大雪の東京で「雪かき用スコップ」の代わりに大活躍した日用品とは

以前の記事でも紹介したように、雪かき用スコップ・ハンドラッセル・スノーダンプなどの「雪かき用品」が入手困難であることを紹介しました（雪かき用スコップの在庫状況）。

スコップないから雪かきできない(´=ω=｀)しかもツイッター見たらスコップ売り切れで買えないらしい…もぅどうしたらいいのかわからない…

— さとみ (@sacchan616) 2014, 2月 16

ただ、玄関前などを雪かきしないわけにもいかないことから、雪かきの道具がない人は、いろいろな代用品で対応したようです。

そこで、雪になれていない首都圏の人がどんな代用品を使って雪かきしたのかを紹介してみたいと思います。

ちりとり

除雪用品の備えのなかった家庭で、スコップの代わりに最も使われたであろう道具が「ちりとり」です。

テラモト　ダストパン２

雪掻きで使っていてチリトリが壊れ思考回路が雪に支配された嫁「こんなんだったらチリトリ買い溜めしておけばよかった」

— ステーキハウスかえで (@Assorted_fruits) 2014, 2月 16

100円均一でホウキは売っているのにチリトリが売り切れになるほどです。

光司がスコップ持ってなくて家の前の雪をプラスチックのちりとりで雪かきして、粉々のちりとりの写真送ってきたから、100均のお掃除コーナーの前で笑っちゃったわ。

— といたく (@toitaku1) 2014, 2月 16

そこら中で、ちりとりが壊されたに違いありません。

スコップ代わりにわたしの部屋の箒についてたちりとり使われてたんだけど 雪がかたすぎてバッキバキに破壊されていた

— アイネマン ゼロ (@aine_mif) 2014, 2月 16

雪の下北沢－「ちりとり」で雪かきに追われる店、早仕舞いの店も http://t.co/wAYtbYbLnD

— 下北沢経済新聞 (@shimokei) 2014, 2月 8

ただ、同じちりとりでも、100均のプラスチック製の小さなちりとりではなく、金属製の大きなちりとりであれば、スノーダンプ ライクに使えて、ちょっと頼もしそうでもあります。

色々試したけど一番使えるのはちりとりでした。笑 時間かかるけど疲れにくい。 雪も重くなってるし、女にはシャベル重すぎ！！ pic.twitter.com/fFFYy5JPrp

— ぴんく (@chanpinkman) 2014, 2月 16

バケツ

ちりとり同様、屋外で使うことが多いものなので、思いつきやすいかと思います。

マンションの前私が代用品のバケツで雪かきした！えらいすぎる！ pic.twitter.com/C10pC4HFk2

— Lisa sato (@vanilla0427) 2014, 2月 8

やる気になればバケツ単体でここまでできる、と。

フライパン

こういう、「ちりとり」とか「バケツ」ならまだわかるのですが、この記事を書いてみるきっかけになった驚きの「代用品」が「フライパン」です。

T-fal ディフューザル クローバー フライパン 27cm C04606

本当に予想外で、私はまったく思いつきませんでした。

まさかフライパンで雪かきするとは… そ の 発 想 は な か っ た

— うーまん＠のねむ (@nonemun0304) 2014, 2月 15

四角いフライパンで雪かきしてる人いたんだけどその発想はなかった

— (*'ω'ο[せいたそ]ο (@690min_s) 2014, 2月 10

スコップみたいなやつじゃなくてフライパンで除雪してる人いるんだけど(笑)

— ひびたん.＊ (@tan_hr121) 2014, 2月 16

珍しい人もいるもんだなぁ、と油断していたのですが、調べてみると、フライパンを使って除雪した人が、ものすごく多いのです。本当にビックリしました。

スコップが無い家の人が大きいフライパンで雪かきしてるのは面白かった

— サラリ子 (@rhyriko) 2014, 2月 16

隣の家の庭が窓から見えるのだけれど、溶けかけた雪のうえに焦げ付いたフライパンが２つ投げ出されてて笑った。スコップ代わりに雪かきに使ったんだろうな。

— 冬には冬のなつき (@natsukissweet) 2014, 2月 10

持ち手があって、先端に鉄板が取り付けられていて…というところはスコップに似ています。しかし、使いやすいとは思えません。

結論・フライパンは雪かきに向かない。

— 41号またはタロー (@41_memento) 2014, 2月 15

とりあえず耐久性だけ見れば、スコップ以上かも？（そうでもないらしい）

フライパンで雪かきしたらフライパン曲がった(笑)

— あのわがつま (@kensyu4649) 2014, 2月 15

それはともかく、近所の目がものすごく気になります。

ただ、実は案外使いやすいという声もあったりして、、、もうよくわかりません。

フライパンの雪かきのやりやすさを知るとフライパンって元々雪かきをするために生まれたんじゃないか？って思う

— Y (@sentouyarou1115) 2014, 2月 14

ただ間違いないのは、首都圏の各地で「フライパン片手に雪かきをしている光景」を見ることができた、ということです。びっくり。

鍋

フライパンがありなら、鍋だって、ということで鍋も使われています。

なぜみんな雪かきに 鍋とかフライパンを選ぶのか。

— こや (@aki1011k) 2014, 2月 16

まな板

キッチン用品つながりで、「まな板」という手もあったようです。そこそこ丈夫な板なら何でも良い、と。

雪かいてたらちりとりが折れた(´･ω･`) ていうか良く考えたらこれ、ちりとりじゃなくて本来はまな板だった…。 pic.twitter.com/jVuBOskthb

— 音禰 (@otone_3) 2014, 2月 8

ボール

キッチン用品は何かと便利なようで、ボールも使われています。

今日もフライパンとボールを持って雪かきに参戦した pic.twitter.com/Xm5lU3pK9q

— まさき (@unchimasaking) 2014, 2月 16

お風呂の蓋

言われてみれば、あー、そんなものもあったか、なお風呂の蓋。

今日の雪かき、いろんな人いたなー。チリトリでは私もやるけど、フライパンやお風呂のフタでやってる人いた。

— でこすずめ (@emi_deco2014) 2014, 2月 9

板と棒でスコップを手作り

これも思い浮かばなかったのですが、とりあえず「木の棒」に「板」を打ち付ければ、手作りスコップの出来上がり、ということで、手作りスコップを使っている人もいました。

昨日殉職した雪かきスコップの代わりを探しに行くも案の定売り切れだったので、在り合わせの材料で作ったった http://t.co/LOTUAcYH3L

— まんまゆーと (@MammaAiuto_MD90) 2014, 2月 16

そういう手作りな雪かきが、売り物としてお店に置いてあったら、びっくりすることでしょう。

大型ホームセンターでも雪かきスコップは品切れ。ベニヤ板と角棒で作った簡易雪かきなるものが売っているけどそんなの買わなくてもDIYで家の中で代用できるもの作れそう。

— ゲンゲン (@gen_beat) 2014, 2月 16

お菓子の缶

実際に思いつけたのがこれで、「お菓子の缶」です。何か掬おうと思ったら、思いつきやすいようです。缶なのでプラスチックのちりとりよりは耐久性が高いはず。

基本的に東京の人は大雪を想定してないので、雪かきスコップも持ってないうちが多い(うちも去年までありませんでした)。ゆえに今回のような大雪が降ると、様々なもので代用する。塵取り(経験済)、バケツ、お菓子の缶。今日は言い表す言葉が思いつかないけどあるものの入れ物でやってる人を見まし

— cafe　Koa (@cafekoa) 2014, 2月 16

木の板・金属の板

一番すぐ思いついたのがコレですが、この順番でいまさら「木の板」やら「金属の板」のことを考えてみると、フライパンのセンスの良さを感じずには居られません。

それから今日同じマンションからもう1人男の人が雪かきに参加。 家にある木の板もってきて、スコップ代わりにしたり、ブルーシートをネコ代わりにしたり。 その彼。 自分の車でもないのに、駐車場に止まっている車の上に積もった雪をよけてあげてた。

— 理子 (@ricoiro) 2014, 2月 16

バイト先雪関係ぜんぶ売り切れ～(°°)　スコップ代わりに鉄板買って行く人いた(笑)　雪かき出来るのかな…笑

— Ayu@BABYS (@fmb_ayu87) 2014, 2月 16

その他

他にも、看板やらダンボールやら、いろいろな発想があったようです。

このような代用品が大活躍だったわけですが、これを機会に、除雪用品の常備を検討してみてください。

雪かきスコップはどこも売り切れだけど、１９日にも豪雪らしいので除雪の想定をしておいたほうが良さそう。

— UME (@ume2yan) 2014, 2月 16

次のリンク先に、在庫情報をまとめています。参考にしてみてください（どんどん在庫が無くなっています）。

すぐ届く「雪かき用スコップ」を探す

ただ、2/17現在、良くて「2~3日以内に発送」ですが（@amazon）。

• マスクが売ってる場所・マスク在庫ありのお店はどこ？について（マスク売り切れ・マスクがない問題）