情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

Interop Tokyo 2010 クラウドコンピューティングコンペティション デモ(ローカル実行)マニュアル

Overlay Weaver (4) P2P (6)

Interop Tokyo 2010 クラウドコンピューティング コンペティション で行ったデモを、他のマシンで実行するための、自分用メモを設置しておきます。完全に自分用なので、他の人が読んでもまず役に立ちません(実行ファイルを自分しか持っていないので)。

他のところで誰かに見せられるように、Windows 7 64bit PCに環境を構築したので。ポイントは、いろいろなソフトウェアのバージョンです。

インストール

Visual Studio 2008 Express SP1

VS2008ExpressWithSP1JPNX1504866.isoをAlcohol 52%などでマウントして、setup.htaから「Visual Studio 2008 Express SP1」をインストール。

セットアップ画面で、「Microsoft Visual C# 2008 Express Edition」を選択。「Microsoft SQL Server 2008 Express Edition (x64)」はインストールしません。

これで、

  • Visual C++ ランタイム必須コンポーネント
  • Microsoft Visual Studio 20087 リモート デバッガ ライト (x64)
  • Microsoft Windows SDK for Visual Studio 2008 SP1 Express .NET Framework ツール (x64) - jpn
  • Microsoft Windows SDK for Visual Studio 2008 SP1 Express Win32 ツール (x64)
  • Microsoft Visual C# 2008 Express Edition with SP1
  • Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP1 JPN
  • Microsoft SQL Server Compact 3.5 SP1 Design Tools JPN
  • SQL Server システム CLR 型 (x64)
  • 共有管理オブジェクト

が、「C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\」にインストールされます。

XNA Game Studio 3.1

続いて、「XNAGS31_setup.exe(xnafx31_redist.msiではなくて)」を実行して、「XNA Game Studio 3.1」をインストールします。

「Firewall Setup for Microsoft XNA Game Studio 3.1」の画面で「Additional rules will be added to Windows Firewall. Please choose to enable these rules and select which to enable, or acknowledge that you do not wish these rules to be on.」と聞かれたら、「No, I do not want these rules enabled.」を選択しておきます。

成功すると、「Microsoft XNA Game Studio 3.1 was installed into: Microsoft Visual C# 2008 Express」と表示されます。

Java, Eclipse, ...

JavaやEclipseをインストールしておきます。

実行

Overlay Weaver 側 @ Eclipse

Eclipseで、workspaceフォルダをワークスペースとして読み込み、「P2P2011-Demo-GFRT-N2000」を実行します。

グループ化アルゴリズムを無効にしたい場合は、「LabeledRoutingAlgorithmConfiguration.java」の「DEFAULT_CONSIDER_LABELES = true;」を「false」に変更します。

Routing Visualizer 側 @ Visual C#

Microsoft Visual C# Express Editionを起動したら、「ファイル>プロジェクトを開く」で、「RoutingVisualizer.sln」を開きます。

「Content>port_list.txt」にポート番号のリストがあるので、そのポート番号(localhost)に待機しているノードにアクセスするので、要チェック。そのポートから、リモートクラスタにSSHトンネリングで転送するようにしておけば、クラスタ上で実行しておいたシステムを可視化できます(クラスタでのシステムの起動方法は、今回パス←StarBED用のスクリプトはもう使えないので、いろいろな書き換えと検証が必要なため)。

基本的には、デバッグ実行の矢印ボタンをクリックするだけで、「m」キーで画面を先に進めることができます。場所によって「e」で地図表示に切り替え可能で、右クリックを押したままカーソルを動かして視点変更です。

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