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LINEの最近のアップデートで、友だちの詳細情報画面に名前が2つ表示されるようになりました。これについて、「小さく表示する名前は何?」「小さく表示される人とされない人がいるのはなぜ?」というコメントをもらったので、それについて書いておきます。また、どうしてこんな仕様になったのか、理由を考察してみます。
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上の大きい名前
大きく表示される名前は、友だち一覧に表示される名前と同じ仕組みで表示されます。
ざっくり言ってしまえば、電話帳に登録されている名前です。
より細かく言うと、名前を編集していたら「編集した名前」、電話帳に登録されていたら「電話帳の名前」、どちらにも当てはまらない場合は「相手が登録した名前」になります。
大きな名前は次の順番で優先的に表示される。
- 自分で編集した名前
- 電話帳に登録されている、電話番号が一致する名前
- 友だちが登録した名前
つまり、電話帳に登録されている友だちの場合、友だちが登録した名前は「大きな名前」には表示されなくなります。
下の小さい名前
その「相手が登録した名前」を代わりに表示してくれるのが下の名前欄です。
ちなみに、大きな文字として「相手が登録した名前」が表示されている場合は、この小さい名前は表示されません。これが、小さい名前が表示される人とされない人がいる理由です。
こんな仕組みになった理由を考えてみる
どうしてこんなことになったかを考えてみると、「そっちのほうがより詳しく相手のことが分かって便利」ということとは別に、思い当たる理由がありました。
その理由とは、間違えて別人に連絡を取ってしまったり、成りすましと勘違いしてしまうトラブルを回避するためではないかと思います。
小さい名前を表示する効果
一体どういうことか、例を使って説明します。
もし、自分の電話帳に登録していた友だちAさんが、何らかの理由で電話を解約したとします。その後、その電話番号が別人Bさんに再割り当てされたとします。この状態で別人BさんがLINEを始めた場合、どんなことが起こるでしょうか。先ほどの大きな文字の仕組みで紹介したように、自分のLINEアプリ上では、その別人Bさんの名前として、電話帳に登録されているAさんの名前が表示されてしまいまうのです先ほどの大きな文字の仕組み参照)。
すると、自分のLINEアプリ上では「Aさん」と表示されているアカウントに対して、「別人Bさん」だとは思わずに勘違いして話しかけてしまったり、Bさんが悪用してAさんのふりを始める可能性があります。また、Bさんには悪気はないのに、Aさんのふりをしているなりすましという濡れ衣を着せられるかもしれません。要するに、トラブルの元になるわけです。
実際に、これに関連するトラブルは多く、そこそこ有名でした。
さて、そんなとき、もし「小さな文字」が一緒に表示されていれば、その人が「Aさんではない別人だ!」と分かる重要なヒントになるわけです。
こんな理由で小さな文字を導入したのではないかな-、と私は思っています。完全に回避できる分けではありませんが、一般的なトラブルはだいぶ回避できるのではないでしょうか。また、このことから、自分の登録名を極端に適当なものにせず、「Aさんじゃない別人かも」と思ってもらえる程度にはしておいたほうがよさそうです(こっち向きって、かなり無茶だよなぁ^^;)。普段使っているアカウント名にするのはそれはそれでデメリットもあるので、うーん。。。
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