「LINEが友だち削除に対応！」の勘違いに注意

LINEが友だち削除に対応した！と話題になっています。

LINE友だち削除できるようになってるやんか！！！！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

— かりふらわー (@Y07Zippei) September 24, 2013

LINEで友だち削除できるようになってる！

— りょへ/ʎǝɥoʎɹ (@Eoy19) September 24, 2013

LINEがアップデートして友だちを削除できるようになりましたね。

— はちもち (@8mch) September 24, 2013

実際に試した本人は意味を分かっているのかもしれませんが、又聞きした人は勘違いしてしまうでしょう。

実は、機能追加されたのは「ブロックリスト」からの削除」です。

LINE公式ブログには、次のように書かれています。

ブロックまたは非表示にした友だちを、ブロックリストまたは非表示リストから削除できるようになりました。 （引用元）

「友だち削除」などとはどこにも書かれていません。

あくまで、「ブロックリスト」上に表示されなくなるだけです。扱いはブロックのままです。

もちろん、ブロック状態のままなので、友だちのままであり、友だち関係が解消されるわけではありません。友だちは削除されません（（ブロックリストに書いてある「ブロックリストで削除しても相手からのメッセージを受信しません。」の注意書きは、ブロックリストから消してもブロックのままで、ブロックが解除されるわけではありませんよ、という、さらに一歩先の注意書きとなっています）。

ましてや、友だち追加される前の状態に戻る、なんてことはありません。

状態はブロックと変わらないため、ブロック状態のまま、相手から見えなくなるわけではありません。

相手から見る分には、何の変化もなく、相手から友だち登録されていて、自分が相手の友だちリストに居る場合であっても、相手の友だちリストから消えるなんてことはありません。

これは、公式ブログにも注意書きされていることです。

削除すると自分のブロックリスト・非表示リストの表示上からは相手が削除されますが、相手側のLINEの画面には影響がありません。 （引用元）

「一度ブロックしてから削除すれば、友だちを削除できる」というのは、「見えなくなる」という意味で正しいのですが、普通に読めば「間違い」です。友だちは見えなくなるだけで、友だち関係を維持し続けますから。相手にも影響を与えません。よく理解して、勘違いしてしまわないように注意してください。

ブロックリストに表示しているのも嫌な全然知らない人を見えなくする、という目的に使うのがよいと思います。