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WordPressサイトを「sixcore(レンタル共有サーバ)」に引っ越しさせた際の手順と注意点のメモです。しかし、残念ながら、サブドメインを直接設定できない(登録ドメインの権限が必要)という用件の問題に遭遇したため、移行を中断しました(関連)。そのため、途中までとなっています。
目次
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契約
sixcoreのアカウントを作ったら、「サーバー>新規お申し込み」から契約プラン「S1」を選択して、「新規お申し込みを行う(確認)」をクリックします(サーバーIDについては「サーバーIDは1文字以上のアルファベットを含む半角英数のみご利用いただけます」という制限があります)。
無料体験のために「銀行振込」か「コンビニ/ペイジー決済」を選択する
次の画面で決済方法の選択画面がありますが、クレジットカード払いを選んでしまうと無料体験期間2週間がなくなってしまうので、コンビニ払いを選択します(コンビニ払いは手数料不要、銀行振込は手数料お客さま負担。選べるコンビニは「ローソン・セイコーマート・ミニストップ」「デイリーヤマザキ・サークルKサンクス」)。
最低契約期間3カ月で13,230円です(初期費用+月額x3)。
サーバー情報
サーバーのスペックや主要ソフトウェアのバージョンは次のようになっていました。
OS Linux
CPU Xeon E5-2430L ( 2.00GHz )
メモリー 16GB
Apacheバージョン 2.2.3
Perlバージョン 5.8.8
PHPバージョン 5.1.6、5.2.17、5.3.3、5.4.13、5.5.0
MySQLバージョン 5.0.95
サーバー管理ツールを開く
「サーバー>アカウント」から「サーバー管理ツール」を開きます。
FTPの設定
まず、FTPを利用できるようにして、データの転送に備えます。
「FTP>FTPアカウント設定」から、「選択」をクリックして、「FTPアカウント追加」を選択します(初期アカウントだと、アップロード先がまずい)。
「FTPアカウントID(ftp_user@domain.sixcore.jp)」と「パスワード(ftp_password)」を設定します。そして、「ホームパス」を「/home/domain/[wp_old/]」とします。また、「サイズ」を「0」に設定しておきます。
BackWPupを使ってsixcoreにデータをまるごと転送する
次に、旧サーバから、BackWPupを使って、データを丸ごと転送します。BackWPup3を使ってバックアップの設定を行い、バックアップ先として、coreserverのFTPアカウントを利用します。
このとき、BackWPupの「To: FTP」の設定では、「FTP server」として、初期ドメイン(domain.sixcore.jp)を、「Port」には「21」を、「Username」と「Password」には、先ほど設定したものを入力してください。また、「Folder to store files in」は空白にしておきます。
これでバックアップを実行すると、ホームディレクトリ(~)にバックアップファイル(圧縮済み)が転送されます。
SSHの設定…
次は、展開してコピーして…というところなのですが、実はsixcoreではSSHが使えないということが判明して、困ってしまいました。そこで、作戦を変更します。
手元にファイルを落とす(FTPで転送したものを)
まず、sixcore上で設定した先ほどのアカウントの「パス」の設定を空白にして、「/home/domain[空白]」にします(面倒なので)。
FFFTPをインストールして、FTP経由でバックアップファイルを手元に落としてきます。
しかし、実はバックアップが正常終了しておらず、「WARNING: FTP server reply: Cannot enter passive mode」や「WARNING: ftp_systype(): login incorrect.」「ERROR: FTP server reply: Error getting SYSTYPE」というエラーになってしまっていました。
なので「FTP Passive Mode」の「Use FTP Passive Mode.」はオフにします。
しかし、これを回避しても「WARNING: ftp_nb_fput(): Unable to build data connection: No route to host. ERROR: Cannot transfer backup to FTP server!」が出てしまった。解決が面倒になったので、ここでDropboxへバックアップすることにしました。
Dropboxへのバックアップ
Dropboxへバックアップすることで、ローカルのマシンにダウンロードされるので、そこで圧縮ファイルを解凍し、とりあえずデータベースの中身に相当する「wordpress.sql」をsixcoreにアップロードします。
新規データベースの作成
受け入れ側となるデータベースを作成します。
「データベース>MySQL設定」を開いて、まず「MySQLユーザ設定」で「データベースユーザ名(domain_user)」と「データベースパスワード(database_password)」を設定し、ついでに「接続を許可するサーバー」のアドレスも確認しておきます。
次に、「MySQL追加」から、「データベース名(domain_wp)」を設定し、「文字コード」は「UTF-8」にしておきます。
「ホームページ>ワンクリックインストール」をクリックして、先ほど作成したサーバのドメイン名の部分の「選択」をクリックします。これで、データベースが作成されました。
データベースファイルの転送
続いて、phpMyAdminを使用して、wordpress.sqlをインポートします。
しかし、なぜかphpMyAdminから先ほど作成したデータベースが見えない状態でした。
そこで、もう一度MySQL設定を開いてみて、「追加可能ユーザ」にある「追加」ボタンをクリックしました。これにより、「権限設定ユーザ」にアカウントが追加されます。
これで、phpMyAdminから先ほど作成したデータベースが見えるようになりました。
そこで、phpMyAdminでそのデータベースを選択して、「インポート」タブの「インポートするファイル>ファイルを選択」ボタンで「wordpress.sql」を選択して、右下の「実行する」ボタンをクリックしました。このとき、「制限時間が近くなったときにスクリプト側でインポートを中断できるようにします。大きなファイルをインポートする場合には便利ですが、トランザクションが壊れることもあります」は「オン」で、「インポートするファイルの形式」は「SQL」、「SQL互換モード」は「NONE」、その下の設定は「non」、「全角かなへ変換する」は「オフ」でした。
インポートは正常終了しました。xxx個のクエリを実行しました。と表示されればインポート完了です。
ドメイン認証
WordPressをインストールするためには、インストールディレクトリを作成する必要がありますが、これはバーチャルドメインの都合上、まずは利用予定の独自ドメインを設定してあげるひつようがあります。
そこで、まずは「ドメイン>ドメイン設定」を開きます。そして、「ドメイン追加」をクリックして、「他社管理のドメインを追加する」をクリックします。
そして、「ドメイン名」に、独自ドメインでアクセスしたいドメイン名「www.example.com」を指定して、「認証方法」として「WEB認証」を選択します。
下の「Web認証」の「ダウンロード」のところに、「sixcore.html」というファイルがあるので、それを設置します。
要件を満たさず
しかし、実行してみると「対象ドメイン名を正しく入力してください」と表示されてしまいました。指定するドメインに「.(ドット)」が含まれていると、このように弾かれてしまうようです(サブドメインを直接指定することができない)。
というわけで、利用を断念しました。
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