情報科学屋さんを目指す人のメモ

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ヤマハのルータNVR500をDHCPを使うルータの下に設置する設定方法

ヤマハの人気ルータNVR500をDHCPサーバが動いているネットワークの下にルータとして配置しました。そのときの設定メモ。

目的:DHCPクライアントとして動作させる

ルータのWAN側をDHCPが動作しているネットワークに接続した状態で、DHCPクライアントとしてIPアドレスやデフォルトゲートウェイ、DNSサーバなどの情報を自動取得するように設定するのが目標です。つまり、ルータを二重に配置する事になります。その二重のルータの下位ルータがこのNVR500となるわけです。

手順

以下、NVR500の初期設定方法を紹介します。telnet経由でのコマンドを使ってではなく、Web UIから作業します。

設定画面に入る

まず、ルータのLANポートにPCを接続し、ウェブブラウザから「http://setup.netvolante.jp/」に接続します。

MacのChromeからログインしようとすると、説明書(Windows+IE)とは異なり、ユーザー名とパスワードを聞かれました。

http://setup.netvolante.jp:80 サーバーでは、ユーザー名とパスワードが必要です。サーバーからのメッセージ:YAMAHA-RT [administrator]

ユーザー名:
パスワード:

ここでは、何も入力せずに「ログイン」をクリックすると、設定用ページに入ることができます。

DHCPクライアントの設定

設定ページのトップページで、「新しくプロバイダの設定を行ったり、修正したりします。」の「プロバイダ情報の設定」ブロードバンド回線自動判別を使います。すると、「DHCPによるIPアドレスの取得が可能です。」と表示されるので「次へ」とします。

すると、(ちゃんとDHCPサーバが動いているネットワークにWANポートが接続していれば、)「DHCPを用いる端末型ブロードバンド接続(CATVインターネットなど)」が自動選択されるので「次へ」にします。

続いて、「設定名」は空のままで、「WAN側IPアドレス」では「DHCPクライアント」を選択し、「DHCPクライアント識別名」も空のままで「次へ」へ進みます。

次の画面でで、「DNSサーバアドレスを指定しないまたはプロバイダから自動取得」を選択して「次へ」に進みます。

すると、設定内容が表示されるので、「設定の確定」をクリックします。

再起動

最後にルーターを再起動して終了です。

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