Microsoftアカウントが停止された人が多数発生？アカウント凍結から復活まで

突然Microsoftアカウント関連のサービスにログインできなくなってしまいました。

OneNoteのSkyDriveへの接続が切れており、再度パスワードを要求されたのがそれに気が付いたきっかけです。

ノートブックの一部を同期するためにパスワードが必要です。パスワードが必要なセクションおよびノートブックの一覧を表示するには、ここをクリックしてください。（OneNote 2010）

同じ症状の人が他にも居ないか探してみることにしました。

Twitterを「hotmail」で検索してみると、関連しそうなTweetがたくさん未亜つかりました。25日だけでもたくさんありました。

あれ、hotmailメールの送受信できなくなった

— けーた@がちょぴさん (@gatyop) 2013年1月25日

【悲報】10年ぐらい使ってたhotmailアドレス完　全　死　亡

— パサランパサランさん (@psrnpsrn) 2013年1月25日

hotmail垢がものすごい勢いでハックされていた

— sasukeさん (@sasukedesita) 2013年1月25日

のわ。Hotmailが、ウィルスにやられました。。。。迷惑メールが、届いた方本当に申し訳ありません。

— たみさん (@bellemeisui) 2013年1月25日

hotmailは復旧しないらしいからアドレス捨てるわ…(´；ω；`)多分問題ないはず。

— ホズミさん (@miwa81) 2013年1月25日

hotmailの垢凍結された

— arisaneさん (@arisane) 2013年1月25日

天下のhotmail様、メールロストやらかすとは・・・

— あやのこうじさん (@reika_ayanokoji) 2013年1月25日

hotmailのアカウント復元できない詰んだ

— かすかさん (@h_kasuka) 2013年1月25日

もしかすると、これが普段通りなのかもしれませんが、それにしても多い印象を受けました。というのも、実際にアカウント停止になってしまった人のうち、Twitterアカウントを持っていて、しかもTwitterに書く、という人はそれほど多くないと考えたからです。

しかしニュースなどにはなっていないため、そこまで大規模ではないと思います。また、原因もはっきりしません。乗っ取られた可能性もありますし、複数箇所からログインしていたのを誤認されたのかもしれません。

ここからは、アカウントの復活までの流れを紹介します。

再ログインできない

さて、先ほどのエラーメッセージのリンクをクリックすると、Windows Live Essencialsの機能をつかったログイン画面が表示されます。そこにパスワードを入力すると、次のエラーが表示されました。

We have noticed some unusual activity in your account. Your action is needed to make sure no one else is using your account.

Windows Live Messengerにログインできない

また、Windows Live Messengerからのログインを試してみると、次のエラーが表示されました。

Windows Live Messenger にサインインできません
お使いのアカウントから通常とは異なる活動が検出されました。第三者がアカウントを使用していないことを確認する必要があります。
アカウントを確認

エラーコード：800488fe

これらのエラーメッセージからジャンプできるページは、次画像のページでした。

Microsoft アカウント
だれかがあなたのアカウントを使っているようです
あなたのみが xxxxxx at hotmail.com を復元できるようにするには、これがあなたのアドレスであることを確認する必要があります。

この画面は、hotmailにログインしようとしたときにも表れました。

確認メールが届かない

次の画面では、事前に登録してあった予備のメールアドレスへ、確認コードを送信できました。

セキュリティ コードを受信する方法を選んでください。
メールを --- に送信する

[コードの送信] 既にコードを持っています
これらのオプションにアクセスできません

これを受け取って確認コードを入力すれば解決、と思ったのですが、「コードの送信」を実行しても、Yahoo! メールのメールアドレスに確認メールは届きませんでした。Yahoo! メールではダメなのかもしれませんorz

何度やってもダメ

何度確認コードの送信を実行しても、Yahoo!メールには届きませんでした。

メールアドレスにメールが届かない場合は、「アカウントの復元」という作業が実行できます。この作業は何度も実行できるようなですが、これで無理だった場合と、代わりの手段はないようです。

メールアドレスの入力

まず、復元したMicrosoftアカウント（hotmail）のアドレスを入力します。そして、連絡を受け取るためのメールアドレス（お客様のご連絡先）も入力します。

個人を特定するための情報の入力

次の画面で、メールアカウントの持ち主であることを証明するための情報を入力します。キャプチャを忘れてしまったのですが、次のような内容でした。

• 氏名
• 都道府県
• 郵便番号
• 秘密の質問の答え（文字化けしたのか?????????という表示）
• 過去に利用したことのあるパスワード
• 最近送信したメールのタイトル
• 最近送信したメールの宛先アドレス
• デフォルト以外に作成したメールフォルダの名前

これを見て、なかなか厳しそうだな、と思いました。

実際に「氏名」「都道府県」「郵便番号」「秘密の質問の答え」しか入力できませんでした。下の４つはさっぱり思い出せませんでした、というか、特に下の３つはまるでメールを使っていなかったので、無茶でした。

さらに悪いことに、hotmailに「氏名（本名）」や「都道府県・郵便番号などの住所」を入力したことなどなかったのです。名前は入力していましたが、適当に英数字を入力していました（公開されてしまうようだったので）。

つまり、照合に使えるのは秘密の質問くらいだったわけです。

送信すると、こんなメッセージが表示されました。

情報が送信されました
後ほど、アカウントを復元できるだけの情報をご提供頂いたかどうかをお知らせする電子メールを XXXXXX at gmail.com 宛てにお送りいたします。お送りいただいた情報の確認には、通常、24 時間ほどかかります。既にリクエストを送信されている場合、そのリクエストはクローズされ、こちらのリクエストが有効になります。

しかし驚くべきことに、１分もたたないうちに、こんなメールが来ました。

タイトル：アカウントが確認されました。パスワードをリセットしてください
送信元：Microsoft アカウント チーム

XXXXXX at hotmail.com について送信した情報が確認されました。

下のリンクをクリックしてパスワードをリセットしてください。

この要求に覚えがない場合は、下のリンクをクリックして要求を取り消してください。

パスワードをリセットしたら、アカウントがより安全に保護されるように、セキュリティ情報を更新することを強くお勧めします。電話番号、連絡用メール アドレス、または信頼済み PC を追加すると、今後アカウントにアクセスできなくなった場合に、アカウントを復帰させることができます。

アカウントにサインインしてセキュリティ情報を管理するには、 https://account.live.com/proofs/manage にアクセスしてください。

サービスのご利用ありがとうございます。

なんと、アカウントの復元に成功してしまったのです。（なにかの勘違いかもしれませんが、）まさかまさかの秘密の質問一発でした。

ちなみに、この前に一度、送信に失敗してこんなエラーが出ていました（入力に時間をかけすぎたのかも）。

ページを表示できません
サーバーで問題が発生しています。現在、対処しておりますので、後でもう一度やり直してください。

パスワードリセットが完了し、次の画面でパスワードを再設定することができました。

（パスワードを定期的（72日おき）に変更するオプションが印象的でした）

この状況だけ考えてみると、スパムを送信した可能性もあるのですが、先ほども述べたように、hotmailを利用してメールを送信したことがほとんど無く、連絡帳に誰かを登録していたわけでもないため、確認のしようがないというか、よくわかりません。

また、他のサービス（SkyDrive・Windows Live Messengerなど）についても、特に変化はありませんでした。

でも、とりあえず復活できただけ良かったです。予備のメールアドレスに、先ほど復元時に入力したメールアドレスが自動追加されていました。また、認証済みPCというものが追加できるようになっており、他にもセキュリティに関するいろいろな設定が可能でした。

もし同じように復元の必要が出てしまった場合は、参考にしてください。もしかするとポイントは、余計なことを無理して入力しないことかもしれません。実際、復元に失敗している人もWeb上を探すと見つかりました。