スポンサーリンク
「文字列の配列」を、「カンマなどの特定の文字列で区切って列挙した文字列」に変換する。PHPのjoin関数は、この操作を簡単に実現できます。これと同じ操作が、Javaでは用意されていないのか調べたのでメモ。
目次
スポンサーリンク
PHPのjoin
PHPのjoinは、区切り文字と、配列を受け取って、結合した文字列を返します。
$pieces = array('a', 'b', 'c', 'd'); echo join(',', $pieces); // 出力:「a,b,c,d」
いかにも頻繁に使いそうな関数です。
Javaの場合は「StringUtils.join」を使う
Javaでこれに対応する操作をするためには、「Apache Commons Lang」ライブラリで提供されている「org.apache.commons.lang3.StringUtils.join」を利用します。
このjoinメソッドは配列と区切り文字の引数の順序がPHPのjoinと前後逆になっていますが、使い方はほぼ同じです。
String[] pieces = {"AAA", "BBB", "CCC"}; System.out.println(StringUtils.join(pieces, ',')); // 出力:「AAA,BBB,CCC」
配列だけでなく、Iterableを実装しているCollections(Set, Mapなど)でも利用できます。
ライブラリの利用方法
このライブラリは、標準ライブラリではないので、Web上から入手する必要があります。
公式ページからダウンロードする場合
Commons LangのページからライブラリのJARファイルがダウンロード可能です。
Mavenの場合
Mavenの場合は、pom.xmlに次を追加します。
<dependency> <groupId><strong>org.apache.commons</strong></groupId> <artifactId>commons-lang3</artifactId> <version>3.1</version> </dependency>
Eclipseの場合は、ライブラリを検索できるのですが、今回その機能ではcommons-lang3を発見できなかったため、直接pom.xmlに書き込みました。
参考
ひとこと
もちろん特別スゴいことができるようになるわけじゃないのですが、なんとなく気になったので調べました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク