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昨日(29日)、突然Androidのアップデートのお知らせに「大富豪・麻雀・ポーカー」という文字が出てきて、「そんなアプリあったかなぁ?プリインストールかなぁ?」と思ったのですが、実は「comm」でした。こんな大きなアップデートがあったのに、全然自分の周りで話題になっていないので、ちょっとLINEと比較したりして説明してみます。
目次
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アプリ名が…
AndroidのGoogle Play Storeに移動してみると、commのアプリ名が「大富豪/麻雀/ポーカーがトーク画面で楽しめるcomm(コム)」になっており、画面によっては冒頭しか表示されないため、「なにこれ?」なことになっていました。
Google PlayのPC向けページでも、「高音質な無料通話アプリ」というアピールは鳴りを潜め、「大富豪/麻雀/ポーカー」推しに大きく変わっていました(※もともと「無料通話-comm(コム) もっとつながる、高音質。」だったアプリタイトルが「大富豪/麻雀/ポーカーがトーク画面で楽しめるcomm(コム)」に変わりました)。
最近あまりにも話題にならないため、新機能を強力にアピールしだしたようです。これを見て、「そういえばLINEもゲームあるよね」と思うかも知れませんが、LINEユーザならLINEゲームとの性質の違いに気が付くと思います(LINE/LINE Gameを使った事のないユーザには分からないと思います)。
commのゲームの特徴
公式ページによると、comm 2.0.0のゲームでは、持ちポイント数が増減する、ポイントを奪い合う形式になっています。
まさに「大富豪・麻雀・ポーカー」らしいシステムです。しかしこれは、LINEのゲームとは大きく異なります。
LINEのゲームとの違い
最初に言っておきますが、どちらが良いのかは分かりません。しかし、明確な違いが2つあります。
LINEは1人で高得点を狙うゲーム
LINEのゲームで人気のLINE POPやLINEバブル、LINE JELLY、LINE ウィンドランナーなどなどでは、ゲームの成績は基本的に一人プレイの成績で付き、その成績(ポイント)を競い合います。
よって、ゲーム1回1回に勝ち負けはありません。したがって、LINEゲームでは自分の(今週の)最高得点を更新するのに熱くなり、commでは毎回のゲームの勝ち負けで熱くなりそうです。
また、同時にゲームを遊ぶ必要はなく、それぞれの暇な時間に遊ぶ事ができます。
これらの特徴は、commに今回搭載されたゲームにはありません。この性質の違いは大きそうです。
LINEはトーク画面ではゲームできない
LINEのゲームは、LINE本体とは別にインストールする必要があります。しかし、commのゲームは本体に内蔵されており、別途ダウンロードすることなく、遊ぶ事ができます。そのため、LINEのゲームはかなりリッチなUIであるのに対して、commのゲームはかなりライトな印象です。
これでcommの人気が伸びるとも思えないが
メジャーアップデートで何が来るのかと思っていたら、今回の「大富豪・麻雀・ポーカー」でした。ただ、やはりLINEゲームに比べると小さなアップデートとしか思えません。ただ、今回分かりやすい「LINEではできないこと」が搭載されたことが重要なのではないかと思います。
今まではLINEとの違いとして「高音質」を売りとしていましたが、音質という程度の問題では大した差別化にはなっていないようでした。音質より、commユーザの少なさの問題のほうが大きかったからです。現状の人気を見る限り、わざわざ音質のためにcommを入れよう、とはあまりならなかったようです。それに対して「大富豪・麻雀・ポーカー」というゲームなら、「大富豪やりたいからcomm入れよう」とか、「自分もゲームに参加したいからcomm入れよう」となり得るのではないかと思います。
とはいえ、LINEに同じような機能が入るかも知れません。そして、このアップデートがあまりにも話題になっていない事が気になります。
おまけ:050 plusも4.0.0へメジャーアップデート
050 plusもメジャーアップデートを行い、テキストメッセージの送信機能が追加されました。
これも大きな変更ですが、それ目当てにわざわざ月額を払って使うものでもないので、これはcommより大した変更ではないとみなすこともできるかもしれません。
とりあえず今日はcommよりも050 plusよりも、cocoppaが日経で第2のLINEとして紹介されたことのほうが大きな話題となっています(※cocoppaは無料通話アプリではない)。
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