に来てくれます。

6-0.返送の説明

返送に関する説明が表示されます。これが最後の説明文です。この説明文を頼りに返送することになります。

  1. このページ*を印刷したものまたは備考欄に「返品理由」を記入した納品書を返送する商品に同梱してください。
    このページを印刷できない場合は、納品書を必ず同梱してください。
  2. お受取りいただいた荷物に貼付されていた配送ラベルをはがして、こちらの返送用のラベルを貼ってください。
  3. 返品する商品をしっかりと梱包し、上記の住所まで返送してください。
  4. 日本国内からは、下記集荷サービスまたは郵便局のゆうパックで上記住所までご返送ください。
    海外からの返品は、保険付の低価格な方法で返送してください。

    <返送時の注意点> ガラス、陶器などの割れ物、および可燃性の商品の交換をご希望のお客様は、カスタマーサービスからお送りするメールをご確認ください。(※交換品リクエスト後に送信されるメールとは異なります) 商品はできる限りお届けしたときの梱包状態のままご返送ください。 メーカー既成の梱包で未開封の商品を返送する場合は、箱を開けずに、お届けの際に納品書が入っていたビニール袋の中に、印刷したバーコードと納品書を入れてご返送ください。ビニール袋が付いていない場合は、封筒に入れて配送時のお届け先伝票の上に貼り付けてください。 特別配送商品をご返品される場合には、同梱されている重要なお知らせをご確認いただき、佐川急便(株)にて返品の手続きをお願いします。

    郵便事業株式会社集荷サービスは、以下のサイトで24時間申し込み可能です。
    お客様ご負担の場合:(URL**) 着払いの場合:(URL**) 電話の場合:(電話番号**)、携帯電話からは(電話番号**) (受付時間8:00~20:00)
  5. リチウム電池本体または製品自体が損傷している場合や、リコール等の回収のための返品の場合は、Amazon.co.jpに返送せず、カスタマーサービスまでご連絡ください。
  6. 可能な限りメーカー既製の梱包材を使用し、お届け時の梱包状態で返送してください。メーカー既製の梱包材やお届け時の梱包が無い場合は、できるだけ頑丈な箱に十分な緩衝材を入れた状態で返送してください。

(*このページとは、ラベルが表示されていたページです)
(**URLと電話番号は迷惑にならないよう、伏せ字にしておきました)

6-1.専用集荷サービスに電話する

まずは、指示されていたとおり、上記のURLまたは電話番号に連絡を取ります。

上記URL経由だとユーザ登録が必要なので、それほど何度も使うサービスではない以上、電話で連絡を取ることにしました

この電話番号はAmazonの返品サービス専用の電話番号であり、電話を受けるオペレータの方も、Amazonの返品は今までたくさん受け付けているそうです。

というわけで、まず「Amazonへの返品をしたいです」という旨を伝えた後、以下のことを伝えました。

  • 氏名(名字だけ答えたら、下の名前は聞かれず)
  • 自分の住所(宛先ラベルに印刷して荷物を回収に行くため)
  • 電話番号
  • 回収の希望時間(翌日以降の「8時~13時」、「13時~15時」、「15時~17時」、「17時~19時」から選べます)
  • 荷物の種類(今回は「デジタルカメラ」と答えました)

オペレータの方によると、「Amazonの返品につきましては、翌日以降の集荷となっております」だそうなので、当日集荷は頼めませんでした。

6-2.荷物を受け渡す

希望時間に集荷が来たら、用意しておいた荷物を渡して終了です。

渡すのにかかる時間はほんの5秒です。特に宛先ラベルを貼り付ける作業などは見えません。

段ボールを渡すと、「ご依頼主控え」をもらえます。

ラベルを印刷して持って行くとオペレータの方は言っていた気がしますが、思いっきり手書きでした;

6-3.返品完了を待つ

あとは、ゆうパックに任せて待つだけです。

7.返品手続き完了のメールを受け取る

返品がAmazonに到着すると、メールが届き、初期不良の手続きのすべてが完了します。

まとめ・感想

なかなかスムーズに初期不良の手続きが進められるということがわかりました。

また、すぐ交換品が発送されるので、初期不良のせいで製品を使えなかった期間がかなり短く抑えられていることがわかります。

なかなか初期不良になることはないと思いますが、ここまでシステマティックに手続きを進めることができると、電化製品の購入も安心してできますね。

コメント(9)

  1. 本太郎
    2012年7月23日(月) 06:40

     本当に助かりました!!。
     初めて返品するのでとまどってましたが、画像つきでわかり易かったです!
     参考にさせてもらいます!。ありがとうございました。

  2. did2
    2012年7月24日(火) 09:12

    >本太郎さん
    コメントありがとうございます。参考になったようでよかったです!

  3. マアス
    2012年7月25日(水) 09:20

    このページを先日使わせて貰いました!
    4.交換品の注文が完了までは出来たのですが、注文完了メールが届きません!これはすぐには届かないのでしょうか?
    そして【2】お届け先とご依頼主のラベルが見つかりません
    質問ばかりで申し訳ないです

  4. did2
    2012年7月25日(水) 19:10

    >マアスさん
    コメントありがとうございます。

    一般的に注文完了メールはすぐ来るとは限らないものなので、もうちょっと待ってみるといいかと思います。

    ラベルについてですが、もともとゆうパック用の伝票に送り先の住所や自分の住所が書かれることになるので、そのラベルがないからといって困ることはないと思います。そのラベルが廃止された可能性すらあります。このエントリの通りにできないからといって、気にすることはありません。説明を読んでください。さすがに送り先の住所が見つからないということはないはずです。

  5. Kai
    2013年3月14日(木) 11:07

    分かりやすくまとめていただき、とても助かりました!

    「Amazonに電話入れるのめんどいなー」と思ったら、全部Webの手続きで済んでしまうので驚きでした。
    それにしても説明文入力数が少な過ぎですね(笑)

    どうもありがとうございました!

  6. did2
    2013年3月15日(金) 01:23

    >Kaiさん
    説明文の入力短すぎですよね・・・短すぎて不安になっちゃいます。でもほんと簡単に手続きできて便利ですよね。

  7. とじる
    2013年7月1日(月) 14:26

    写真付きの説明で大変わかりやすかったです。おかげさまで滞りなく返品処理ができました!
    初期不具合だと着払いでOK、在庫があればすぐ発送してもらえる旨が特に参考になりました。
    ありがとうございました!!

  8. did2
    2013年7月15日(月) 03:28

    >とじるさん
    誰かの参考になるかなーと思って書いておいた甲斐がありました。こちらこそコメントありがとうございます!

  9. 匿名
    2013年11月13日(水) 10:58

    >また、すぐ交換品が発送されるので、初期不良のせいで製品を使えなかった期間がかなり短く抑えられていることがわかります。
    これについてなんですが、現在は「Amazonから交換商品が届く → 故障品を返品」から「先に返品 → Amazonから商品が届く」に変更されているそうですよ。

    引用元
    http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-1607.html

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