LINEグループで強制退会させたのが誰か表示されるように

LINEには、グループのメンバーが、自由に他のメンバーを退会させることができる、強制退会とでも言うべき仕組みがあります。

今までは、この際「誰が」追放したのか、つまり「退出させた人」が誰だか分からず、グループが荒れる原因となっており、問題視されていました。

△△が退出しました。

このように、「誰が退会させたか」は表示されませんでした。この強制退会させる犯人を表示して欲しいという要望はとても強いようでした。

先週公開されたAndroid 3.2.1版以降、この仕様が変更され、「誰が」「誰を」退会させたかが表示されるようになりました。

次のような形式で表示されます。

○○が△△を退会させました。

現在、iPhoneは未対応ですが、最新版のAndroid版LINEを使っていれば、このようにして「退会させたのが誰か」を把握することができます。

このような仕様変更があったことに気がつかずに、今まで通り強制退会をむやみに実行してしまい、特定されている人も発生しているようです。

「誰が追放したか」が表示されるようになったので、今まで通り追放していると、「お前がやったんだろ」と言われてしまうので、この仕様を把握した上で、よく考えたから退会操作を実行してください（もちろんむやみに退会させてグループを荒らすことは良くないことです）。

退会が表示されるようになったことが、一部のグループにとって特別重要で忘れられがちですが、「招待」についても、「誰が招待したか」が表示されるようになりました。

○○が△△を招待しました。

これによって、グループに追加されたけれど、誰だか分からないときに、「招待した人に聞いてみる」という方法が簡単に使えるようになります。また、むやみな招待を行う人を特定することもできるようになりました。

しかし、引き続き「管理人」の概念はグループに存在しないので、その点戸惑わないように注意してください。誰かを招待すると、その人はすぐにまた他の人を招待可能になります。また、招待可能・不可能を制御するオプションは今のところありません。

LINEグループの運用の際は、気を付けてください。

今までは、新しく友だちを増やすと、自動的にタイムラインが公開される仕組みになっており、自分で非公開にする必要があり、必ず「友だち追加」から「非公開に設定」までの間はタイムラインを閲覧されてしまうという問題がありました。

これが今回変更され、「その他>設定>タイムライン・ホーム公開設定」にある「新しい友だちに自動公開」にて、新しく追加された友だちにタイムラインとホームでの活動を公開するかどうか変更できるようになりました。

その他の変更

他にも変更点は多いのですが、それらの変更については「【Android先行公開】グループトークの招待・退会者表示、登録ステップの明確化などを実施した最新版を公開 : LINE公式ブログ」をチェックしてみてください。

iPhone版が3.2.0にアップデートされ、この表示に対応しました。