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アクサ生命のテレビCMを見て、「あれ?」と思い調べてみました。
目次
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アクサ生命のテレビCM「保険を超えて、守りたい。」
次の動画(公式)が、今回気になったアクサ生命*のテレビCMです。とりあえず見てみてください(*AXAと聞くとアクサダイレクト自動車保険をイメージするのですが、今回は自動車保険ではありません)。
このCMでは、「保険を超えて、守りたい。」というキャッチフレーズのもと、次のような内容が描かれています(詳細は動画でチェックしてください)。
※(2014/10/09追記)掲載していたAXA公式のCM動画が非公開になったようですが、9月30日に再アップロードされており、置き換えられていた模様です。CMがマイナーチェンジ(男の子の叫び声削除?)されたようですが、本編に大きな変更はなさそうです。次の動画が、新しくアップロードされた公式動画です。
内容概略
冒頭、子供が泣き叫んでいます。
シチューの鍋をひっくり返してしまい、思い切り脚にかかってしまったようです。
そこで「救急車がまだこない」と、アクサ生命の24時間電話健康相談サービスにお母さんが電話します。
そして、アクサの健康相談スタッフは、「衣服の上から冷やすように」と、すぐに対処法を伝えます。
その結果、大事には至らず、火傷の痕も残らなかった。
以上のような内容が、ナレーションベースで紹介されます。
また、冒頭「実話に基づいたストーリーです。」と表示されています。
119番が応急処置を教えてくれるはずでは?
ここで「あれ?」と思いました。
それは、どうして「救急車が来ない」とアクサに電話するのか、ではなくて、「応急処置は、わざわざ電話して聞くこともなく、救急車を呼んだ電話で指示されるんじゃなかったっけ?」という「あれ?」です。
つまり、このCMを見て、「119番は、応急処置の方法を教えてくれないのか?」と思うわけです。
救急車利用マニュアル(消防庁)
そこで、救急車の利用方法について、総務省消防庁のホームページにある、「救急車利用マニュアル」を見てみます。
そこには、次のように書いてあります。
救える命を救うには、応急手当が重要です。
応急手当が必要な場合は、消防本部から電話で指示されます。
救急車が到着するまではどうしても時間がかかります。
いざというときに、大切な方を救うためにも、
正しい応急手当を身につけておきましょう。
やはり、電話で教えてくれるようです。
アクサ生命のCMでは、応急手当が有効だったことを強調しているくらいで、「応急手当が必要な場合」に該当しそうです。
すると、消防本部が電話で指示してくれるはずだったのに、それをどういうわけか振りきって、アクサ生命のコールセンターに電話したという解釈になってきます。
応急手当の基礎知識(消防庁)
また、「応急手当の基礎知識」では、次のように述べられています。
119番通報が早ければ早いほど救急隊員による救命処置をより早く受けることができます。そして、その後早く病院に到着することもできます。また、119番通報を行うことで、救急隊が到着するまでの間に行わなければいけない応急手当の指導も受けることができるのです。
つまり、CMで紹介していた役割は、119番がすでに担っていることがわかります。
この消防庁の資料に基づけば、アクサ生命のCMではそのような指導がなかった、もしくは十分でなかったから火傷の痕が残るところだったけれど、アクサ生命の健康相談サービスのおかげで火傷の痕が残らずに済んだ、という内容になっています。
「気が動転して119番をかけた電話を、話を聞かずに切ってしまった」「アクサ生命のスタッフのほうを信頼していたから切った」という描写があればスムーズでした。
消防本部の人の指示に従おう
消防庁の消防車利用に関する情報をとりあえず信頼すると、119番で救急車を読んだら、応急手当など、消防本部の人の指示にしっかり従うのがよさそうです。
付録:このCMに対する反響
同じことを思っている人がいるかと思い調べてみると、みつかりました。
アクサのCM見てはモヤモヤしちゃう。
応急処置は最初に119した時に言われる筈だけどね普通。
ドヤ顔して「私の助言が人を助けた」て言われてもなぁ……
— ぷぅぷぅ (@hunter_pooh) 2014, 7月 18
アクサ生命のCM見るたび、そんなこと消防の人が教えてくれはるやろ…と思ってしまう。
— 西の方の魔女 (@nazonomajo) 2014, 7月 18
アクサ生命のCMで「熱湯による火傷の応急処置のアドバイスをした」というエピソードが語られているが、通報時に消防のオペレーターから言われてる話なのではあるまいかと…(疑問)
— ★彡Tom (@Tom_43with54) 2014, 7月 18
アクサ生命のCMで子供に熱湯がかかったとき救急車がくるまでの間に対処方を教えた(ドヤァ)ってやっているけど、それ救急車を呼んだときの電話で繋げたままにしてプロに対処法とかしっかり聞いたほうがいいところなんじゃね
— リバイブ(健全) (@ribaibu) 2014, 7月 15
また、違う観点からの、いろいろな反響が見つかりました。
アクサ生命のCM、泣き叫ぶ子供の映像で親が加入したいと思うかよ。考えた奴頭おかしいんじゃないの
— ひろ(めがねロボ) (@blackout_jp) 2014, 7月 16
アクサのCMなんかヤダ!小さな子供が熱さで「ままぁあああ!!」って泣き叫んでてちょっと衝撃が…
— みそっち◎NEXTキュウソ (@mipopo112) 2014, 7月 17
アクサ生命のCMゾッとするやめて
— さふじ (@saFujeanasis) 2014, 7月 16
アクサ生命のCM、子どもが熱湯かぶって病院より先に保険会社に電話するってよっぽどテンパってるか保険金の事しか頭にないかのどっちかですよね
— 樹齢21年 (@TatsuKeyman) 2014, 7月 16
これには「そういう考え方もあるのか、なるほど」と思いました>保険金の事。
アクサ生命のCM,再度ちゃんとみた。うん!やっぱり救急車が着かないからって生保に電話かけるってどうかしてると思う!!生保の社員もこんな電話かかってきたらビビるやろ…
— ドルリヘコ (@riheko) 2014, 7月 16
これは、誤解で、今回紹介されている健康相談サービスは、ティーペック株式会社が提供しており、保健師や看護師などの有資格者が対応します(CM内に小さい文字で表示)。
自分もあれ?って思ったら
自分も変だな、と思ったら、次のツイートをリツイートするか、このページをツイートしてみてください。
アクサ生命TVCMの違和感 http://t.co/PweKhKpxYz
— did2 (@did2memo) 2014, 7月 18
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2014年7月24日(木) 00:49
見るたびに不快になるCMですね。
絶対にAXAは契約したくない。
2014年7月25日(金) 00:50
お前に教えてもらう前に救急隊から指示が出ます!
ウソツキCMですね!( ̄□||||!!
2014年7月28日(月) 02:06
無理がある設定で違和感。シチューのシーンも鍋ごと子供にかかるなんてありえないし、気分悪くなる。このCM早くやめて欲しい
2014年7月28日(月) 10:05
見ていて腹立たしくなった!何これ!まずシチュー鍋を子供の足にかけてすぐ保険会社に電話する親は犯罪だろって思った
そして衣服の上から水をかける?そんな指示を医者でもないのにしていいのか?疑問もしもしれがどんな衣服かによっても変わると思うし赤ちゃんだったらどうする?
とにかく救急車が先でしょうが!
おもんだが…これを見て虐待している親はAXA入ってやると思うよ!
2014年8月4日(月) 17:21
https://secpc.axa.co.jp/axasite/jsp/Opinion.jsp
とうとうクレーム
消防署の方は電話口から救急車のサイレンの音を確認しています。電話を一方的に切っても絶対に切れません。指示をしたり励ましてもいただけます。なんか酷いCM。リアルスコープ見たらいいのに。横浜消防本部の活動よくわかったよ。
2014年8月6日(水) 23:30
同じ考えを持っている方がいて安心しました。
消防から適切な助言をもらえるはずですよね。
このCMを見ることにより、火傷を負ったらとにかく服の上からシャワーをかければ良いとか、怪我や具合の悪いときは保険屋さんに電話すれば良いといった誤解が生まれないかと危惧しています。どのくらい経験のある医療従事者が電話相談に乗ってくれるのかわかりませんが、確実に消防署や病院の助言の方が安心ですよね。
2014年8月7日(木) 10:48
「気が動転して119番をかけた電話を、話を聞かずに切ってしまった」CMを再現したと回答しているが可笑しい話で作り話です。119はイタズラ電話か向こう側で緊急事態か、確認します。電話を切ったと思っているのはかけた人だけです。
置いただけで回線は切れておらず、電話機が突然鳴ったり合図も鳴ります。応答が無い場合は、その後、現場確認で現地にも向かいます。
住所や名前も聞かなくても当然、現場に駆けつけます。
救急隊員が到着を確認するのも掛けている電話を通じてサイレンの音や隊員の声です。
違和感ありありのCMです。
指示は保険会社に聞くなら、タクシー代わりに救急車を呼んでいるように見えます。
書くと長々になるCMです。
2014年8月7日(木) 13:10
絶対におかしい。
119番したらアクサダイレクトに電話しなきゃいけないと、衝動にかられる。
アクサダイレクトは、やけど以外のときも当然対応してくれるんだよね?
手足がちぎれた場合とか、全身やけどとか、化学熱傷とか、腰が痛い(様々な病変が考えられる)、胸が痛い、精神疾患、急性アルコール中毒、一人暮らしのおばあちゃんに連絡が取れない、子供が痙攣発作を起こしています、のどにアメを詰まらせて動かなくなりました。等等。
当然、いいアドバイスをしてくれるなら、119番オペレーターは、通報時に「アクサダイレクトに加入してるなら、そっちへ電話してください!」と、完璧な対応をしてくれるアクサダイレクトを紹介しますよ!
前記内容を変だとアクサダイレクトが主張するなら、無責任きわまりナイ、自分本位で身勝手な保険屋と、位置づけられるでしょう。
いい加減、あのおかしげなCMやめてほしい。
2014年9月4日(木) 02:13
私の交際している女性には腹部に火傷の痕があります。
知人の娘さんには奥さんの不注意による火傷の痕があります。
衣服の上から熱湯をかぶったなら障害が残らないなんてありえない。
あのCMを見て、すでに火傷をおってしまった人や家族がどう思うか考えられない糞企業は倒産すればいいと思うよ。
2014年9月13日(土) 15:03
cmみて、は?と思ってここにきました。
指摘されているところはもちろん、違和感もったところはほかに熱湯かかった衣服をそのままの状態できせてるの?とか、言われるまで冷やそうとしないの?という点。
アクサ生命に問い合わせるまでそんなこともしなかったら遅すぎるし、まず指摘しているように救急車よぶときに応急処置聞けよ、とんでもないバカだな、と思った。美談にならないしこんなcmつくってる企業のやつもバカだなと思った。
2014年9月25日(木) 13:06
アクサは救急車は消防に要請する事を知らないようです。
消防は火事を消す事を一番の仕事にしています。
火傷に関しては専門的な知識を持っています。
火傷で救急車要請をしているのに水で冷やせ程度の指示はしないわけはありません。
「実話に基づいたストーリーです。」
というならそんな消防本部を指導してもらわなくてはなりません。
JAROに相談しましょう。
2014年9月28日(日) 23:14
あのCM見て違和感を感じている方が沢山いらっしゃるようで、安心しました。
しかしその意見にさえ「あれっ?そこなの?」って思ってしまいます。
119かける前に先ず応急処置でしょう⁇
衣服の上から高温のシチューみたいな粘度の高い液を浴びたのなら、一刻も早く脱がすのが先でしょう。
脱がすのが困難なら水を掛けるのも常識。
一刻を争う事態なのに119掛けてる場合か、、
ましてやアクサに相談してから冷やすのでは遅過ぎますけど、
2014年10月2日(木) 20:36
アクサ現場社員です。皆さんの言うことはごもっともです。社員ですけど「ありえない」と思います。
CMでは語られない部分を更にお話しますと、あのCMは終身医療保険契約者の家族なら使えるサービスなんですが、電話応対してもらうのに保険の証券番号・契約者名等、契約者確認が必要になります。
ますますもって緊急時にありえない。
馬鹿な本社老害のセンスないCMで現場も大変迷惑しております。
2014年10月2日(木) 20:53
オレサマが悪作に腐るほどメールしたから
悪作のあのCM、子供の叫び声カットしやがってんのww
悪作とか最低だわwww
↑のアホ悪作社員は悪を作らないようにww
2014年10月2日(木) 23:43
中の人も登場してるけど、現場は大変ですね。
それよりガンとかで保険が使えない高度医療も保証するって言ってる保険会社があるけど、もし重粒子線治療だとしたら出来る施設は国内に4箇所と限られて癌になる確率を含めて、下のFAQ読むと分かるけど治療してもらえるのはとんでもなく低い確率の話。
救急車やるくらいなんだから常識や倫理が通用しないのが外資の保険会社と思ってもCMに騙された人はかわいそすぎる。
保険が効かないのは基本的に治療データ取りに近いから治療してもらえる条件がキビシイと思ったほうがいい。
重粒子線治療の公式FAQ読んだら治療してもらえる条件がとんでもなくキビシイし、条件がそろって適用でもたった4箇所で年に何人治療出来るとか考えてみるとわかると思う。
http://www.hirt-japan.info/
http://www.hirt-japan.info/faq/
2014年10月3日(金) 13:39
全く同感です、初めに見た時点で問題あり、欧米では絶対に許可されないCMと痛感しました。すなわち保険加入のモチベーションを恐怖感で創造する最悪の手口です。
どれだけの視聴者が不愉快、悲痛(子供に熱湯をかける)な思いをした事でしょう。営利のためには手段は択ばないアクサには落胆しました。
またTV局の方も、何か規制を作るべきと思います。全く効かない多くのサプリメントを個人差がありますといって放映していることを含め。(米国などでは効果の実証データーがないと放送できません)